紙の本
ちょっと変?
2018/07/27 02:07
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人向けの発達障害の本。「ちょっと変」ですまされない人もいますが、通常の発達障害の人もふつうに生活していますよねえ。
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書き出しが、ちょっと物語的で、全体に話し言葉で書かれているので、判りやすいですね。
いきなり小難しい本を読んでも、余計混乱するし、
患者さん(の関係者さんとかも)とのやり取りがあって、
発達障害だと、どんな感じなのかが、判りやすい気がします。
学校の先生や、会社の管理職の方とかが読んでくれて、発達障害の人への理解や助け、
障害に気づくきっかけになるといいと思いました。
でも、やはり、自分はそうかも、とか、家族がそう(かも)だ、という人じゃないと、読まないだろうなぁ。
巻末に「発達障害チェックリスト」が付いてますので、
やってみて、診察受けようかなぁと、ガックリくるのも良いかもしれません。
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ノンフィクションのミステリー。
「自分自身が発達障害なのではないか?」の答えを得るための読書。
さまざまなケースにみる吹き出してしまうようなエピソード。でも当事者たちは真剣そのもの。
当人の母親がそのために不眠気味になって来院、発達障害を持つ娘の話をそうとは知らずに困惑し果てて泣きながら話したとなると、もらい泣き。
人をじっと見てにやっと笑い、唐突な質問をする男。サスペンス。
発達障害を専門とする精神科医の本、なんでしょ?
でも序文から同僚の精神科医にアスペルガー症候群の説明を受けて、質問して、自分で考えるようにといわれ、その答えが未だにでていないとは。
「・・・(前略)…私と同じように考えてみてはいかがでしょうか。」と、あるとおり、控えめな提示。事実以外は、「~と思います。」「~と推測されます。」「~でしょう。」といった調子の文末が目立つ。
PDDを押し付けることなく、理解を深めるように、わかりやすく書かれている。しかも(冒頭に書いたとおり)面白く。
折りしも、発達障害であったことから、定型発達者(世の中の大半の人間、障害の傾向が弱い/ない)には理解のできない反応をしてしまい、2年間も盗撮の濡れ衣を着せられてしまった男性の事件をニュースで報道されていた。
発達障害は、身近にある。定型発達者が発達障害を理解する必要性は大きい。
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■10のケースから発達障害を正しく理解する。
1 他人との雑談が苦痛だという驚くほど無口 な女性事務員
2 周囲の空気が読めずにかき乱してしまう男性研修医
3 アポなしでやってきて強引なトークをする男性営業マン
4 社交辞令をそのまま受け取り自宅に度々やってくる大学教授
5 相手の反応を見ずに唐突に本題を話し始めた男性会社員
6 注意されても会社にアロハシャツを着ていく女性会社員
7 会議のアポ取りなど物忘れの度が過ぎる男性銀行員
8 普通にあこがれて深く傷つき、アスペルガーを疑う女性翻訳者
9 コミュニケーションの特異さから周囲を混乱させる男性会社員
10 昼休みを返上して会社のトイレ掃除にいそしむ男性会社員
*精神科医である著者がどのように彼らと関わってきたかが事例を通して語られています。
結論から言うと発達障害圏の問題には環境調整や療育的視点で関わり、二次的障害には心理療法的視点で関わるということだろうか。しかし発達障害圏の人にはインテンシヴな心理療法は向かないという見解もある。また実際には、就職の問題などが持ち込まれることが多く、どちらかというとPSWっぽい視点のほうが有効かもしれないと思うこともしばしば。
決まってしまえば楽なんだけどなかなか面接の方向性が見えてこないっていうのが最近の難点。心理士としての在り方もかなり揺さぶられるわ。
大人のPDDの人の事例はどこかで検討したいものです。
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ずっと人間関係や、自分の不器用さトロさに悩んでいて、
仕事ができなくて転々としたり、ひきこもりをしたりを繰り返してきた
私がたどり着いた本です。
読んでみたら自分との共通項が沢山ありました。
楽にはなりませんでしたけれど。
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大きな子供のお話
大学院にもいるんです
ゲームの話ししかしない方が
発達障害だったのかと割り切ることで楽になりました
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仕事に関係ある書籍だから読んでみたら?といわれ購入。
事例を挙げて大雑把に説明されているので、最初の1冊にはよいと思うが、ある程度の知識がある人が読むと物足りない。
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発達障害って?そんな疑問を持った方が手に取りたい一冊。
いくつかの事例と共に、発育障害が分かり易く解説されています。
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「なんでアイツああなんだよ?」とムカつく奴がまわりにいるあなたにも、自身がそう言われるあなたにも、ぜひ読んでみてほしい一冊。脳機能の偏りによってそういう特徴があるだけなのです。
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わたし自身が発達紹介を疑われているので何となく手にとって少し読んで、買ってみました。
チェックリストがついてると帯に書いてあったのに気付かず、やってみたりするも結果がどこに書いてあるかわからなくて読みなおしたり……。
例示などもあるので、家族や恋人、友人たちにも読んでもらえたら、と思う一冊でした。
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とても読みやすい。自分がみんなのように上手く立ち回れない理由がわかった。でもどうすればいいのか。理解者&支援者を職場で見つけるのは難しいな…
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発達障害の人が、社会生活をしていくのに、どれだけしんどいか、また周囲の理解が本人にとって非常に重要であること書かれている。
文章も平易でわかりやすい。
具体例も実際に、精神科医である著者のところに相談しに来たケースを取り上げており、身近な例として理解できる。
基本的なことはすべて押さえているので、知識を得る上ではとても良い。
良書。
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ちょっと”変わった”あの人。実は発達障害かも知れない。ちょっと”変わった”あの人を知る為の本。読み易い文章でした。
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子どもの発達障害ばかりが注目される中で、大人に焦点を当ててもらえるとほっとする。これを読めば、周囲の変わった人に対する意識が変わるかもしれない。是非読んで欲しい。
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脳のメカニズム等の専門的な内容は殆ど無く、外側からの「見た感じ」で分かりやすく解説されています。具体例が多いので、まだあまり知識のない人が発達障害についてざっくり知るのに良いと思います。