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◆あらすじ◆
殺害された少女がまとっていたのは、ローティーンに人気のジュニアブランドだった。
被害者がそのブランドに夢中だったことに、いち早く気づいた少年課の刑事・白石理恵は、特別に捜査に加わることになる。
そのブランドの服を着た少女に執着する男の犯行、と見た捜査が行き詰る中、第二の事件が発生。
ブランド側の思惑も絡まり事件は思わぬ展開を見せる。
華やかな警察小説登場。
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子供向けブランドを着た少女が殺された。
一体何が目的で、どうやって少女達をおびき寄せたのか。
も気になりましたが、犯人がさっぱり…。
起承転結、なのでしょうか?
章が別れていて、最後の章は当然犯人が分かった状態に。
…なるのですが、ものすごくまさか! な展開でした。
ある意味、これは途中で犯人当てられたらすごいかと。
さっぱり分からない、という以前に~です。
服にあこがれる、その心理を巧みに突いた売り出し。
そして微妙な恋愛。
何だか、あちらこちら心理的に分かりはするんですが
中途半端といいますか、無駄に長いだけ、のような気も。
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殺害された少女がまとっていたのは、ローティーンに人気のジュニアブランドだった。被害者がそのブランドに夢中だったことに、いち早く気づいた少年課の刑事・白石理恵は、特別に捜査に加わることとなる。そのブランドの服を着た少女に執着する男の犯行、と見た捜査が行き詰まる中、第二の事件が発生。ブランド側の思惑も絡まり事件は思わぬ展開を見せる。華やかな警察小説登場。
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少女は女で、女は少女。
推理小説なんだけど、印象に残ったのはむしろジュニアファッション業界のこと。そして、女性として生きること。
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【あらすじ】
殺された少女が着ていた服は、大人顔負けの高級ジュニアブランド「プリムローズ」のものだった。誰よりも早くそのことに気付いた刑事課の白石理恵は、特例として捜査に加わっていた。しかし、犯人像は掴めぬまま、第二の犯行が起こってしまう。やはり被害者はプリムローズの服を着ていたため、皮肉なことにブランドの知名度は一気に上がり、高級路線で差別化を図っていたプリムローズの店舗には大勢の客が押し寄せるようになり…。
【感想】
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ブランドの思惑に警察の捜査、そこに一見関係なさそうなクリーニング店の動きが絡んでくるのは面白かった。高級ブランドの服の手入れといい、「手を触れない」ことといい、目の付け所が繊細だという印象。
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少女たちに人気のブランド「プリムローズ」。
プリムローズのゼネラルマネージャー日比野晶子と、刑事白石理恵の二人の女性を中心に事件を追っていく展開。
ミステリーとしてもちろん面白いのですが、ブランド戦略の部分がとても興味深かったです。
ブランドを守る為に必死になる晶子と、絶対犯人を捕まえると必死な理恵。その他にも少女やその母親など、女性の心理が巧みに描かれていてグイグイ読みました。
途中までは抜群に面白かったのですが、犯人が分かってからはちょっと失速。
犯人が突然出て来た印象・・・
伏線がないタイプですね。
でも犯人当てとして読まなくても、晶子と理恵の心理や、ブランドにハマる母娘など、読みどころは満載でした。
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面白かった。一気読み。久しぶりのミステリー。主人公の女性刑事が控えめなのがよい。本線と直接には関係ない登場人物の気持ちや過去とか無駄に雑談がないのが良い。犯人は思いもよらずでした。その分背景が弱いかもしれないが。