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<上巻>2010.9.17~25 読了
第3部はリスベットの名誉回復物語。読了すると謎解き、アクション、リーガルと全体でいろいろなミステリーの要素を織り交ぜていることが良く判る。
<下巻>2010.9.25~10.4 読了
予定調和、Happy Endを予想しつつも結末にはカタルシスを感じた。
双子の姉が絡む続編を読みたいが作者は急逝、残念!
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瀕死の重傷を負ったリスベット、彼女を救うべく立ち上がるミカエル達狂卓の騎士とザラチェンコ公安組。駆け引きなど息もつけない面白さ。
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宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき瀕死の状態に陥ってしまった。
かろうじて一命をとりとめたものの、病室から出ることはかなわない。
そしてこの事件は公安警察の特別分析班に衝撃をあたえた。
政府でも知る人の少ない秘密の組織である班は、ソ連のスパイだったザラチェンコの亡命を極秘裏に受け入れ、彼を匿ってきた。
今回の事件の真相が明るみに出れば、班は糾弾されることになる。
当時の長だったグルベリは班のメンバーを集め、秘密を守るための計画を立案する。
その中にはリスベットの口を封じる方策も含まれていた・・・。
ついに最終巻!ああ~、終わってしまったぁ。。。
早く読みたくて、でももう続きが出ないのがわかっているから読み終えたくなくて。
でも面白いから止まらなくて。
と、自分のなかで葛藤しながら読みました。
今作の山場はなんといっても法廷。
ミカエルの妹で弁護士のアニカに拍手です。
これまでも男性社会で才能を発揮する女性が多く描かれていましたが、今作ではそれがより際立っています。
合間に挿入されている「アマゾネス」についての考察もまた暗示的。
ミカエルたち「狂卓の騎士」も頑張っていましたが、女性陣に軍配をあげます。
それにしても、小柄で10代にみえる天才ハッカー・リスベットの活躍がもう読めないなんて、寂しい気持ちでいっぱいです。
本当に残念。
でもこれほどに爽快な物語を読めたことへの感謝の気持ちのほうが大きいです。
1,2,3と全てが面白いなんて!
読めてよかったです。ありがとう。
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面白いぃぃ。
2部下のラストの終わり方が「終!?」で「!!???」となり
3部上下を買いに走らざるをえませんでした。
おもしろすぎる。
今回は法廷サスペンス的だったので1部2部に比べると
勢いは若干いまひとつですが
手に汗握るほど面白い。
この巻はちょっとリスベット不足。
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2010.11.18読了。
ミレニアムシリーズ最終章。
前回の対決後、入院しているリスベットと、その過去を明らかにさせようというミカエル、隠そうという公安内部グループとの話。
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私の評価基準
☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
☆☆ 普通 時間があれば
☆ つまらない もしくは趣味が合わない
2010.12.3 読了
遂にミレニアム三部作が、完結。
皆さん書かれているが、三作ともそれぞれ違う味付けで、今回のものは、スパイ戦と法廷サスペンス?でも、おもしろいことは、共通している。
これだけ違う味わいなのに、スタイルは共通しているし、話もずっとつながっている。なので、やっぱり途中の話からでは、欠落感一杯になってしまう。
これから、読まれる方は、ぜひ三部作とも用意して、最初から読まれる事をお薦めします。
もう、なんとなくミレニアムの世界に慣れたので、すんなり入れて、楽しめました。が、ミカエルのセックスライフのくだりは、ほとんどがいらないような気がするし、最後のニーダーマンの所は、あまりにも取って付けた感がありありです
でも、何と言ってもリスベットの続きが、読めないのが残念ですね。
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どう打開していくんだろうと思い、ページが止まらなかった。
ミレニアム2.3はホントに面白い。
関係ないけど映画のミカエルとエリカがひどかった・・・
