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ピースの又吉が好きで、
ただそれだけで買ってみたんだけど、あなどれない。
普通に読み物としてのクオリティが高い句や短編が結構あった。
すごく気軽に読みやすいので、なんとなく読み進めていたら、
ふとした瞬間に気持ち良く裏切られる展開があったりと。
おもしろい視点も沢山。
結構楽しかった。
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つい最近まで「ピースの綾部じゃない方」という認識だったのに、何かの番組をキッカケに又吉さんの魅力に取り付かれてしまい、とうとう本まで買ってしまいました笑
内容は期待を裏切らない面白さ!
トイレを借りるだけの目的に百貨店に入る時の話とか、ボウリングの時の話とか、又吉さんにも引けを取らない(と思われる)自意識過剰の持ち主の私には「分かる分かる!」というものばかりで読んでいる間笑いをこらえるので必死でした笑
第二弾の方も読みたいなー。
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『手羽先をそこまでしか食べないのか』
『セロテープが貼られたお札を真っ先に使う』
が気に入っているけど、次読んだらまた違う句に共感するかもしれない。
少ししんみりするポイントもある。
自由律俳句を自分も作りたくなった。
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せきしろさんと、ピースの又吉さんの共著(^^)
自由律俳句、散文、写真の本です♪
まずタイトルがいいですね(^_-)
又吉さんへの興味もあったけど…タイトルに、ハートをキャッチされました☆
図書館で予約してたのですが、なかなか回って来なくて(ーー;)
又吉さんは、意外とロマンティストだなぁって思いました(#^.^#)
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ピース又吉sanの本、やっと読むことができました。ちょっと切ない自由律俳句。 いいですねー。短さでの一番は、『ようするに同じ意見だ』。切れ味バツグンです!穂村sanと読み比べたいと思います♪
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2011年の本、24冊目。
自由律、というのは、実はとても難しいものなんだと思う。
「私自身は、短歌という表現手段を選んだからには、五七五七七の定型は守りたいと考えている。そのリズムは、なんてことない自分の言葉に力を与えてくれる、魔法の杖のようなものだと感じているから。
口語自由律は、この魔法の杖を使わないという、実は不自由なところから出発しているということを、忘れてはならないだろう。このうえで歌になるということは、大変なことだと思う。」
(俵万智 『あなたと読む恋の歌百首』 より)
詩歌を読んでもらう、ということは、実はとても難しいことなんだと思う。
「詩のかたちをしたものには、内容のいかんにかかわらず、特有の波長のようなものがあり、それが読む人を阻んでしまうのだ。」
(荒川洋治 『詩とことば』 より)
これらの文章を読んで、
またわずかばかりの詩歌を読んで、考える。
詩歌とは、何らかの形にのせることで、
本来であれば他者に伝えられない自分のことばを、
伝えることができるかもしれないもの、である、 と。
彼らのことばは、自由律俳句というらしい。
はたしてそれは、俳句たりうるのだろうか。
詩歌たりうるのだろうか。
わからない。
ただ、一つ、個人的感想として言えることがある。
彼らのことばは、ひどく 面白い。
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妄想文学の鬼才と、お笑いコンビ「ピース」の奇才が詠む自由律俳句。
その謳い文句に惹かれて読みました。
読んでみると、独特の感性のある俳句に時には微笑んで、時にはせつなくなったりしました。
″せきしろ″
☆喧嘩しながら二人乗りしている
☆人見知りを貫いた成果を見せる機会がない
☆大人になったらと未だ思う
☆その言葉は数年後不意に僕を襲うだろう
☆セキセイインコにおはようと言えない要らぬ照れ
″又吉″
☆みな車窓から虹を見ていた恐そうな人も
☆山では素直に挨拶出来る
☆今でも入道雲なら乗れるような気がする
☆登山服の老夫婦に席を譲っても良いか迷う
☆フタをしめない主義なのか
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自由律俳句。
季語も要らないし五七五の必要もない。
なんだろな?と思って読み始めたが、クスクスと笑いながら
気がついたら読み終わっていた本。
多分何度でも読み返せる。
で、読み返すたびに「あー、こういう時あるわー」って
思える俳句が見つかったりするとおもう。
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笑えてたまに切なくなる。センスあるなあと思う言葉選び。又吉さんのほうが個人的には好みで、ちょっと好きになった。エッセイ面白い。
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大喜利とはやはり違う。あくまで俳句であると思う。逸脱やズレを非常に意識して詠まれていると思うが、その逸脱やズレからも自由になろうというような姿勢も垣間見え、この分野の更なる可能性を感じた。
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自由律俳句は表現の幅が広がって実に楽しい俳句です。感情が伝わってくるし、その人の前後の物語まで見えてきそう。
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こんな表現方法があったんだなあと思いました。一行に込められる、いろんな気持ちとか情景とか。短いからこそ、すんなり体のなかに入ってくる感じです。
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わたしは、こうゆうことを大事に大事にほっこりして生きていきたいんだって思うことが、俳句になっていた。
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すばらしい。野菜で言うと、キュウリくらいの感じか。トマトやピーマンではなく、キュウリ。「栄養満点」みたいに、強烈な個性を持つわけでもなく、「なんとなくある」「野菜だし、なんかしら栄養あるだろ」くらいの丁度いい感じ。とにかく、その存在感が丁度いい。
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何のてらいも気負いもなく、いつでもどこからでも読めるのがいい。ただのあるあるネタで終わっていない。その句の背景や物語を感じて切なくなったりする。又吉のことがさらに好きになった。最後の句は彼の野心を感じた。