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昔の日本。つい最近までオムツなんかシメて子供を育てるのは稀だった。子供が出来て、そんな話を義母から聞いて目からウロコ。私もそれに習おうと思っていたら、このような本を見つけました。タイムリーだわ。
この本の著者はアジア系アメリカ人。只今、日本に在住。4人の子供を育ててます。
アメリカ的感覚のオムツなし育児の話ですが、今の日本人にはかえって解りやすいかも。
布オムツで育児する方には、とても為になり且つ汚れたオムツ洗濯の軽減に役立つ内容です。
もちろん紙オムツ派のご家庭には経済的潤いを…
そして、ゆくゆく来るであろうトイレトレーニングに悩まないヒント満載です。
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ワタシもやってみたいなぁ、おむつなし。
と思って読んでみた。
読むとやる気がわいてくるけれど、これからの季節尻が冷えそうなのでどうしよう。
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さっそくおむつなし育児実践中。これはおもしろい。
抱っこひもの中で突然動き出す(暴れる?)のは、うんちがしたいからだった!!納得。
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私たちは、ご丁寧にも、もともとおむつの外でおしっこやうんちをしたい赤ちゃんに、おむつで排泄することを学ばせ、それから数年後、おむつで排泄することに慣れきった赤ちゃんにトイレット・トレーニングをするという二重のまどろっこしいことをしていたみたい。納得。
実践の手引きとして、月齢毎に、いろいろ参考になることが書いてあるのがいい。
ただ、アメリカで出版された本なので、少しだけズレがある。ので☆ひとつマイナス。
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新聞で紹介された記事で知った。
おむつなしというのは、やれば出来ると思う。
赤ちゃんの排泄はたいがい2~3時間おきのおっぱいの前後なわけだから
それとワンセットなら分かる、はず……
紙おむつメーカーは、立ったら歩きやすいこちらの商品を、
とかやっているけど、そんな必要ないんだな、と。
宣伝に踊らされること無く、子どもを見てればよいんだな、と。
三砂先生の著書、関連書ではいつも、カラダを感じて信じること、そうすれば出来る、と書いてある。
以前の「昔の女性はできていた」から自分でも排血コントロールなんとかやってる経験上、大丈夫と思う。
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一歳4カ月になり、そろそろトイレトレーニングのことも
ママ友の間で話題になってきた。
おむつなし育児は実践できなかったけど、
この本の考え方が役に立つときがきそうな気がして購入。
あったかくなったら、ちょっと試してみたい。
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私のハテナに答えてくれる一冊でした。
「おむつなし育児」といっても、全くおむつをしない子育てというわけではありません。
赤ちゃんの排泄サインや、パターンを感じ取ったり読み取ったりして
なるべくおむつの外(おまるやトイレなど)でオシッコ、ウンチをさせる育児のことです。
忙しくてそれどころではない時は、一日一回だけ
トイレでするのも良し。
夜だけ、おむつをするのも良し。
なるほど!と思ったのは、
赤ちゃんは生まれつき、おむつに排泄したいわけではない、ということ。
自分の排泄物が体に付いた状態は、自然なことでも快適なことでもありません。
だから、新生児の赤ちゃんは、おむつを交換しようと
おむつを開けた途端、ぴゅーっとオシッコを飛ばしたりします。
でも、おむつに慣れてくると、だんだんそういうことは無くなるそうです。
そして、いったん排泄はおむつにするもの、という習慣ができてから
2歳や3歳になってトイレとレーニングをすることになります。
(この本の著者は韓国系アメリカ人ですが、
アメリカの平均トイレトレーニングの時期は3歳で、これは過去最高年齢だそうです。)
赤ちゃんは生まれてから数年の間に、二回も排泄に関する習慣を
変えなければいけないのです。
元々、紙おむつは補佐的に使って、基本は布にしてみよう!
と思っていたけれど、布おむつはお洗濯が大変かな~とも思っていたので、
おむつなし育児がちょっとづつでもできるようになれば
紙おむつを減らしてエコ。布も減らして洗濯ラクチン。
そして何より、子供の排泄サインがわかるようになったら、
楽しいと思いません?
