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なかなか読み応えのあるノンフィクションです。本気でレールはずれた人達ってなかなかまわりにいない。こういう本からエッセンスいただけるのは刺激的。でも人間ってなんとかやっていけるんだと感心しましたw
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【内容】
著者が以前旅で出会った人々のその後を訪ねる。
メキシコ、ネパール、台湾、トルコ、タイ、中国。
各国でそれぞれの人生を築いている無名の人々の記録。
【感想】
旅行で海外に行くのと、住むのとは違う。この本には脱ニッポンしたいろんな日本人が登場するが、最初に思い描いた通りの生活ができている人の方が少ない。
何年暮らしても、日本で染み付いた価値観や気質と、各国のそれの、埋められない溝がある現実を感じずにはいられなかった。
それでも、そういうものと折り合いをつけながら暮らしている彼ら。脱ニッポンしてみたが、日本で今さら普通の生活はできない、帰れない、という縛りの中にいる皮肉を感じた。
しかし、彼らは今の暮らしを人のせいにはしないし、後悔もしていないようだった。前に進む道しか見ない姿勢は、敢えて荒波の中に飛び込んだ人たちが培った強さかもしれない。
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自分が求めてたようなことが、この本に書いてあった。
同じような人が実際日本以外の国にいるのだと思うと嬉しかった。
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人生色々だけど,落ち着くところに落ち着く。後から振り返れば,全ては繋がっている(かのように語ることも可能である)というお話。タイ,ネパール,トルコなどいろんなエピソードがあるのだけれど,やはりメヒコが一番魅力的に映るのは,自分の中の南米志向のせいなのだろう。
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有名人ではない人たちの生き方を取材したもの。
出産後にプロレスラーとして活躍している女性や、居心地がよくてメキシコで生活するようになった男性など、一般人なのだが一般的ではない生き方を選択している人々が紹介されている。
小説よりも変化にとんだ人生をみることができ、とても興味深い。大学に行って就職して、結婚して子供ができて家を買って、というストーリは当然ながらひとつもなく、こんな生き方もあるのだな、と思いにふける。彼らに空想の自分を重ねてみて、つかの間の現実逃避を行うのに最適な一冊。
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海外で、自分の居場所を見つけた人の生き方を何人か紹介している。
読んでいると、お金を貯めて、海外で生活をしてみたいと思うようになるが、
そこまで印象に残る内容はなかった。。
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異国で生活する人を追ったノンフィクション。国際結婚など。
大らかというか、目先のことを気にしない人じゃないと無理だよなー。
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様々に魅力的な人生が紹介されている。
自分の為に働く。
貧しくても生活に困らない。
玄関に鍵を掛けるようになって久しいが、東京に住むくらいなら真似したい。
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大倉直著「脱ニッポン人生」草思社(2009)
*自分は子供に幸せになってほしい。同じようにこどもも私に幸せになってほしいはずだ。それなら本当に自分がやりたいことをやるしかないではないか。あるいはこうも思う。将来、なんでもいいから子供がやりたいと思うことをやってほしい。それには私もやりたいと思うことを必死にやらなければ、子供にそう願う資格はないはずだ。
*メキシコ人については、彼らはいまの喜びを大切にしている。約束を守るよりもいまのよろこびを大切にしているから、時間に遅れても平気なんですよね。
*若い頃は成功したい、金をもうけたいという思いが強かったが、最近は、ただもうかればいい、とは考えなくなった。自分が好きな事、興味のあることと関わる仕事をしたい。