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肛門期のくだりが ものすごくおもしろかったので 妻に読ませたらば 正に数時間前 7歳と2歳の息子に対し おなじようなことをやっていたというこの事実
おなじようなこと というのは おしりじゃなくておっぱいだったってことと エレベーターじゃなくておうちだったということ
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やっぱり本を書ける人って世の中の見方が違うんですかね。ぼんやり生きてないんだなって感じがすごくしました。
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うすぼんやりと思っていたことや、考えていたことが、彼女の言葉で縁取られ、はっきりとした形となって私の喉にやってきます。何故喉なのでしょうか。クッキーから連想したのかもしれませんし、ただ単に今お腹が空いているからなのかもしれませんが、理解しようとすることを脳味噌ではなく喉で行おうとする気がするエッセイなのです。食べ物の話ではありませんでした。クッキーはざくざく音を立てて食べるのが好きなので、この本もざくざく音を立てて読みました。とっても美味しい一冊です。
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色々な文章があるけれど、とくに詩を書いているときはうれしくて、くすくすと笑ってしまう。たとえば、世界クッキー、なはんて書いてみると「うふふ、世界のほうも、クッキーのほうも、ここで隣あわせになるなんてことは、夢にも思ってなかったはず」とたまらない喜びがこみあげて、えいえいと、何度だって書いてしまう。
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「境目について」が好きです。
川上未映子の書くものは好きです。
この作品は短編を集めたもの。重複する箇所もあるのが残念ですが
あの時、こんなことを考えていたんだーが詰まっている本です。
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ずっと前に買ってはいたのですがなんだかんだで読まずにいて、寝付けないある晩に一気読みしました。
まず、装丁が可愛らしい。表紙はもちろん、中表紙(っていうの?)も綺麗で読む前から心がうきうき弾みました。
私は昔から人の話を聞くのが好きなのですが、この本を読んでいると実際に川上さんに「会って」色々話を聞いているような気持ちになりました。口語体で書かれてるから一層「会ってる」みたいな感じ。
この「会う」「会わない」という行為の話もこのエッセイに書かれていて「会う」という言葉ひとつだけでも彼女の哲学を感じ、言葉の不確実性や不確定性について改めて思いを巡らせたりしました。
特に気に入ったエッセイ・・・
「わたしを泣かせる小発見」
「春の具体」
「象の背中にのってみれば」
「有無にじりじり」
あと、前に読んだ「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」のタイトルや「先端」という言葉の意味を知れて良かったです。
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装丁とタイトルが気になって手に取った1冊
とっても不思議な感性の人なんだなぁ
私が、というかほとんどの人が考えたこともないような
この世界に対する根本的な疑問とか、
誰も気にも留めないような些細なことに対して
考えたことをつれづれと書いているというか
文章のリズムやなんかはまるで古文を読んでるかのよう
実際ちょっと読みにくいけど、この内容を綴るには
この文体が似合っているような気がする
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芥川賞作品は未だ読まずに、ヘヴンで気に入り本作を。エッセイの寄せ集めですが、文章に勢いがあっていいですよ。短い一作「慣れてこそ」がお気に入り。しかし、試しに自分で打ってみたら、う〜ん、確かに悪文です。
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ワタクシはブログも同時進行で書いているのですが、
そのブログに昨年の今頃に書いていたのです。
図書館で川上未映子さんの本を2冊借りてくる。
『世界クッキー』(エッセイ集)
『先端で、さすわ、さされるわ、そらええわ』(詩集)
小説以外から入っていく。
ここは、どこだ!
若さは、つらく、イトシイ。
粗削りのバンド演奏の中に何か見出したような・・・
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自分の人生の局面を左右する出来事や決心の多くは、いつまでもきっと自分の想像を少し超えたところからやってきて、まるで事故に遭うように出会ってしまい、巻き込まれてしまうものです。⇒なるほど!
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普段私が気付かない感覚的なことや日々の出来事を、筆者の独特な言葉で表現しているエッセイ。別々に描いたものを1つにまとめたものなので、ちょっと読みづらかった。文章の書き方も独特でそれもスラスラ読めなかった要因かも。
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表紙に惹かれて借りたけど、内容と表紙がよく合ってる(笑)
どこか妖精みたいな(笑)ふわふわした考え方と文体だけど、とっても真摯に文学に向き合ってる作者が伝わってくる。
私が今やっている仕事に、こんなに情熱をもって行えているだろうか。
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普段は滅多に読まないエッセー。共感半分、不思議な人だなあという印象が半分、でも最後まで読み進めたってことは面白かったのかな。
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文章のリズムが心地よい。
読後にそのまま昼寝をしたら、
夢の中で懐かしい人たちにたくさん会えた。
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エッセイのほうが、小説より、すきかも。
感覚が、遠くなくて、痒い所に手が届く、的な、そんな感じ。