どんな育児方法であれ、なかなか、そんなに簡単にいくとは思いませんが、
とても興味深い一冊でした。
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出産・育児関係の本は一時的なものだから,図書館で借りることにする。図書館で育児関係の棚を見ていたときに,ふと目に付いたのが本書。その時はまだ妊娠中期で,まだ早いかなあと思いながらもペラペラ。ほー,と思いながらもそのまま借りずに書棚に戻した。その後,だんだん予定日が近づくに連れ,わが家でも布おむつの準備を始めているわけですが,おむつの問題は思っていた以上に大変だということを知る。新生児は1日に10~20回も排泄があり,しかも知人のお子さんでも3歳すぎてもおむつは外れていないのだ。まあ,それは常識なんだけど,紙おむつだったら大量の廃棄物が,もちろん布おむつでも大量の水と洗剤,そしてわれわれの労働力を費やす必要があるということを身にしみるようになった。
そこで思い出したのが,本書のタイトルである「おむつなし育児」。そういえば,夫婦で国分寺のカフェスローにランチを食べに行ったときにもそんな話があったように思い出した。そう,カフェスローはNPO法人「自然育児友の会」の重要な拠点になっていて,一角ではそのNPO関連のショップも併設されていた。そう,本書は韓国系アメリカ人によるおむつなし育児の啓蒙書だが,日本でもその動きはかなり浸透してきたらしい。
さて本書の内容だが,まずおむつなし育児とはおむつを全く使わないことではないし,いわゆるトイレ・トレーニングのハウツー本でもない。副題に書いてあるが,重要なのは赤ちゃんとのコミュニケーション。おむつなし育児とセットになって使われる用語が「排泄コミュニケーション」。そう,言葉を学ぶ前の赤ちゃんとのコミュニケーションはいくつかある。その重要なのが食べることと寝ること。赤ちゃんがお母さんの腕の中で泣いた時,お乳が欲しいのか,眠いのか。もちろん,それに加えておむつが濡れているのか,というのもあると思う。赤ちゃんが泣いたり,手足を動かしたり,そういう挙動から,その子が何をしたいのかを読み取って,世話をする。それこそが親子のコミュニケーションである。おむつ育児の場合には,排泄コミュニケーションは事後的なものである。紙おむつが段々進化し,吸収力や通気性が抜群になってきたが,その一方でその弊害も叫ばれている。おむつなし育児はまだそれほど定着していないかもしれないが,この時代にあえて布おむつにこだわる人たちも多い。それは単なる廃棄物を減らすという環境主義的な関心だけではなく,排泄をしても赤ちゃんが快適であると,自分が排泄したことを認識できずに成長してしまい,おむつが外れるのが遅くなるというのが認識されてきたからだ。だから,あえて布おむつで自分が汚物で不快であるということを赤ちゃんに認識させるという目的がある。
しかし,それもやはり事後的なものである。本書の主張はちょっと発想を転換し,生まれたての赤ちゃんだって,自分がおしっこがしたいとかうんちがしたいとかを事前に判断できる,そしてその判断を言葉以外の表現を使って親に伝えることができる能力を有している,という前提に立つ。むしろ,この生まれ持っての能力は,長期間のおむつ使用によって失われてしまうと考えている。おむつ育児によっ���赤ちゃんは「おむつのなかに排泄することを覚える」のだという。だから,一度覚えたおむつへの排泄を,再び3歳になる頃におまるやトイレへの排泄へと教育しなおすということになる。その期間に紙おむつであれば大量の廃棄が,と先ほど述べたようなこと。
確かに,おむつなし育児は手がかかります。しかし,それは日に10回ものおむつ替えの労力と代わらないもので,しかもおむつなし育児は常に赤ちゃんと向かい合って,その子が何を欲しているのかを読み取ることだから,機械的なおむつ交換と違って,親子の結びつきを強める行為だという。
おむつなし育児は全くおむつを使わないわけではない。もちろん,そういうあり方もあるが,1日に1回,おむつをはずす時間を設けること。あるいは1日に1回,おまるやトイレに赤ちゃんを「ささげて」,「シーシー」と合図をする。あるいは,おむつを外してお知りの下に敷き,赤ちゃんが排泄する様子を観察し,排泄前にどんな兆候があるのか,あるいは起きたばかりや授乳後など,排泄しやすいタイミングを知ること。そうして,赤ちゃんの排泄について親が観察し,また人間の排泄について赤ちゃんによく説明すること。排泄物で体を汚すことが不快で,おむつの外に排泄できた時に快適なことを教えること。排泄の後の赤ちゃんの気持ちよい表情をみて,親が喜ぶこと。そんなことが,魅力的に本書では語られています。なので,おむつなし育児は片意地張ってやるものではなく,赤ちゃんとより深く接する術として理解することがよいようです。もちろん,順調に行けばおむつなし育児によって,おむつを使わずに済む時期は1歳前後と,非常に早まることもありますが,やはり3歳前後まで完全には外れないこともあるようです。なので,おむつ代をケチろうとか,布おむつの選択の労力が省けるとかというのは,おむつなし育児で必ず伴うものではないし,おむつなし育児も前進後退を繰り返す可能性も十分にあるということです。まあ,ともかく気軽に取り組んで欲しいということと,たとえ失敗したとしても(本当は失敗にめげずに気長に続けることが大切なのですが),無駄なことは何もなく,それが後のトイレ・トレーニングに活きてくることもある,とのこと。
