紙の本
女子高校生にも理解できるお金の本
2009/07/07 09:43
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
経営コンサルタントの著者・和仁達也が
実際に、女子高校生にお金や経済のことを教えた
課外授業が元になっている本です。
内容は、お金持ちの発想、普通の人の発想、
家計の赤字とは、決算書から経営の先行きを読む、
新聞の読み方、人との付き合い方と自己投資、
お店の儲けの見抜き方といった
他のお金関連本と似たことなのですが、
本書のキモは、「女子高校生でもわかる」という
若者向けに書かれたこと。
スターバックスの1杯のコーヒーの儲けはいったいいくらか、
お気に入りのお店の儲けはどのくらいか、
といった身近な例から、数字の出し方を教えていきます。
その数字を出すために、店を観察することや
仮説を立てることが自然に学べてしまいます。
今まで漠然と見ていたものに、俄然、興味がわいてくるでしょう。
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お金の流れの仕組みをシンプル化した、お金・経済の情報を読むための入門書。
個人・会社・国家の状態を同じ仕組みで捉える事ができ、
それを元に次何をすれば良いかという経営的な視点が身に付きます。
会計本や経済本を読む前に、まず読んでおくべき本だと思います。
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「将来性を見抜く質問」
?尊敬できる人はいますか?それはなぜですか?
?どんなものに優先的にお金を使っていますか?
?どんなことに優先的に時間を使っていますか?
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お金のブロックパズルは、わかりやすい。
会社の決算書の見方がわかり、これから店に入った時に、
この店は儲けているのか、とかを推測してみることができそうで
とても興味深い1冊だった。
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「お金」「経済」に関係する「なぜ?」を、コンサルタントが分かりやすい言葉で解説。物の値段や給料の内訳をブロック図に落とし込み、視覚化することで、お金や経済のからくりを明確に伝える。「たとえばスターバックスで300円のコーヒーを飲んだ場合、このコーヒーには原材料費と紙コップ代87円がかかっているといったことが書かれているわけです。物にはどうやってお金がかかっているか経営視点を学ぶと、お買い得な物とそうでない物が分かってきます。ビジネススキルとしても覚えておきたい考え方ですね」。ブロック図に落とし込むことで、新聞記事の企業業績からでも、その会社の経営状況が分かるようになるという。一般のビジネスパーソンでも経営分析ができるようになり、お金のセンスを身につけるのにベストな1冊だ。
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いや、これ知らないとヤバいです。
こんだけシンプルに教えてくれると、
お金の計算が苦手な僕でも、
興味がもてる。
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「世界一受けたいお金の授業」(和仁達也・著)
http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/4837923135
「世界一受けたいお金の授業」(和仁達也・著)は、
20〜40代前半のサラリーマンやOLが、ビジネスや日常生活でのお金の使い方について、
俯瞰した目線で学べる1冊です。
これは、著者が品川女子学院で女子高生向けに実際に行った、
お金の課外授業を本にしたもの。
そのため、表現は高校生目線ですが、
内容は骨太で今の時代をたくましく生き抜く知恵が満載です。
一杯のコーヒーの収支から、家計簿、会社の収支、さらには日本の国家財政まで、
パッと見てわかる「図」で説明されるので、簿記や会計を知らない人でも読めます。
これ1冊で、
◆ 苦手だと思い込んでいた「お金」や「経済」のことが簡単にわかる。
◆ 新聞記事について、知ったかぶりではなく、自分の見解を語れるようになる。
◆ レストランのオーダー待ちの10分で、「1日の儲け」をズバリ見抜ける。
◆ 将来が有望な彼氏をゲットするための知恵がつく。
◆ いつか起業を目指している人は、失敗しないチェックポイントがわかる。
などメリットも多い。
経営者が社員教育用にまとめ買いして、配っている会社もあるそうです。
詳しくは、こちらです。→ http://tinyurl.com/bum5w8
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農学部で出身で27歳の時に経営コンサルティング会社を企業したという著者の
女子高生でも理解可能なようにしたというお金の稼ぐ・使う・貯める技術について
