紙の本
おもしろく読みました。
2021/02/27 16:57
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
つい最近まで穂村弘さんを知りませんでした。
知った頃にとあるレビューでこの本を知りました。
仮想の世界のはずなのに、穂村さんはこれらの一つひとつを全く知らなかったのかと錯覚しそうになりました。
知らなかったのは「ほむらさん」のはずですが。
私も異次元と現実の間を行ったり来たりしながら、楽しく読みました。
紙の本
他人事じゃない
2017/03/22 11:31
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰もが一度は経験したごとがありそうなことを「人生経験値」の低い著者が体験していくエッセイ(最後は小説?)です。
終始ふわふわした文章で読んでいるこちらが面倒をみてあげたくなるような雰囲気を感じます。しかし、読み終わってふと振り返ると、自分も経験値はさほど高くない気がしてきて「そういえば、あれはやったことないな」と気づかされたりしました。
「世間は常に各人の外側にあり、どんな経験を重ねても常に世間は未知のおそろしいものだ」という解説文も納得。
紙の本
四十二歳♂
2017/10/15 19:31
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思っていたより“オジサン成分”が強くて、
それほどハマれなかった。
女性を言い表す形容詞に「美しい」を多用する人は、
どうも外見に誘導されやすそうな印象がある。
「書き手」として、
平易な言葉で綴ることと、
語彙力が足りないことは、
すこし違う。
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オチはそこかっ!?
人生の経験値が低い筆者の体験エッセイ。な つもりで読んでいたのに…
いや、まぁある意味、着実に一つ一つ経験値を上げていくという意味では確かにそうではあるのだが。。。
想像が事実だとするならば、極めて記念碑的な一冊なのだろう。
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生活といううすのろから逃げ続けて、逃げられないところまできてしまった私にはつらい本でした
逃げたくなったらまたこの本に逃げよう
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穂村さんがついに・・・!
江国さんも言っていたけど、私も一日おとうさんの
子供の会話がダイスキです。
中毒です。
こうなったら、全部読んでやるんだ!
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自称”人生経験値の極端に低い”著者が、現実を体験していく。”献血””占い””合コン””はとバス””競馬””相撲観戦””新居探し”そして”結婚”そう”結婚”まで体験してしまうのだ。
小さなことにイチイチ驚き慄く著者が可笑しい。
クスクスと笑える超私的ドキュメント。
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「実際のラインはこの辺でもいいんじゃない?」とギリギリなファウルをして審判を試してみた、的著作・・・な気がする。
笑いながらも、自分を顧みてちょうど良い痛みを感じることができそう。
さらりと読める一冊。
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嘘か真か疑いつつも、ついついのせられてしまう、穂村氏の文章。取材と言いつつ、ほむらさんを躊躇なく現実の海に突き落とすサクマさんが魅力的。
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前回読んだエッセイと同じように爆笑しながら読んでいると・・・
大どんでん返し。
そんじょそこらのスリラー映画にも勝るオチが待っていた。
穂村氏、素晴らしすぎる。
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なんだろう。面白いし好きなんだけど、最後はしてやられたというよりはあ、そうなんだ・・と一抹の寂しさを感じたことを否定できず。
これまで作者に対して自分が抱いていた安心感を奪われ、作者が実はしたたかで現実を軽やかに飛び越えている人間だということに改めて気づかされる。簡単に言うと裏切り(超一方的だけど)。
まあ本まで出せるユーメージンなんだから、当然なんだけど。
これがまさしく僕にとっての現実入門となった・・が、入門しただけで深くまで足は踏み入れず、別の本への現実逃避は続きそうなのであった。
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筆者が占いやら献血やらモデルルーム見学を初体験してそれを書いている。現実っていうが、私にも知らない世界が多々あるのだろう。
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現実がとっても怖い。そのせいで人生経験値は超低い。
そんなほむらさんにシンパシーを感じざるを得ない!
普通ならイラッとするであろう男性のロマンチックな部分も、
ほむらさんなら許せてしまうのは、そこに乙女っぽさが少なからずあるからなんだろう。
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初めての穂村さんの本。
独特の文章がとても面白い。爆笑するような本ではないが、時折「ぷっ」っと吹いてしまう文章に魅せられて一気に読んでしまった。
サクマさんいい人だなぁwホムラさんも面白いw
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文体がやはり素晴らしい。
この作者が企画もののエッセイをするっていう時点で面白かった。
個人的にはドレイのサワダの結婚式の話が読めて面白かった。椎名のエッセイに引き続き読めたね。
苦言を呈するなら、というかこれが一番、最も、すげー、不満なんだが、最後の方でエッセイをフィクションに持っていくのはなしでしょう。そうしたらこのエッセイ全てが無に帰す可能性が高い。照れくささだか創作だかしらんが、これはエッセイとして読みたかった。