最後に本書の難点も少し。本書は啓蒙書ですから,分かりやすさが第一です。そして,米国特有の書き方というのでしょうか。非常にくどいです。おむつなし育児はいつでも始められるということを売りにしていますから,本書はおむつなしを始めようという時期ごとに章が分かれています。「生後~3ヶ月」,「3~8ヶ月」,「8~12ヶ月」,「12~24ヶ月」,そして最後に「おむつからの卒業」といった具合に。なので,読者は自分に該当するところを読めばよいのですが,まあ私は通して読んだわけです。なので,非常に繰り返しが多い。しかも,意外に具体的な記述が少ないです。そして,グッズの紹介も米国で主流なものが中心でちょっとイメージしにくいですね。
まあ,ともかく授乳というのは母親にしかできないことですから,おむつなし育児に懐疑的な妻が見ていない隙に,密かに父子間の排泄コミュニケーションを楽しもうと思っています。
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目からうろこ。
環境問題を考えるなら、布とか紙とかという次元ではなく、
おむつなし育児だなと思った。
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おむつなし育児は、赤ちゃんの自然な排泄欲に応えてあげ、なるべくおむつの外(オマルやトイレ等)でオシッコやウンチをさせる育児のこと。
是非、おむつなし育児を試してみたいと思い、早速おまるを購入。
10ヶ月の息子とトライしてみます。無理せず、おむつも使いつつ、まずは、『時々』、実践していきたいです。そのうち『パートタイム』→『フルタイム』に移行できたらいいな。
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おむつなし育児はコミュニケーションなんだなと思った。
赤ちゃんの表情を見る、理解しようとする姿勢が生まれる。
パートタイムでおむつなし(日中の大半は紙おむつ)をやっているけど
1か月でキャッチできた時はしばらくおまるのウンチを眺めてた。びっくりして・・・
今5か月になるけど朝イチとウンチのときはキャッチするように心がけてます。いっちょまえに「う~ん」と気張るのがとてもかわいいです。
絶対って感じで30分ごとに連れて行くよりは表情を見ながら、どんな時に排泄するのかなって研究してます。
うちの子は抱っこのときや夜よく寝てる時はおしっこしません。だから本格的にするときには朝イチ、おっぱいの後が成功率たかいかな。紙おむつ派なのでパンツ型にしたらやりやすくなるかな・・・
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すごくおもしろかった。三砂さんの本と合わせて読んでみた。こちらのほうが実際的だが、難点はほとんど字だけなので、ちょっと感覚的につかみにくいっていうことかな。でも情報量はすごくあるし、読みやすいのでいいのだが。すっぽんぽんで育てるのはさすがにちょっと大変なので、おむつがえのタイミングなどにおまるに「シーシー」とか「うーんうーん」といって捧げてみようかな、と思っている。
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親にとって無理なく、好きな時間から、いつからでも始められる、という書き方なので、取り組みやすい。
月齢ごとに様子やコツが書かれているのが参考になる。
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赤ちゃんはおむつをさせるのが普通だと思っていたので、初めて「おむつなし育児」という言葉を聞いたときは驚きでした。しかし、この本を読んでいくうちに意識が変わりました。
あらゆる動物にとって、自分の排泄物が体にくっついていることは気分の良いものではない。本来おむつをしていないことの方が自然なことなのである。それもそうだと。
ただし、親にも親の都合がある。全くおむつを使わないのはなかなか厳しい。だから、この本で提唱されている「おむつなし育児」とは、全くおむつを使わない育児ではない。できる限り自然に排泄をさせてあげて、子ども自身の排泄管理能力を早いうちから養ってあげようという試みなのでした。
親の都合と子供の自然な排泄の折衷案というところでしょうか。
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おむつなし育児の決定版。本書は赤ちゃんにトイレやおまるなどおむつの外で排泄をさせる育児方法の最も丁寧な説明書。よくまとまっているおむつなし育児の本の中では、かなり古い方で2009年の発行だが、その中身は人間の排泄という恒久的な内容なので、2023年現在でも十二分に参考になる。実用的なノウハウ以外にも、たくさんの親たちの経験談や、筆者自身の考え方などがやさしく語られていて、読者の心に寄り添ってくれる感じもとても良い。このテーマの本に関して本書の右に出るものはないと思える。