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紙の本

戦前は家庭が平和な人は作家になれなかったのか

2019/01/28 11:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

永井荷風や徳田秋声の研究家でもあった作者の短編集。随筆に近い私小説から、「少女」のような誘拐犯の話まで範囲は広い。戦前のちょっと普通ではない家族をテーマにした作品、戦前の作家たちは私小説でよく描く世界だが、「戦前は家庭が平和な人は作家になれなかったのか」と思えるくらいなのだが、何回読んでもあきない。ここに収められている「耳のなかの風の声」も微妙な関係の父と子がテーマなのだが、悲しさ儚さやるせなさが作品の中に漂い続ける。紀州への旅を題材にした「なぎの葉考」に登場する若い主人公の友人というのは、中上健次氏のことだと解説を読んでわかった。あの人なら新宮に子分がたくさんいるはずだ

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