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[2010.1.1]京介、蒼、深春が一緒にいる時期の話。神代教授のルーツにも広がっていて、本編ではさらっとしか出てこない実家の煎餅屋が登場します。なんでもかんでも人に語って聞かせたい人が多い中、思い出を自分の心の中にだけに大切に仕舞っておける恋がとっても素敵だった。
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読書日記。
建築探偵シリーズで脇として登場している神代教授のお話。
二つの話が入っている。
最初は、教授の友人が、一人で行きたいないほど恐れているらしい、桜咲き乱れる館への来訪。
次は3つのできごとがひとつに集約していく物語。神代教授の「家族の肖像」が明かされる。
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神代先生への愛と蒼ちゃんへの愛で☆五つ。
ミステリではなく、「読み物」としては良いと思います(褒めてない)。
だって、京介が便利屋みたくチョチョイと解決しちゃうんだも。
先生が嫁にもらってくださるなら、喜んで嫁ぎたいくらいいい男だ。と腹の底から思います。シスコンだけどな…。
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ミステリーだけどミステリーぽくないようなカンジ
神代教授シリーズは知らないので他のも読んで
みたい。
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建築探偵シリーズ番外編。神代宗教授が主人公。図書館で見かけて読んだが第二弾のようなので最初のも読んでみようと思う。
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神代教授シリーズの短編……というか短編連作なのかな?
ミステリものの1冊なんだけど人情噺である。
建築探偵シリーズから独立した作品として読むには少々キャラ愛が強いけれど、建築探偵シリーズが好きならば懐かしい雰囲気である。
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W大教授・神代宗が同僚に伴われて訪れた、古めかしい洋館、「桜館」。同僚は館に住む三人の老女を魔女と呼んで恐れ嫌うが、その想いがどこから来るのか彼自身説明出来ない。老女たちの思惑を垣間見せながら、花見の宴は過去をなぞるように進み、神代らの困惑は深まるばかり。そのとき館の内から悲鳴が聞こえ―(表題作)。神代の亡き母の秘められた過去がよみがえる「花の形見に」。謎解きの味わい深い、繊細な煌めきを放つ力作中編ミステリ二編を収録した、“建築探偵”桜井京介の恩師・神代教授の事件簿第二弾(「BOOK」データベースより)
男性のロマンチシズムってヤツが苦手なので、今回のお話はちょっとひねくれた視線で読んでしまったかも。
「花の形見に」で、謎の発端となった歌の中に○○(ネタバレにつきふせます)が組み込まれていたっていうのも・・・、センチメンタルすぎて最後の最後でなんだか萎えてしまった・・・。
そして相変わらず出てくるキャラが濃いですね。漫画のようだ。
京介シリーズの方も合わせて読み続けてきたけど、ちょっとこういうキャラ&展開にも飽きがきてきたなぁ。
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神代教授サイドストーリー
巻き込まれながら日常の謎や
意外な過去の出自
チョロチョロする3人が
物語を楽しくしますね~
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「桜の園」神代教授の同僚大島の誘いで小児科医達のと古びた洋館を訪れる
もって回った設定と大したことのない謎だが、洋館の佇まいなんかが好きならそれなりに楽しめるかな
「花の形見に」桜の後の夏の話。神代教授に立て続けに3件の謎解き依頼。結局見破ったのは京介だが、日常の謎なんだから仕方がないかな。神代教授の思わぬ家系が分かる仕組み。
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シリーズ2作目。
主人公の神代は頭がキレない訳ではないけど、名探偵でもない。実質的な探偵役は、脇役の辰野や京介。それでも、色んな人が神代のところへ相談事を持ち込むのは、彼の性格ゆえか。
いかにも江戸っ子のべらんめえ口調、口は悪いけれどお人好しで、何だかんだで面倒見がいい。そんな人情味あふれるキャラが、昭和感たっぷりで面白い。
表題作も良かったけれど、「花の形見に」のほうが好み。
神代の元に持ち込まれた3つの事件(うち2つは事件とも言えないような事件だけど)。バラバラに見えた事件が綺麗に繋がっていき、奇妙な縁が浮かび上がる。
他のシリーズのスピンオフなので、やっぱり他のメンバーのキャラがいまいち掴めない。でも、蒼がかわいい。