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ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論 みんなのレビュー

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みんなのレビュー90件

みんなの評価4.3

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/05/16 20:04

天皇制入門書

投稿者:ヤタガラス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 96冊の参考文献をもとに、主として今上天皇の活動を描いたもので、天皇制度を理解するうえで貴重な文献の一つと言える。帯の「天皇入門書」は的確な表示である。
 天皇制度によって、日本の安定がもたらされていること、天皇陛下は、極めて激務であることが認識できる。天皇陛下がこれほどまでに激務であることは一般に認識されていないのではなかろうか。
 第8章「今上天皇の大御心・御即位20年・慰霊」では、今上天皇の慰霊における真心の見事さに感動するとともに、我々は、綺麗事を言う前に、英霊によって今日があることを忘れ去っている傲慢さを反省させられる。
 ゴーマニズム宣言は、従来の漫画と違い、論文漫画とでもいうべき世界を築いているのではなかろうか。スペシャルの中では、戦争論と並ぶ秀作である。

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低い評価の役に立ったレビュー

57人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/06/07 06:49

もう少し勉強してから。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小林氏の本を読むのは初めてだが、反左翼イデオロギー一色には辟易する。
 215~217頁にあるコミンテルンの押しつけ指導に関して彼等が「天皇制」という用語を使い始めたのは22年テーゼになっているが、32年テーゼの間違い。他人の書いた本を鵜呑みにして、自分で調べないのかしら?
 中華思想への反発からか、シナという言葉を使っているが、279頁に「19世紀末まで存在しなかった『中国』なる国号」、とあるが国号に中国を使い始めたのは辛亥革命からです。天武朝まで「日本」という国号を使わなかった、といって「日本」と括弧付の網野史観みたいだ。(それなら278頁の地図にあるウィグルを使い始めたのは1921年からで-宮脇淳子著「モンゴルの歴史」59頁参照-この名称は民族名だ。それをいうなら東トルキスタンか新疆のどちらかだろう。なお同書32頁には内モンゴルという表現を使い出したのは20世紀になってから、とある。辛亥革命で今のモンゴル国にあたる地域が独立して、中華民国領に残った地域を指すようになってからだろう。同氏著「世界史の中の満洲帝国」16~22頁によると「満洲」が地名として使われ出したのは19世紀になってからだという。台湾が歴史に出て来るのは明代で、中華帝国に組み込まれたのは鄭成功が占領してからだ。「1950年、中国は独立国・チベットを侵略した!」(324頁)とあるが、辛亥革命後、チベットは独立を宣言したが、北京政府も国民政府も内紛やら日本や共産党との戦争でチベットどころではないから事実上の独立国家化していた、という事に気がついていないようだ。第一、蒙蔵委員会という組織が国民政府にあるし。)
 歴代天皇表で光厳天皇と北朝の御歴代は付録扱いで、正慶から南北朝合一までの北朝の年号は無視している。106頁に「神器を受け継がない者は正式に天皇として認められない。」、「そのために南北朝時代の北朝5代の天皇は歴代125代の天皇の中に入れられていない。」とあるが、それは明治44年の南北朝正閏論争と明治天皇による勅裁以降だ。光厳天皇と北朝の御歴代を「院」付で呼びそうな本ばかり読んで書いているようだ。村松剛氏の「帝王後醍醐」では正平の一統までの光嚴、光明、崇光の三代を「偽朝」扱いしないのは、光厳天皇は後伏見院の院宣で践祚されたからで、でないと寿永の後白河院による後鳥羽天皇の践祚を否認する事になるからだ。
 237頁に「占領下に宮中の重要ポストの多くはクリスチャンが占め」、とあるが無教会派の大物を実の兄弟に持ち、ペタン元帥と一緒にジークマリンゲンに赴いた元駐仏大使の三谷隆信侍従長はともかく、大正10年の東宮行啓に随行したカトリック信者の山本信次郎海軍少将をはじめ、戦前から結構クリスチャンが「宮中の要職」を占めていた事を御存じないようだ。