大変わかりやく記した一冊。
実際にとある女子高での特別授業を元にしたとのこと。
独特な「お金のブロックパズル」を用いて、国や会社・個人の会計収支を
単純化して、お金の感覚を理解することができる。
会計本を読みなれている人には簡単すぎる内容かもしれないが、決算書が
未だに理解しきれない身にとっては、非常に理解の助けとなるものだった。
会計を、?売上高 ?変動費 ?固定費 ?利益 ?借金の残高 に
単純化する見方は(当たり前といえば当たり前だが)、決算書を見る上
で指針となるものと思う。
------付箋箇所------------------------------------------------
・自分の価値を上げるお金の使い方ができる人は、自分に必要かどうかを
判断するための「自分基準」をもっています。
・何万円もするものの場合、「これを欲しいな」と思ったらポストイットを
取り出して品名をメモします。
・「自分が何に価値を置いているか」を自覚していない人は、無計画に
浪費して、後で後悔したり、逆に無目的にお金を貯め込んで、
周りから「ケチ」と言われたりするのです。
・いまの時代「人が勝ちを見出せるものがつくりにくくなった」んです。
なぜなら、必要なものはすでに行き渡っていて供給過剰だから。
それで人がお金を使う場がないから、お金が市場にまわらなくなって
不景気なんです。
・「労働分配率」は。、「人件費/粗利(売り上げ-変動費)×100」
・一般論として、「労働分配率」が50%程度なら意気がいい、収益性が
高い会社といえます。
・会社は初期投資を利益から回収し、それをだしてくれた人に返す
義務があります。
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良いですよ?
今注目の品川女子学院という女子高校生向けに「お金の授業」を本にしたものなので、すごくわかりやすいです。
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お店の収益をはかるシートは 自分の中で画期的でした
自分が持っている知識を
もっと活用できるようにっと思える本でした。
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「お金」について、こんなに丁寧に説明した本は他にないかもしれない。
お金の考え方から、家計・会計にいたるまで、
図をまじえながら、わかりやすく説明されています。
子供が出来たら、この本を教科書にしてお金の教養を教えようと思います。
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経済について正直全くわかってなかった私。
ニュースで○○億円の赤字とか見ても、不況だな〜程度にしか思ってなかった。
この本は、家計→企業→国家と、ミクロ→マクロに経済がわかるよう構成されている。
難しいところはばっさりと端折って、本当に初心者向けにわかりやすくシンプルに説明しているので、私みたいな素人でもすんなりと理解できた。
*覚え書き*
お金は価値の交換ツール。
それ相応の価値を世に生み出すことで、その対価としてお金を得る。
売り上げ=変動費+粗利(固定費+利益)
粗利<固定費 になると、それは赤字ということ。
初期投資の回収がどれくらいで終わるかも、企業の経営を見る上で大切な要素。
大学生のうちに、この本に出会えてよかった。
※もともと経済に興味がある人には物足りないとは思うので、そういう人はもっと進んだものがおすすめ。
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http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090507/150738/?P=2
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こういう本が読みたかった。
何より分かりやすいです。
経済、経営の仕組みが、すんなりと理解できました。
しかも、スッと分かるため、サッと読めます。
1時間半ぐらいで、基本的なお金との付き合いが、
身につきます。
中学生や高校生、経済を毛嫌いしている人には、
とてもおススメしたいです。
(2009年 6月 32冊目)
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支出と収入のバランスを、“ブロックパズル”を用いて表現する事で、
家計はもちろんのこと、企業の経営状態や国家・地方自治体の財政状況の把握の仕方まで、
簡単明瞭に理解できるという内容。
具体的にスタバの決算書を例にとって説明を展開しているので、非常に分かりやすいです。
経済や会計に疎い私のような初心者にとって、
コーヒー1杯の値段から会社の儲けを紐解く過程はタメになりました。
今度、ブロックパズルを使って自分の家計簿でもチェックしてみようと思います。
貯蓄するにしろ、資産運用するにしろ、まずは己の財政状況を知らねば始まりませんからね。