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原書。邦題の意味が分からない。The girl who kicked the hornet's nestが、どうやったら騎士になるんだろう。
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ミレニアム三部作
本格、ノワール、謀略 ミステリーの要素あふれる三部作の完結。
前作の幕切れで瀕死の重傷を負いながら、九死に一生を得たリスベットだが、彼女が巻き込まれた事件が明るみに出る事で過去の悪事が暴かれる公安警察の特別分析班は、彼女の口を封じるために動き出す。題名は「アーサー王伝説」”円卓の騎士”のひっかけ。リスベットの無実をはらすべく立ち上がる人々のこと。リスベットの法廷対決、リーガルシーンはすごかった。
ミステリーとして盛りだくさんなだけでなく、すぐれた現代性、社会性も備えた『ミレニアム』は現代ミステリーの奇跡とされ、続編も期待されてました。作者のご冥福をお祈りします。
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1,2は何となく惰性のまま読んでしまったけれど、3が一番面白い 敵側の方も丁寧に描かれていて それぞれの事情がわかるため 歯がゆい思いがないというか
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更にスケールが大きく。つい夜更かしして読んでしまう。
早く続きが読みたくて仕方ないけど、残り後1冊なんて勿体無いなー。
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とうとうミレニアムも3作目。
今回はミカエルがけっこうおとなしめです。
しなけりゃしないでなんだか物足りなかったりしてね。。
前半は後半に向けて勢いをため込んでいるような雰囲気。
これで最後なんてさみしいな。
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リスベットを助け隊、結成。
やっぱりこの物語の主人公はミカエルでなく、女性のリスベットだなと思った。
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2の続き。
スパイものに路線が変わっているんだけど、ここまで読んで敵方のキャラに深みがないのが気になった。
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宿敵で実の父、ソ連の元スパイでギャングのザランチェコとの死闘の末、瀕死の重傷を負ったリズベット・サランデル。病院に運ばれ一命は取り留めたものの、事件の関係者(容疑者)として身柄は拘束されていた。一方、ザラチェンコ亡命から数々のトラブルを秘密裏に処理してきた、公安警察内極秘の部署・特別分析班(ザラチェンコ・グループ)は、今回の事件がきっかけで過去の後ろ暗い画策が明るみに出ることを懸念。一連の秘密を守るため、証拠隠滅、関係者の口封じなどの工作活動を始めた。リズベットは危機を乗り切れるのか…。「ミレニアム」シリーズ第3弾。「2」ではダグ&ミア殺人事件に端を発したクライムものという感じだった。事件の流れはそのまま続いているが、この作品はさらに、リズベットが少女時代に受けた人権侵害的措置に、国家的秘密組織の関与が浮き彫りになり、政治的な色彩が濃くなっている。過去の裏工作守秘のために動く公安警察の特別分析班。狡猾なザラの説得にあたり、特別分析班の元班長グルベリのとった驚くべき行動に衝撃を受けた。彼らの側につくのは、上昇志向を上手く利用されたストックフォルムのエクストレム検事、リズベット(女性)蔑視のファステ刑事、インチキ精神科医テレボリアンら。対して、リズベット救済のために『ミレニアム』の(名探偵カッレくんこと)ミカエル・ブルムクヴィストは信頼できるメンバー(狂卓の騎士)を集め、公安による真相隠蔽を阻止するための対抗策を練る。リズベットの理解者で後見人のパルムグレン、ミルトンセキュリティーのアルマンスキ―、リズベットの弁護人につけた妹アニカ。そして、リズベットの治療に当たったヨナソン医師や、『ミレニアム』から転職した元編集長のエリカらの協力、遠方支援、さらに公安内部や警察内の良識的人物らの働きかけを得て、リズベット保護網が次第に整っていく(かに思える)。事件は国家機関レベルに発展していく様相を見せ、どちらの陣営が勝っても負けても大スキャンダルは免れない状況になっていくため、目が離せない波乱の展開だ。病床で回復中のリズベットも一番の武器を手に入れ、いよいよ本領発揮!というところで上巻は終了。