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紙の本

天皇制入門書

2010/05/16 20:04

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤタガラス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 96冊の参考文献をもとに、主として今上天皇の活動を描いたもので、天皇制度を理解するうえで貴重な文献の一つと言える。帯の「天皇入門書」は的確な表示である。
 天皇制度によって、日本の安定がもたらされていること、天皇陛下は、極めて激務であることが認識できる。天皇陛下がこれほどまでに激務であることは一般に認識されていないのではなかろうか。
 第8章「今上天皇の大御心・御即位20年・慰霊」では、今上天皇の慰霊における真心の見事さに感動するとともに、我々は、綺麗事を言う前に、英霊によって今日があることを忘れ去っている傲慢さを反省させられる。
 ゴーマニズム宣言は、従来の漫画と違い、論文漫画とでもいうべき世界を築いているのではなかろうか。スペシャルの中では、戦争論と並ぶ秀作である。

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紙の本

もう少し勉強してから。

2009/06/07 06:49

57人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小林氏の本を読むのは初めてだが、反左翼イデオロギー一色には辟易する。
 215~217頁にあるコミンテルンの押しつけ指導に関して彼等が「天皇制」という用語を使い始めたのは22年テーゼになっているが、32年テーゼの間違い。他人の書いた本を鵜呑みにして、自分で調べないのかしら?
 中華思想への反発からか、シナという言葉を使っているが、279頁に「19世紀末まで存在しなかった『中国』なる国号」、とあるが国号に中国を使い始めたのは辛亥革命からです。天武朝まで「日本」という国号を使わなかった、といって「日本」と括弧付の網野史観みたいだ。(それなら278頁の地図にあるウィグルを使い始めたのは1921年からで-宮脇淳子著「モンゴルの歴史」59頁参照-この名称は民族名だ。それをいうなら東トルキスタンか新疆のどちらかだろう。なお同書32頁には内モンゴルという表現を使い出したのは20世紀になってから、とある。辛亥革命で今のモンゴル国にあたる地域が独立して、中華民国領に残った地域を指すようになってからだろう。同氏著「世界史の中の満洲帝国」16~22頁によると「満洲」が地名として使われ出したのは19世紀になってからだという。台湾が歴史に出て来るのは明代で、中華帝国に組み込まれたのは鄭成功が占領してからだ。「1950年、中国は独立国・チベットを侵略した!」(324頁)とあるが、辛亥革命後、チベットは独立を宣言したが、北京政府も国民政府も内紛やら日本や共産党との戦争でチベットどころではないから事実上の独立国家化していた、という事に気がついていないようだ。第一、蒙蔵委員会という組織が国民政府にあるし。)
 歴代天皇表で光厳天皇と北朝の御歴代は付録扱いで、正慶から南北朝合一までの北朝の年号は無視している。106頁に「神器を受け継がない者は正式に天皇として認められない。」、「そのために南北朝時代の北朝5代の天皇は歴代125代の天皇の中に入れられていない。」とあるが、それは明治44年の南北朝正閏論争と明治天皇による勅裁以降だ。光厳天皇と北朝の御歴代を「院」付で呼びそうな本ばかり読んで書いているようだ。村松剛氏の「帝王後醍醐」では正平の一統までの光嚴、光明、崇光の三代を「偽朝」扱いしないのは、光厳天皇は後伏見院の院宣で践祚されたからで、でないと寿永の後白河院による後鳥羽天皇の践祚を否認する事になるからだ。
 237頁に「占領下に宮中の重要ポストの多くはクリスチャンが占め」、とあるが無教会派の大物を実の兄弟に持ち、ペタン元帥と一緒にジークマリンゲンに赴いた元駐仏大使の三谷隆信侍従長はともかく、大正10年の東宮行啓に随行したカトリック信者の山本信次郎海軍少将をはじめ、戦前から結構クリスチャンが「宮中の要職」を占めていた事を御存じないようだ。

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2009/11/10 17:30

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2009/07/27 22:10

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2009/06/14 02:08

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2009/06/22 22:54

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2009/06/25 17:12

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2009/07/09 19:53

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2009/07/21 01:00

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2009/07/21 23:36

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2009/07/28 19:24

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2009/08/07 20:52

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2009/07/30 20:36

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