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社会の大きな問題となっている<貧困>。昨年末に話題になった年越派遣村。その派遣村村長が静かな情熱をもって語りかけてくれます。具体例が身近で、とてもわかりやすいです。「がんばり地獄」「貧困スパイラル」からみんなでぬけだし、だれもが暮らしやすい社会を考えていきます。
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これはすごくわかりやすい!
自己責任論はなんか違うんじゃないかと思いつつも、どうにも反論するのが難しく、悶々としていたのでとても参考になりました。
とにかく現状を把握するにはおすすめの1冊。
これを読んでどう行動するかは自分次第。
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自分では意識せずに、しかし確実に現社会の不条理なゲームに付き合わされている(というより参加している)ことに気付けた。いやー、無知ってのはつくづく罪ですね。。
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社会勉強はよりみちパンセシリーズに限る。
子供も理解できるように書いてあるので、さらっと簡単に読めちゃいます。
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カテゴリーをエッセイとしたけれど
ノンフィクションとエッセイと対談と・・・みたいなものが
いい感じにごちゃ混ぜに入っている本
子どもでも読めるように総ルビをふっているが
内容を特別簡単にしたり子供向けに変えたというより
わかりやすくしたという方が正解
幅広い年齢層
いろんな職種の人
いろんな境遇の人に読んでほしい本です
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読みたいときに手にとれた本。
妙にすっきりして、生きていていいんだと思えたような本。
言いすぎかな。
でも言い過ぎでもないような気がする。
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よりみちパン!セ・シリーズは青少年向けに書かれていますが、これがあなどれない面白さです。
この「どんとこい、貧困!」はすでに知れ渡っているワーキング・プアなど「働けど働けど我が暮らし楽にならざりき…」なのは本人のせいではないんだよ、ということをわかりやすく説明しています。
私はこの本を貧困というキーワードではなく、市民活動の手引きとして読みました。若者が「活動」することについて、どんな心構えで「活動」ということを行なうか、などとてもためになりました。そして、「ボランティアをするときに全人格をかけてはいけない!」という教えに深く感じ入ったのです。
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インパクトのあるタイトル。
頼まれてまず図書館から借り、借主よりも先に中身が気になって読んでしまった。(^^ゞ
しばらくして、、もう一度読みたくて図書館に行ってみたけど、貸出中が続いていたので、とうとう購入した。
子ども(中学生以上)向けに書かれているが、むしろ大人が読むといい。
世の中の不安はこうなっていて、それに対して何とかしなくてはと活動している大人がいることが、丁寧に書かれている。
巻末の重松清さんと著者との対談も◎。
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子供向けに書かれた本。でも内容はとても重い。周りでよく聞く言葉や、実際自分もそう思ってた考えを「ほんとにそれって優しさ?」って真正面から聞かれているような気がした。知らず知らずのうちに弱肉強食の思考がオートで働いていたようだ。多くの人に読んでもらいたい。路上生活者は仕事を選べる立場じゃない!って思ってる人必読。人間的な生活とは何かと考えさせられる。
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現在のワーキングプアの状況、格差社会が子ども向けにわかりやすく描かれています。子ども向けだけれど、大人が読んでも十分。
湯浅さんの考えが、どんと、描かれています。いろいろ言われるかもしれないけれど、自分の主張をここまでいえる人はすごいと思う。すべてが受け入れられなくても、これを読んで考えるところはあるのでは。
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「椅子取りゲーム」「溜めの力」については特に腹落ち。自分が「自己責任論」寄りな考えだったが、この本を読んで少し考え方が変わった。
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貧困スパイラルに関してはまさにその通りで、
これははっきり言って率直にあってはならないと思う。
人生長い。
失敗はつきものだし、そうやって失敗を恐れさせることに関しては成功は見込むことは難しい。
それこそ『いすとりゲーム』頭の良い人、要領のいい人、ずるい人が成功する社会になりつつある。
もともとなのか。
それとも、自分のいるところがそういうところなのか。
得てして本当に考えなければならない。
社会保障/保険に関してはわかりやすく書かれている。
そして何よりおもしろかったのは相対的貧困について。
これは絶対的貧困と相対するもの。
絶対的貧困は死ぬ死なない
相対的貧困は人間らしくいけるか
日本は経済大国。
それについて日本人は浮かれているがどんなメリットがある?
日本人に合った仕事って何なのだろうか。
日本人に合った生き方って何なのだろうか。
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[ 内容 ]
競争、無関心、上から目線。
誰もが誰かを、そして自分を痛めつづけ、人間の尊厳も社会のシステムもボロボロになってしまったいま、派遣村村長が静かな情熱をもって子どもたちに書き下ろす。
ごまかさずにあきらめずに、もう一度、希望をつくりだそう!
特別対談・重松清×湯浅誠。
[ 目次 ]
第1章 どんとこい、自己責任論!―がんばり地獄とずるさ狩り、そんな社会に、みんなでサヨナラしよう。(努力しないのが悪いんじゃない?;甘やかすのは本人のためにならないんじゃないの?;死ぬ気になればなんでもできるんじゃないの?;自分だけラクして得してずるいんじゃないの? ほか)
第2章 ぼくらの「社会」をあきらめない。―黙るのも黙らせるのも、もうやめにしようじゃないか。きみの“溜め”が増えるように、みんなの“溜め”を増やすために。(きみがいま、あるいは将来そのさなかにいるのならば;変わるべきはぼくらの社会だ、ときみが思うならば;きみが、生きやすく暮らしやすい社会を目指すならば)
どんとこい対談 真摯に、そしてひとかけらの笑いを(重松清×湯浅誠)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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貧困問題がとてもわかりやすく書かれていてよかった。小難しい専門用語やデータが少なくて問題の根本を理解するためには最適だと思う。
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よりみちパン!セ その6。
題名がよくない。内容は今の僕にとってとても重要だった。これは編集者の問題。
この題名では、お金がなくても豊かに生きていける心構えと実践的ノウハウの本という風にとれる。僕ははじめそうと思ったので敬遠していた。が、薦められるので読んでみたらぜんぜん違った。
格差社会の臭いものには蓋とばかりに目をそらしてきた貧困問題はみんなの問題だからちゃんと向き合いましょうという本だった。目をそらしていたのは恥だと思った。