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命は永遠ではないことを静かに教えてくれる一冊
2020/07/18 16:28
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投稿者:Ryu - この投稿者のレビュー一覧を見る
「8年後に地球が滅亡する」と確定したその5年後、と言う設定がいわゆるSF的なパニック小説とは一線を画しており、非常に面白かった。
それぞれの置かれた立場で生と死に向き合う姿を通して、まだまだ時間はあると無意識のうちにたかをくくっている自分に気付かされた。
支えてくれる大切な人への感謝を疎かにしていた事を静かに諭してくれた良書。
どう生きるか
2020/05/27 16:29
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投稿者:Chii - この投稿者のレビュー一覧を見る
小惑星が三年後に地球に落ちてくるとわかっている今、あなたはどう生きるかを問いかけられたような本。
コロナコロナといわれるこのご時世、また次元が違うけど
どう生きるか考えさせられた。
見えない恐怖に怯えてる今、他人がこう言っているからこうだからではなく、うまく情報をキャッチして自分はどうするかと主体的に考えて生きねばと思った。
死について
2019/01/27 21:51
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投稿者:Wakkun - この投稿者のレビュー一覧を見る
隕石が落下し、死を宣告された人々の話。
伊坂さんが書くとこうなる
2017/03/02 20:27
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦しをんさん、新井素子さんが似た設定で書いてますね。伊坂さんが書くと諦めの向こう側の風景になる。諦めを悟りと言い換えただけかもしれないが、それでも生きていく彼らは印象深い。
地球の滅亡
2016/01/17 12:40
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投稿者:み - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの人物・家族たちが、残り少ないと言われる人生をどう過ごすのかというお話でした。読みながら自分やったらどうするかな、などと考えてみたり。
個人的には冬眠のガールが好きです。
タイトルから奥が深い「終末のフール」
2009/07/07 06:41
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投稿者:そらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「8年後に小惑星が地球に衝突し、滅亡する」という手垢のついた設定なのではあるが、そこは伊坂幸太郎ワールドのすごいところ。ハリウッド映画のように、人類の代表となるアメリカ人が劇的に活躍する設定の対極にあるストーリーに仕上がっている。8年前に滅亡が予告され、さらに5年後の設定。しかも舞台はおなじみ、仙台のとある住宅街。「あと3年で死ぬ。」なら平和に生きようとする小市民の視点から描かれている短編集。「あと3年で死ぬ」なら、あなたはどう生きようとするか?考えたことはありますか?生きている者は、もしかしたら明日死ぬかもしれないという可能性があることを忘れているほとんどの者たち。どう死ぬか?どう生きるか?の究極ともいえるテーマを軽やかに、そしてユーモアを含んで説いている、秀作である。