紙の本
まずまず
2018/09/12 12:07
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投稿者:ごり - この投稿者のレビュー一覧を見る
債権各論(契約・事務管理・不当利得)の方は、非常によかったが、
こちらは、比較するとやや記載不足の印象がある。
まず、これを読んで基礎を理解し
他の体系書も参照すべきかも。
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不法行為は難しい。この薄い本の内容を最低限理解しておく必要があるかと。記述は分かりやすく、判例・通説ベースで書かれている。
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初学者向けに徹するなら、記載しなくていいような内容もある気はしないでもないが、分かりやすいない記述で、不法行為法を学び始めるにはお勧めできる一冊だろう。
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法学部出身者でなくても非常に分かりやすいです。公務員試験で捨て項目だった民法をまさか勉強することになるとは、学生のときには考えもしませんでした。
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潮見先生の債権法の体系書(信山社)は、その内容の高度さのゆえに、初学者はもちろん、実務家にとっても、容易に正しく理解できるものではないし、そもそも通読も大変だ。
これに対し、本書は、初学者向けに、思い切って、実務と主要学説に説明を絞っており、分量的にもコンパクトで、非常にわかりやすい。
司法試験レベルはこれで十分だと思われる。また、不法行為の分野では、多くの伝統的な定評あるテキスト(幾代、森島など)の改定が止まって久しいところ、本書は、実務家が不法行為法の最近の判例実務の理論体系を確認するのにも便利だろう。
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ロースクール向けの債権各論(不法行為法)の基本書。ですます調の記載で、判例・通説をベースに分かり易く解説。
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民法の債権各論の入門書です。なお2021年現在、第3版が刊行されているようです。
第ニ巻となる本書では、不法行為法というサブタイトルが付されており、不法行為にかんする諸項目が順次とりあげられ、解説されています。
本書ではまず、不法行為法にもとづく損害賠償請求のモデルを簡潔に示し、そのモデルに沿って、権利侵害、故意・過失、因果関係、損害、請求の主体、請求に対する抗弁といった項目がそれぞれわかりやすく説明されています。後半では、差止請求や名誉棄損、医療過誤、自動車損害賠償保障法などがあつかわれています。
第一巻と同様、読みやすい文章で書かれており、はじめて不法行為法を学ぶ読者に親切な本です。第一巻では比較的コンパクトな叙述になっていましたが、本巻は不法行為法に対象を絞っていることもあって、よりくわしくわかりやすい印象があります。