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特別フェミニストだという自覚はありませんが、都合よく美人で、都合よくミステリアスで、都合よく奔放な女性像に二の腕かゆくなりました。深く読み込もうという努力は早々に放棄、だったら読むなと思いつつも貧乏根性で最後まで読んだような状況です。一編だけ「いつもの彼女、別な彼」だけは恋人と、結婚後の姿を想像できる女性と、という対比が面白かったです。
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ええーー、片岡義男の小説ってこんなだったっけ???片岡義男といえば、わたしのなかでは、スタイリッシュで現代的でさわやか、ってイメージだったのだけれど、この選集に入ってる作品ってば、売春、ストリップ、強姦、スナック、飲み屋、のオンパレード?みたいで、正直言って、なんだかすごくイメージダウンでがっかり(ごめんなさい)。北上次郎氏が選者だから???わたしの抱いていたイメージがまちがってる?わたしは高校時代に片岡義男にハマって角川文庫の赤い背をの本をせっせと読んだクチ。それぞれがどんな内容だったかはもうまったく忘れているのだけれど、どの話でも、女性が自立していて、ひとりで楽しむことを知っていて、かっこよくて、でもチャーミングなところがあって。すごくあこがれた。恋愛もべたべたしてなくて。そういう話ばかり選んで読んでいたのかもしれないけれど。ひとつよく覚えている場面があって、とある女性が特に目的もなく、ひとりで車を運転して高速道路を走り、サービスエリアでコーヒーを飲む、みたいな。で、雨が降ってきたような。で、どういう関係だったか忘れたけど、男性があらわれて、車に戻ることになるのだけれど、どしゃぶりのなか、女性が車を停めた場所がわからなくなってて。男性はその女性のことをかわいいと思うという。記憶がすごくあやふやだけど。この話のタイトルってなんだろう。こういう話が読みたかったんだけどなー。
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最後の「箱根ターンパイクおいてけぼり」が良い。これだけ中編。やや長め。男と女の不思議なテイストの作品集。ありきたりなラブストーリィじゃないんでご注意。