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村上龍をちょっと読んでみようということで。デビュー作。
ドラックとセックス。もうそればっかり。あと米軍基地。
どんだけ薬漬けなんだよ。1976年出版だけど、当時がそこまで荒れていたのか?
文章がいかにも文学的で読みづらく、全編的にドラックやりすぎで
全く実感が湧かない。まぁでも芥川賞作品らしい。
小説なのに読むのが疲れた。
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いやはや
壮絶な世界ですよ
なんつーか
なんつーか
見たままを伝える
そして
見たままを伝えながら傷ついている
って
レビューを読んで
気がついたけど
こんな世界観は
ないよなぁ
でも
現代社会
人は心の中に
人と接するだけじゃ
見えないようなものが
沢山あると思う
それを隠すのを苦しいし
でも
出すのは恥ずかしいし
ねー
心に毒を
貯めぬように
生きたいですね
まじで
なんも意識しなかったら
どんどんたまるよ
関係ないかもしれないけど
さっきテレビ番組で
物まね芸人が出ててね
司会の人が
「~~さんはどう思いますか??」
ってふるの
それに対して
「☆★☆」
みたいな感じでモノマネして
それを
笑っている
観客
芸能人
そして
視聴者
なんか
変な感じがしたよ
おぇー
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村上龍の独特な言葉遣い―主に会話部分に現れる、伝えるというよりは「漂う」とでもいうような文法の不成立にまだ慣れないが、なるほどこういう作家なのか。
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村上龍、23歳のデビュー作。
drug & sex & rock'n'roll を体現する若者達のお話。
痛い、苦い、臭い、面白くもない、無意味な今、
混沌とした時期、状況をただ無垢に見つめ受け入れる。
そんな、限りなく透明に近いブルーな若造の生活を淡々とつづられた内容。
臭いや感覚の描写がナマナマしくも、ストレートに感じ取れる表現力は秀逸。
混沌とした、楽しくも悪くもない「場」を追体験してしまう程の描写力。
全く違うが、本質の似た体験を経過して大人になった自身に対し、
「若い」とは何か、
「成長」とは何か、
「大人になる」とは何か、
様々なテーマを考察を与えてくれた、素晴らしい小説。
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最初なかなか読み進まなくて少し忘れていたこの本。でも一日で読めてしまった。内容自体はまったく遠い世界、薬でセックスで、怖くてあまり好きではなかった。でもはっとする表現がたくさんあって、この人の作る話を他も読んでみたいと思った。
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本当はお父さんに叱られたいのに、
お父さんの前から逃げ出してしまう感じの人らが
ハーフとか外国人とつるんで薬とセックスで目茶苦茶やる
彼らのためにパーティーを開く主人公はどこか醒めていて
心の中に宮殿を建設したりしている
いっそ身を滅ぼすとこまでいけよと思うのだが
そうはならないのがエンタメと純文学の違いであるたぶん
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描写の執拗さと、異様な光景の只中に落とされたような臨場感はすごい。ただストーリーの意味が分からず、寓意的なものも読み取れなかった。
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目を背けたい世界のオンパレードで、最後まで読めなかった。
理由がよく分からなくて、作者のせいにしようとしてた。
巻末の綿矢りさの解説ですべてが腑に落ちた。作者のテレパシーにやられたのだと。この本を読める日がくるのだろうか。
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村上龍のデビュー作で、芥川賞を受賞した作品として有名ですが、読む前にそれなりの覚悟が必要です...
主人公のリュウ(どうやら著者本人らしい)は、横田基地の米軍兵に日本人女性をあてがい、乱交パーティーを開いて報酬を得ながら、自らもドラッグまみれの自虐的性行為と快楽に溺れる訳ですが、
出だしから中盤までエログロい乱交描写が永遠と続きます
挑戦的とも取れる執筆スタイルは賛否両論あると思いますが、終始気持ち悪く、体液・悪臭・嘔吐がリアルに描かれる程、腐った人間性の欠片もないアホジャンキー達の物語と向き合わなければなりません...
ヒッピームーブメントとか治外法権的な地に蔓延るドラッグと喪失感は世代が違うので、共感出来るものではないですが、
いわゆる「やり部屋」や、反社会性の中でもがき苦しみ、自分自身の本質を見失う逃避行しか選択肢を見出だせない人は世の中にはリアルに存在するんでしょうね
わざととは思いますが、冒頭から詳細な人物描写がないまま、次々と登場人物が現れ、繰り広げられる会話の中にそれぞれの境遇、感情、容姿に関わる表現がまぶされていて、ドラックとセックスと暴力が繰り返される中でそれを読み取らないといけないので、
ちょっと気を抜くと、誰が誰だかわかんなくなります...
多分、エログロ好きな方やアウトロー的な方にとってはバイブルの様な一冊なんでしょう。特に『起』も『結』もないので、ストーリー性に期待せず読んだ方が良いです。
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はじめてこれを読んだのは、まだ童貞だった高校1年の頃。
その頃に比べたら大人になったので、改めて読んでみることに。
なにかこう言葉が迫ってくるような迫力がある。映画を見ているようで、嫌悪感すら出てくる場面もある。
でも、この作品を理解出来るようになるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
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村上龍のデビュー作。臨場感あふれる筆致で、薬物や暴力にあふれる日常をありのまま見つめる主人公の視点から描く。
ストーリーよりも、読者に的確なイメージを持たせる文章力が素晴らしいと思った。
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あぁきつかった、本を読むことってこんなに吐き気がすることなんだって。
解説で綿矢りささんが言うように、文書表現から描写と匂いと吐き気がテレパシーとなって読み手に伝わってくる、これが村上龍の才能なんだとのこと。
横田基地内に住む数人の男女が終始、パーティと称しドラッグ、セックス、暴力を繰り広げていく、それを主人公であるリュウが淡々と傍観者のように見ている。
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村上龍の生々しくも淡々とした描写は処女作から発揮されている。テーマとしては、コインロッカーベイビーズのほうが好きだけれど。
村上龍の小説は2作目で、彼の描く世界観がわかってきた感じがする。
話が逸れるけれど、綿矢りさの解説が秀逸だ。確かに読者は、リュウの心が傷ついていく様を、自分の心も傷つくことによって体験していく。個人的には、自分がそれを防御しようとしたのか、あまり感情移入しきれなかった。リュウたちを観察している感じで。
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村上龍さんを初めて読んだけど、アクが強い。
見たこともない、決してかかわることのない世界なのに表現がリアルに映像を想像させるところがすごい。
まあ、それはそれは気持ちの悪い感じがドロドロと。
気分が悪くなるくらいにドロドロと。
においまで感じるくらいドロドロと。
そのドロドロとしている文章が想像力をかきたてるのか、最後の色はとってもキレイだ。
ちょっとこの手の話は病みそう。
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読み終わるのにかなり時間がかかったが、何を意図して描かれた物語なのか結局さっぱりわからなかった。
なんというか、本当にデタラメな作品だが新鮮な印象だった。