紙の本
ラブストーリーで会いましょうその1
2012/07/09 13:20
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前の作品の文庫化になります。
少々病んでいる小説家、庭中(受け)と編集者、上芝(攻め)のお話です。
庭中ってかなり、本当にとても変わってる人。
なんたってスケジュールを立てる時間もスケジュールに入ってる・・・
何事も緻密に計画を立てて、イレギュラーはとことん嫌う、というちょっと変人なのでした。
でも根はまじめで素直なんですよね。
いいところの御曹司なのに気取ったところがなく、庭中とは逆にとても人懐っこい大型犬のような上芝との
その対比がなかなか面白く読めました。
この作品は上下巻なのでラストは「ここで終わってしまうのね・・・」
という微妙なシーンで終わります。
ラブストーリーで会いましょう(下)に続きます。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもステキなお話でした。
庭中の過去は、涙を誘うし、普段の庭中の行動は、笑いを呼ぶし、個人的に大好物なストーリーでした。
庭中の小説に出てくるセリフも感動的で、そっちの方も思わず読みたくなりました。
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【あらすじ】海外取材から帰ってきて早々、上芝駿一は人気恋愛小説家・庭中まひろの担当に。初対面の庭中から伝えられた上芝の仕事は、庭中が送るシナリオ通りに作中の男を演じてみせろ、というものだった。しかも主人公の女は庭中自身が演じるという。分刻みでスケジュール通りに行動する庭中と、シナリオに沿った「デート」を繰り返す上芝だったが…。
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[編集者×恋愛小説家]
年下攻め
とりあえず上巻。
設定が色々見えて来る度に
先が知りたくなります。
受けがこれから見せるだろう色んな表情を想像しながら読むと面白いです。
下巻が楽しみです。
☆あらすじ☆
海外取材から帰ってきて早々、上芝駿一は人気恋愛小説家・庭中まひろの担当に。初対面の庭中から伝えられた上芝の仕事は、庭中が送るシナリオ通りに作中の男を演じてみせろ、というものだった。しかも主人公の女は庭中自身が演じるという。分刻みでスケジュール通りに行動する庭中と、シナリオに沿った「デート」を繰り返す上芝だったが…。
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【あらすじ】
海外取材から帰ってきて早々、上芝駿一は人気恋愛小説家・庭中まひろの担当に。初対面の庭中から伝えられた上芝の仕事は、庭中が送るシナリオ通りに作中の男を演じてみせろ、というものだった。しかも主人公の女は庭中自身が演じるという。分刻みでスケジュール通りに行動する庭中と、シナリオに沿った「デート」を繰り返す上芝だったが…。
【感想】
上下巻。評価は総合です。
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何この変わってる人は!!(笑)読みながら驚きっぱなしでした〜(笑)とにかくインパクトありまくりです。上芝と出会い交流していくうちに、彼を好きになり、初めての恋をして戸惑ってるまひろ…。次どうなるのか…!『下』読みます(笑)
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⇒『ラブストーリーで会いましょう 上』
『ラブストーリーで会いましょう 下』
『ラブストーリーまであとどのくらい?』スピンオフ
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編集上芝×人気作家(変な人)庭中cp。
とにかく、庭中がめちゃくちゃ変わっていて、偏屈なキャラですが、読み進むうちに愛しさでいっぱいになります。
庭中は、自分では恋したこともないくせに、超人気ベストセラーの恋愛作家であり、すべてについてスケジュールを立て、予定通りことが進まないと許せない性格の持ち主。
本当に変わっています。前もってシナリオを作り、編集の誰かに相手をさせ、自分がヒロインの気持ちになり作品を執筆する創作手法からして、もう興味津々!面白すぎです。
その風変わりな創作活動に付き合わされる上芝は、はじめただの編集担当として嫌々応じるけど、だんだん庭中という人間を知るうちに彼への気持ちが変化していきます。
恋をしない男を好きになって、創作のために恋人として振る舞わなければならない上芝の割り切れない気持ちもせつない。
そして庭中も、じれったいくらい自分の恋する感情に無自覚です。
そんな二人なのに、恋人としてシナリオどおりのデートを繰り返す場面は、甘くてせつなくて、さすが人気恋愛作家らしい展開はロマンチックとも思わせます。ずれた二人の思考や会話はちょっと笑えるし、ハイクオリティな砂原ワールドが炸裂しています。
濡れ場も、ぎりぎり感がなんともいえないくらい萌えます。
最後、八川に渡された本をみて庭中が涙するシーンは、うるっときました。
やきもきさせる二人の恋がこれからどうなるのか知りたくて、下巻にすぐ読み進みたくなります。
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砂原先生の書かれる ちょっと変わった人は 読むうちに いとおしくなってきます。自分の中にもある制御できない何かを思い出させる。一生懸命さがいいのだろう。上下巻
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じわじわと始まり晴れやかに終わる、という感じ。砂原の繊細さは他の作家さんにないので、砂原本がでると買わずにおれない。
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編集部に勤める上芝駿一は、人気恋愛小説化の庭中まひろの担当に無理やりさせられることになる。その理由は身長が185cmという先方の指定に合ったから……。
待ち合わせ場所に、海外の偏狭の地に行ったままの格好で向かうと、まず店に入れない。いわゆるドレスコードというやつで、弾かれてしまう。
何とか待ち合わせ相手の名前を出して通してもらったけれど、席には誰もおらず、隣の男の手元から「エスカルゴ」がとんでくる。
実はそのエスカルゴをとばした相手が、実は待ち合わせの相手である「庭中まひろ」で、彼からもらった事前のFaxの内容はシナリオで、その通りの格好をしてこなかったことに怒る。
彼の希望は、彼が自分のシナリオ通りに動き、自分の描いているシナリオ通りのことをやってくれる編集者。
自分のことも予定通りにしないと気がすまない。
日めくりカレンダーに一日の予定をびっしり分刻みにスケジュールを書き込む。
そんな真尋に上芝は、もどかしく感じていて……
という話でした。
もどかしい気持ちがすれ違ってしまうちょっと切ないところで終わってしまいました。
まだまだこの上巻だけでは何も結論は出ませんが、読んでてとても偏った病的な人を書くのが上手い作者さんだなあ……と思いました。
なかなかここまで微妙なラインの話をきっぱり書ける作者様はなかなかいないなあ……って思います。
続きが楽しみです。
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世話焼き攻x天然変人受。
以下、上下巻まとめての感想。
果たしてこの心の機微を理解する回路が盛大に事故起こしている受に、ホントに大人気の恋愛小説書けているのかっていう点が謎です。
”隣のホモ”君がかわいそすぎ。
でも自分に混乱しながらも子供みたいに素直に攻を求め始める受は超かわいかったです。めんどくさーですが。