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評価の★は、がんばった! という当人の努力度を主観100%で評価したものです、お役に立てなくて申し訳ございません。
3Dで、動画で、細胞内部の動態を可視化すると、血液成分や脂肪細胞や脳のシナプスはこんな動きをしていた…、と教えてくださる先端分野ご研究の先生方を訪ねました。
からだの深部を海底探査のように観光するかんじで、気軽に見て、読んで、お楽しみくださいませ。
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最初のカラーベージの凄まじくきれいな画像に魅せられ、内容も自分の研究テーマと近いところもあったので購入を即決しました。普通の書店のサイエンスコーナーに置かれていたので、一般の人向けにかかれたもののようですが、内容はかなり濃く、大学4回生で生物学専攻の自分でも学べたものは多かったです!
具体的には
・発光生物がなぜ光るのかを生態学的に考察(コラム)
・蛍光と蛍光タンパク(GFPなど)について
・二光子顕微鏡、共焦点顕微鏡、全反射顕微鏡などの原理(コラム)
・位相差と微分干渉の違い(コラム)
・FRETやSTED、量子ドットについて(コラム)
・褪色現象について
・アポトーシスとネクローシスの違い
・ミトコンドリアと活性酸素の関わり
・最先端の研究(宇宙での細胞培養、簡易遺伝子検査キットなどなど)
が印象的です。上の項目はかなり個人的なものなので、読む人によって学べるものは違うでしょう。
コラムは本当に全てが面白いです!今まであまり分かってなかったことなどの情報がさらっと書いてあり、ほんとにこの本が出版されたことに感謝です。
どの年代がターゲットか分かりませんが、大学生には身近な内容ですごく分かりやすくて読みやすい本でした。まさに自分の中で運命の本の一冊です。
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[ 内容 ]
「光る生き物」と聞いて何を思い浮かべるだろう―ホタル?
クラゲ?
本書で言う「光る生き物」とは細胞のこと。
発光生物から抽出した蛍光物質を使い、細胞を光らせる技術「バイオイメージング」。
この技術をひもときながら、最先端研究の世界へご招待します。
[ 目次 ]
第1部 光るの仕組みと見る仕組み(発光生物の基礎知識;細胞の動向を探る!バイオイメージング技術)
第2部 最先端研究の世界を覗く(究極の医療にいたる「光」の道筋;脳神経細胞のイメージング―記憶や感情の源泉を覗く;メタボのイメージング―内臓脂肪の悪戯に迫る;ナノ粒子の知恵の塊DDSのイメージング;発生過程で何が起こっているのか!;ミトコンドリアのイメージング―動力源で、死や老化にも関与?;食品偽装が一目瞭然!遺伝情報のイメージング)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]