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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の家族から自分の事だけを忘れられた、ましてや親に忘れられた子どもはいくら仕方ない事と思っても傷つき、本当の意味での親子関係が築けるのだろうか
家族の記憶を無くしたものが築く絆はどういったものになるんだろう
あまりに重い展開に気軽に楽しめる気分じゃなくなってしまっった
これからの主人公に明るい未来は訪れるんだろうか?
いくら恋愛で満たされても16歳の少年にはまだ家族の愛情は必要だと思う、亡くなったのならいざ知らず生きて自分以外は普通に暮らしている状態で・・・
これで気分を新たに恋愛で幸せになりました、なんて展開になるのは不自然だと思うが・・・
これからどんな展開になるのか凄く気になる
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タイトル:恋の残高ゼロ!? 接吻両替屋奇譚
著者名:岡野麻里安
イラスト:穂波ゆきね
出版社/発売元:講談社
シリーズ名:講談社X文庫
発売日:2009年05月
ISBN:4062865920
税込価格:725円
■Story■
高校一年生の少年、八雲泉は
絆と妖の小判を両替する両替商『玉屋』でアルバイトしつつ、
社長で美貌の青年、諏訪雪彦と不自然な同居生活を送っていた。
恋人でもないのに雪彦と同じベッドで眠り、
恋人同士のように暮らす意味はあるのか?
悩みながらも泉は行方不明の家族を捜すため、雪彦とともに妖の町へむかう。
だが、そこには『玉屋』の商売敵『鍵屋』の主で九尾の妖狐、
斉牙が恐るべき罠を張り巡らし、待ち構えていた。
シリーズ第2弾。
■カップリング■
【攻?】諏訪雪彦/すわゆきひこ(24)両替商「玉屋」社長
【受?】八雲泉/やくもいずみ(16)高校一年生、「天黒」
■感想■
シリーズ第二幕。
うわーっ!じれったい展開にヤキモキ、ジタバタ。
素直に雪彦に甘えろよ!!泉の天の邪鬼な性格ってどうなんだ?!
なんだか雪彦が哀れになってくる…強引に奪ってしまってもいいんじゃないか!
真っ向勝負を挑む性格の泉には、大人の駆け引きってのは難しだろう。
しかし少しは理解してやれよ!雪彦が哀れで泣けてくる。
今回、虎猫急便の虎猫が可愛くてヒット!
犬から逃げるために、自動販売機の取り出し口へ逃げ込むって…(笑)
こんな可愛い宅急便なら、料金が少し高くても依頼してしまうかもな。
雪彦が扱える術(技?)には様々なものがるが、
銀色のクレジットカードで妖を召喚するって、
あれは本当にクレジットカードなのか??
最後に、このシリーズは全4巻完結だったが、
好評なため、全6巻になったそうだ。
結末が遠退いたことで悲しさは募るが、
それだけ楽しみが増えたと言うこともあり、ちょっと複雑な気分。
次幕こそ、雪彦と泉の大幅進展を切望する!!
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ようやくつかんだ家族への手がかり。
そして戻ってきた、バイト先の正社員。
そして再びな貧乏神(笑)
いやでもすごいです、貧乏神。
それは呪いなんですか? な呪いもそうですけど
両親の派手さが…貧乏神です、よね?
それ以上に想像して楽しいのが、白猫宅急便。
虎猫も可愛いかと思われますが、白猫…しかも語尾に『にゃー』付き。
存在したら、確実に無駄に宅配頼みそうですw
しかし、現実に『己に関する記憶』を全部消されてしまったら…。
自分が自分である、という証明が行えなくなります。
存在が消えてしまう、というのもありますが
自分として認識されないのは…怖いです。