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元SM女王という異色の経歴を持つ坂井さん。
そんな経歴にも興味を持って読んでみました。
女性が虫を踏み潰すってことに興奮するフェチ大学教授と誰とでも寝てしまう私との特殊な愛の形を描いた『かげろう稲妻水の月』
チャットレディーに恋したストーカーオタク男の『チャットガール』
ヌーディストに目覚めた友人と独身主義の俺の『素っ裸の王様』
花粉症を治すために彼氏がお腹にサナダムシを飼いはじめた『虫のいどころ』
どの話しも普通の人から見たら変態っぽくて異常に映るんですがその中にも純粋な恋の部分があるってことを書いた短編集でした。
気持ち悪さを感じるところもけっこーあるんですがなかなか面白く読めました。
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表紙からわかるような奇抜な本。
読んでいくとたぶん表紙の黒い部分と、
女性のポーズの意味がよくわかると思います。
めちゃめちゃ激しい話で、
共感できる出来ないと言ったらあまりできないほうですが、
こんな生き方もありかも、と新境地(?)を見出すことのできる本です。
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作者がSM嬢みたいです
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E4%BA%95%E5%B8%8C%E4%B9%85%E5%AD%90
内容は
読みながら
それでも恋は恋
っていう
言葉が頭の中をリピートしてましたよ
いろんな恋があっていい
いろんな形があっていい
と思います。
んで
恋活ってタイトルだけど
短編4つの中で
実際に
恋活している人が主人公ってのは
1つだけで
主には
恋する中で
どう発展させていこうかなぁ
みたいな
話が多かったなぁ
ちょっと気持ち悪い話が多かったのと
今までにない感じの話が多かったので
ちょっとおもしろかったかな。
でも
ふつー
体調悪い時に読んだから
ちょっと気持ち悪かったよ。
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全部読んだ
こういう恋愛(世界)も、あるんだなぁ
と言う感じで、共感できるところはあまりない。
虫の話とか
どちらかと言うと気持ち悪い。
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坂井希久子さん、初読み作家さんです。「ほかほか蕗ご飯」好評なので図書館に予約しています。昨日、図書館の開架で「恋活」という本があったので、先に読みました。かげろう稲妻水の月、チャットガール、素っ裸の王様、虫のいどころの4話が収録されています。2009.7発行です。この作品は、私には合わなかったです。生きた虫をハイヒールで踏みつぶしたり、サナダムシを身体で飼ったり、素っ裸でキャンプファイヤーを囲み肩を組んで「家路」を歌ったりする話でした。
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恋は盲目というが、狂信的なまでに盲目な恋って意外と少なく、「あぁ、ちょっと狂ってるよな今」みたいに自覚しつつ、それでも離れられないのが恋ではないだろうか?
この本には、普通じゃない彼氏に四苦八苦する女性を主人公にした短編が4編収録されている。「恋人をつくるための活動」ではなく「恋路を進む(のに苦労する)活動」の方の「恋活」なのである。
角が取れてない人間同士の恋路は、傍目で観る分には「文学」であり「娯楽」なんだなぁ、と思う。まぁ、それだからいつの時代も芸能ゴシップ的な記事を扱う週刊誌やワイドショーが人気を博すのだろうけど。
人の恋路を邪魔する奴はサナダムシの餌になれ!
いいじゃないか、幸せならば(・ω・)ノ
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フェチ教授と女子大生の崇高な関係を描く
「かげろう稲妻水の月」、彼氏が突然お腹の
なかに寄生虫を飼いだした「虫のいどころ」
など全4篇を収録。恋愛の「いま」を鮮烈に
描いた短篇集。