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ジャンルが違う?
いえいえ、そーとーな固ゆで卵です!
いつの間にか主人公よりも元公安のおっさんが
手際よく問題に手を打つ姿に・・・感服仕りました
タイトルも全部読み終えたら意味が深いです
第五回このミステリーがすごい優秀賞だそうで
おもしろいよー・・・でも?何で2冊に分冊なの?
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代議士に立候補した女性教授の選挙戦に、数々の問題が謎解きのように襲いかかる先の展開が読めない作品。良い意味で期待を裏切られ楽しめるものの、主題がはっきりしない終わり方にチョット残念。
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上巻から続いて少しずつ問題が解決し、選挙も終盤に。結末は未来へ向けての明るいスタートといった感じかな。終わりに向かってスピーディに進んでいくけど、終わったところで少しモヤッと感。これからどうなるの???と気になってしまった。
上下を通して、選挙がどういう感じで進んでいくのか、候補者やそれを取り巻く人々の熱気が伝わる作品だった。
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選挙か、選挙以外か、どっちかに絞っても面白かったんじゃないかな~。
というか、後味的に凄く中途半端な気分なのです。
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久しぶりに仁川まで宝塚記念を見に行った往復で下巻を読了。
晴れたので出掛けたけど雨だったらTV観戦だもんね。その点、本文にある無党派層の投票行動と同じかね。
上巻には『取り急ぎ材料並べて行く感じ』と書いたけど、最後までこれで、色々な材料が終盤に向かって収斂するのでなく、そこで呈された謎はそこで解決して、また次の難問が起きるという、これは一話完結で続く連続テレビドラマでしたな。微妙とみた大原女史のキャラの不自然さもそういうことのひとつだったということで。
選挙の魑魅魍魎を書いたとしては悪くないし、あと口もまずまずだけど、ねぇ…。
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(下)に入り、物語は収束するどころか、様々な伏線を見事に活かして一気に広がる。色んなエピソードがありすぎると、「とっちらかってんなぁ…」ってなりがちだけど、この本は全然ソレが無い。全てが物語とキャラを立たせる材料になってる。 とにかく色々な事が起きて、一気に読んだ。 全然”ダレ”無い。(上)⇒(下)と感想を登録したから(普通そうだケド)、国会議事堂が割れちゃった…。
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途中で多くの伏線らしきものが張られており、どのように料理するのか期待しながら読みました。最後は良い意味で予想を裏切られる展開で、このミス優秀賞も納得ですが、主人公の過去にまつわるエピソードは過剰な演出だと思います。
読み終わってからタイトルの意味を改めて考えると、いろいろな解釈ができる深い名前だと感心しました。
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衆議院統一補欠選挙に出馬した妻の恩師、大原奈津子の頼みで「凶悪犯罪抑止連合」の捜査を開始した元刑事の平澤栄治。策略家・森崎啓子や抑止連との関係を書きたてる記者・井端純平のキナ臭い動きに翻弄されながらも、栄治の捜査によって補選のカラクリが見えてくる••••••。選挙とその周辺に渦巻く数々の策謀。さまざまな人物の思惑が交錯し、それぞれの企みが絡み合うなか、開票日が近づく。
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上下巻了。
終わってみれば、本当の悪人はいなかった。
それぞれが、それぞれの信念で動いていた。
のが一番良かったです。
読後感の良さが好きです。
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【本の内容】
<上>
私立大学で教鞭をとり、犯罪被害者救済活動を続けてきた大原奈津子は、衆議院統一補欠選挙への出馬を決める。
そんな折、元犯罪者のプライバシーを侵害するビラを撒いて騒ぎを起こしていた団体「凶悪犯罪抑止連合会」から推薦状が届いた。
戸惑う奈津子は元刑事の平澤栄治に相談する。
抑止連の正体を突き止めるべく栄治の捜査が始まった。
第5回『このミス』大賞優秀賞受賞作の文庫化。
<下>
衆議院統一補欠選挙に出馬した妻の恩師、大原奈津子の頼みで「凶悪犯罪抑止連合」の捜査を開始した元刑事の平澤栄治。
策略家・森崎啓子や抑止連との関係を書きたてる記者・井端純平のキナ臭い動きに翻弄されながらも、栄治の捜査によって補選のカラクリが見えてくる…。
選挙とその周辺に渦巻く数々の策略。
さまざまな人物の思惑が交錯し、それぞれの企みが絡み合うなか、開票日が近づく。
[ 目次 ]
<上>
<下>
[ POP ]
選挙は国費で催す大規模シューカツ。
議員特権もあわせれば年収約5千万の職場だもの。
その消費税額ほどの年収でアップアップしている層から見れば、まさにサマージャンボ1等の前後賞だ。
本書は、「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞受賞作。
東京六区選出の衆院議員がセクハラ容疑で辞職。
補選に立った大原奈津子(犯罪被害者を支援するNPO設立者にして女性学の准教授、人気コメンテーター)の選挙戦を描く。
「未経験の深さ」とか新鮮な日本語に出会えるのもさることながら、トライアンギュレーションという興味深い戦略が出てくる。
これは相手の主張や運動の優れている部分を「模写」(これも新鮮な使い方)し、「残った相違点で勝負を賭けるという戦法」。
対立候補の支援者も耳を傾けやすい。
ほかにも「カラスボーイ」というフェロモン戦略が出てくる。
ウグイス嬢にひっかけた命名で、イケメンの運動員を走らせ、女性票をさらおうというもの。
ヨン様で火のついた世代イチコロだわね。
おされ男子のストリート・スナップ企画が売れる時代。
グラビアで各陣営のカラスボーイ合戦なんていうのも見てみたい。
SMAPの再就職先もこれでいいんじゃないかな。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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色々な人が心に傷を負っている。その中で見えてきた補選のからくり。選挙に渦巻く策謀。読み応えはあるが、私はすっきりしなかった。
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衆議院統一補欠選挙に出馬した妻の恩師、大原奈津子の頼みで「凶悪犯罪抑止連合」の捜査を開始した元刑事の平澤栄治。策略家・森崎啓子や抑止連との関係を書きたてる記者・井端純平のキナ臭い動きに翻弄されながらも、栄治の捜査によって補選のカラクリが見えてくる…。選挙とその周辺に渦巻く数々の策略。さまざまな人物の思惑が交錯し、それぞれの企みが絡み合うなか、開票日が近づく。