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なるほど、確かに玩具箱だ!
6編の物語を読むと、いろんな気分を味わえる。
胸がじんわりと温かくなったり、正義感で胸が熱く震えたり、悔し涙を流したり、ハラハラドキドキしたり。
短時間でさっと読めるのに、内容はとても濃く、お得な一冊だと思う。
『がんじっこ』が一番印象に残る作品だった。
頑固で意固地で分からずや、周囲にそう思われ鼻つまみもののシゲばあさんは、名前よりも”がんじっこ”と呼ばれる事の方が多かった。
なぜ、シゲさんは”がんじっこ”になったのか。
どこまでも我を通すようになったのか。
終戦記念日が近づく夏にこそ、読むべき作品だと思う。
きっと、シゲさんと同じ思いをした人がたくさんいたはず。
シゲさんのように筋を通して生きられない人もたくさんいるはず。
私は”がんじっこ”になれるかな?
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<内容>父を亡くし、若い継母とふたり年を越す高校生。目が覚めたら魔法のしっぽが生えていたイジメられっ子。頑固な老女の説得を押し付けられた気弱な女子職員。人類の存亡をかけ森の再生目指し宇宙に飛び立つ少年たち。青春小説、ファンタジー、SFと幅広く活躍する著者ならではの色とりどりの六篇がぎゅっと詰まった小説の玩具箱。
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謹賀新年、ぼくの神さま、がんじっこ、
孫の恋愛、しっぽ、この大樹の傍らで、の6つの短編集。謹賀新年の麻衣子さんと
あたしの関係が、いいですね。
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あさのさんは一般小説のが好きやな~。
面白かったです。
読んでへんのがたくさんあるので、読むかしら。
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これだけ違うジャンルを書けるって凄い。まさにおもちゃ箱。
「ぼくの神さま」と、「この大樹の傍らで」が好きです。
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「ぼくの神様」「しっぽ」 など
あさのあつこさんが伝えたい想いも
重くならず寓話として読みやすく描かれていました。
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あさのさんなのに重松清やいしいしんじといった感じ。
あさのさんらしからぬ内容で残念。
なんとなく影響されてしまった感いなめず。
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6編からなる短編集。タイトルの通り、様々なジャンルの物語で著者の懐の深さ・広さをうかがえます。引用は正月らしく「謹賀新年」という短編から。
●誰かと共有できる思い出があり、それを拘りなくしゃべれるなんて、幸福だ。思い出が笑ってしまうぐらい楽しいものなら、極上の幸福というべきだろう(「謹賀新年」より)
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あさのさん作品はバッテリーとMANZAIしか読んだことなかったけど、それらとは違ったかんじで面白かったです
短編集で、ほろりと涙が出るようなお話があったりほのぼのしてるのがあったり、不思議なかんじだったり…
特に「がんじっこ」が好きだな〜と思いました
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短編集。あさのあつこぽくなかった。長編小説の方が好きかな。
「がんじっこ」が一番好き。頑固者のおばあさんの深い話。
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ファンタジー、近未来、現代社会、交々の短編集。どれも後味がいい感じ。
なんとなく死の扱いが多いかも?
「謹賀新年」こういう義理の親子関係かっこいいですね。つかず離れず。
「ぼくの神さま」NO.6と世界観がにているかも。走れフユン。
「がんじっこ」このおばあちゃん、いいキャラしてます
「孫の恋愛」平成狸合戦ぽんぽこの狐をどうしても思い浮かべてしまいました。
「しっぽ」いじめ問題。割とよくあるタイプの話かな。害のあるドラえもん?
「この大樹の傍らで」さわやかに切ない。ニレとかカヤとか、なるほどな、という感じ。
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若い継母と年を越す高校生。
目が覚めたらしっぽが生えていたイジメられっ子。
頑固な老女の説得を押し付けられた気弱な女子職員。
人類の存亡をかけ森の再生目指し宇宙に飛び立つ少年たち。
青春小説、ファンタジー、SFと幅広く活躍する著者ならではの色とりどりの六篇がぎゅっと詰まった小説の玩具箱。
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読みやすいあさのさん作風にくわえ、短編集だからかサクサク読めました。
でも、伝えたいことも芯にあり、読後何だか素敵な気分になります。
個人的には「がんじっこ」が好きだなぁ。
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あっと驚くような奇想天外な話など一つもない、昔話を聞いたような気になる短編集。
展開が気になって焦って読むような本ではなく、使い古された設定だからこそじっくり一言一句を味わうように読みたくなった。
「なんだって核ってもんがいるだろう。あるいは芯がね。核とか芯になるのが、お前の気持ち。それをお前自身が見極めないことにはどうにも、ならないだろうよ」(『孫の恋愛』P136 L13)
このセリフに、あぁそうだ。だけどなかなかそれも苦しいもんだ。と思った。
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SFだったり民話だったりファンタジーだったり・・。
多彩なジャンルで活躍するあさのさんらしい短編集。
「がんじっこ」「しっぽ」が好き。
【図書館・初読・5/7読了】