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ページを進めるたびに熱いものが込み上げ・・・て・・・何度も何度も心の汗を拭きながら読みました。素晴らしい父と子の絆の話です
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ううむ。わたしはやっぱりホルモーや鹿男のほうがおもしろかったかな。文章はたしかにうまくなっていると思ったけれど、人間(ハッチャケたキャラの展開であるにせよ)を描く方に向かわずに、もっぱらこの大仕掛けなからくりの説明に向かっていたので、けっきょく誰に肩入れして読めばいいのかわからないまま終わってしまったという感じ。ちょっと残念。
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不思議なお話だ。このヒトの書くお話は関西人ならもっと面白いんだろうなーと思うことが多い。でもありえなくもなく楽しさもあり。09.03読了。
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豊臣家が滅亡したとされる大阪冬の陣以降、実は大阪の男たちが生き残った遺児を守り続けていた。大阪の男は自分の死を悟った時に息子に引き継いできたのだという。明治政府と大阪政府が条約を結んでいた書面も残っている。会計監査院の役人が補助金の検査にやってきてその事実を知る。大阪政府と会計監査院の対決のとき、大阪中の男が大阪城に集まる。ハチャメチャで楽しいけど、長すぎる。
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もちろん水準には達している。のだが。架空世界、その別世界が存在する世界を描くのに、しっかり分厚く描かれている範囲と、隕石でも墜ちた跡のようにボコッと黒く丸く抜けている部分が入れ子になっている印象を受ける。「事あらば集まる」その「事」と「集まる」それぞれの意味が曖昧なのが最大の原因なのではないかと思う。どちらもはっきり決まらないので、起こったときがあんまりテンション上がらないんだよな。これで直木賞獲りは難しいと思う。
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京都、奈良とくれば次は大阪。
今度は大阪を舞台に大真面目にほらを吹いてます。
会計監査院の役人が出てくるせいか、少し口調も硬い。
いたって真面目に語られる話はあり得ない話のはずなのに、読み進めるうちにまるでこちらが正しい歴史なのだと勘違いする位。
相変わらず大掛かりな仕掛けで楽しませてくれます。
ネーミングのセンスとか大阪の日常風景とか。
ばか笑いする面白さではないけれど、じわじわっとくる面白さかしら。
父と息子のつながりに重点がおかれていて、ちょっと女性はつまらないなぁと思っていたら、最後にさりげないフォローもあり。
大阪城をじっくり探検したくなりました。
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5月31日午後16時大阪の全機能停止。
鍵を握るのは3人の会計監査員と大阪育ちの少年少女。
奇想天外摩訶不思議、万城目ワールド全開。
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万城目新作。
京都・奈良に続いて舞台は大阪。
戦国時代から続く大阪の秘密とは?
大阪男子200万人が隠してきた秘密とは?
相変わらずバカバカしぃwww
私的には「鹿男」<「トヨトミ」<「ホルモー」な感じかなー。
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2009年3月26日 読了。
ファンタジー?そんな設定ありえへん、と思いながら一気に読了。エンタメ感、満載。
映像化するでしょう、これ。旭のキャスティングは難しいだろうなー。
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登場人物の名前が、歴史上の人物になぞってあり、ある程度の展開が、予想できました。
(中学生は、真田大輔と茶子。 検査官は、松平・鳥居・旭)
太閤贔屓の 大阪人気質。 反体制ながら、伝統を重んじ 情に厚い男たち。
そして それを、見て見ぬ振りをし続けたのは?
個性豊かな登場人物たち。 読み手も、大阪の商店街を 歩いているような気にさせる文章。
明かされる、衝撃的な事実と、普通の人々の 逞しさ、優しさ。
こんなお話が、本当だったら・・・
でも、ホルモー、鹿男には、 ちょっと及ばないような…
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ちょうど1週間前の土曜日の朝刊の広告で知って、すぐに買い求めて、ようやく先ほど完読しました。久しぶりの万城目ワールドです。読もうと思ってまだ読んでない人は、ここから先には進まないこと。相変わらず想像を絶する「お伽噺」には、感嘆します。よくまあ考えつくもんだ。女の子になりたい中学生とその友達の話には、『万城目も腕をあげたな〜』って感心する場面しきりでした。ミラクル鳥居もなかなかおかしいくて愉快です。ただ大阪国国民が代々延々と受け継いできた思いの根幹となる『OJOを守る』その動機が、大阪人の心根、酔狂だけでは、なんか弱すぎるなあというのが正直なところです。大阪府庁前の一触即発の鬼気を生んでいる大阪国民の思いの気高さゆえに、その動機が物足りなく感じてしまいます。でも、読み終わって、楽しいお伽噺を読んだ興奮は残ります。なんだかアイスモナカを食べたくなりました。
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このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。
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200903 大和屋書店で購入。
面白…かったけど、図書館で順番待ちしてもよかったかなぁ。。
映像化したら面白そう。
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相変わらずけったいなことを考える人だ(笑。でも、楽しくて最高のエンタテインメントです。特に関西人にはオススメ。「鹿男あをによし」に続いてTVドラマ化されるとうれしいなぁ…。関東では受けないかもしれないけど。
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役職や人名などが思い出せませんが・・・とりあえず、大阪の秘密と偉い人と中学生が交錯していろいろな思惑が絡み合う、なかなか面白い内容でした。
親子や友人や同僚など、いろいろな絆が描かれており、読みごたえもある一冊。