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それほどシェイプしていない裸婦達、無表情、しぐさもそれほど女らしいものでもないけど、繊細なタッチや凛とした肌の美しさ、何か影を感じたり。女の力強さ、微妙な気持ちや危うい脆さなどが覗える。なかなか好きな画家だと思う。線の太さと細さが美しい。
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これは素晴らしいわ。
裸をかくって簡単に見えて実は奥が深い。
何しろ裸を描いていると必ずぶち当たる問題がある。
それが筋肉、骨だ。
これらはどんなに練習してもいざデッサンをすると、
なかなかうまく描けないものである。
ましてや絵となると適当に色を塗ってしまう。
この作品は裸の女性が一人一人丁寧に優しく描かれている。
萌絵とは程遠いけれど、こういうところを突き詰めると
萌絵に新たな何かを開くヒントがあるのだろうと思っている。
というか作者の筆の使い方を学びたい。
そう思わざるを得ない本なので、ぜひ読んでほしい。
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裸婦ばかりの画集で、購入するのは少し躊躇いがあったが、それでも手元に置いておきたいと思った画集。とにかく一目惚れした画集。線、筋肉、肌の質感、陰影が美しい。高塚省吾氏による着衣の女性画も、是非観てみたい。