紙の本
竜[リンドバーグ]と少年
2009/12/21 14:20
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asura - この投稿者のレビュー一覧を見る
霧深い国「エルドゥラ」に住む少年ニット。国を守る「ボーダー守り」である父が「飛翔罪」を犯して死んで以来肩身の狭いつつましい日々を過ごしながらも空への強い憧れは潰えることはなかった。ある日空から墜ちてきたのは人工の翼をつけた竜。乗っていた男をとっさに匿うニット。男はニットの相棒プラモを「リンドバーグ」と呼んだ__。
落ちてきた男シャークは凶悪な面相でプラモを見る目つきが危険な光を宿し、殺伐とした緊張感が漂います。外を知る者として期待を寄せる純粋なニットにはらはらさせられながら物語は待望の空へと向かいます。
物語はまだ導入部といったところですが架空の世界のスケールを感じさせ「飛翔」が幕開けにふさわしい内容となっています。心の許せない仲間や悪い大人といったキャラが好きなのでシャークには個人的に期待してます。
前作『ガゴゼ』で惚れ込んだアントンシクの小学館月刊誌ゲッサン連載作。
筆圧のある作画と描写力、が掲載誌がゲッサンなので残念ながら通常コミックサイズ。強さと艶のある絵に魅せられていたので師が中村嘉宏(オーバーマンキングゲイナー)と聞いて納得です。
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ワクワクする王道冒険もの
2018/12/31 23:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者は異色の掛け合わせと言うか、ミックス・フュージョンが上手いので、まず前情報は何もなしでこの1巻を読んでほしいです。思ってもみなかったような組み合わせに「何だこりゃ!?」と驚くことでしょう。なおかつ、少年の大空、外の世界への憧れもよく表現しているなあと思います。
電子書籍
面白い
2016/06/08 21:01
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投稿者:co - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵柄も好きだし、話も読みやすいと思いました。
特別斬新な話ではないけれど、面白くて誰にでも勧めることができる漫画です。
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飛翔感とちょっぴりミステリー
2015/12/31 23:25
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投稿者:スバル - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナウシカの時代にパズーとアロアが暮らしていたら、きっとこんな感じだろうとおもう。
閉塞感漂う小さな王国で、父親の犯した罪により虐げられている少年が、トカゲのような相棒と共に成長していく(のかなぁ)という話。正体不明の男が町にやってきたことで、運命が動き出す。
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複葉機となぞのモンスターなお話で、まだおもしろさは未知数ですが、好きな題材なので、これからおもしろくなっていって欲しいです。
物語がどんな風に進んでいくのか、楽しみです。
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表紙と解説読んで衝動買い。THE正統派ファンタジー。展開はベタ(王道)だけど、設定や絵柄に重厚感があって面白かった。まだ序章なので次巻が楽しみ。
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まず、絵と世界観が好き過ぎます。
閉鎖空間から外に広がる設定は凄く好き。
しかも空ときた日にゃたまらんです。
シャーク格好良いし。
2巻で外に出たので。
色々経験して、ニットも大きくなって。
モーリンと無事再開出来る話を期待して・・・
続刊楽しみにしています。
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独特なデザインの登場人物達に最初は戸惑ったが、繊細かつ緻密に描写された世界が魅力的で引き込まれます。
地味に楽しみなシリーズ漫画です。
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描きこまれている漫画!絵柄表情動作、すべてがどツボ!!これから冒険に旅立つっ!というところで終わっているので、2巻以降が楽しみっ
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やっぱりコレだ!王道ファンタジーアドベンチャー!『ガゴゼ』のアントンシクが「ゲッサン」創刊号から連載を始めた王道ファンタジ。ボーダーと呼ばれる底の見えない絶壁に周囲を囲まれた天涯の国、エルドゥラ。空を飛ぶことが禁じられたこの国で、少年ニットは冒険を夢見ていた。飛ぶことが禁止されていて外の世界を知らないというモチーフは、木城ゆきとの短編集『飛人』に収録された表題作だとか、古屋兎丸の『Marieを奏でる音楽』なんかでみたことがある、ある意味手垢まみれのものだ。閉鎖された世界をという意味では、カサハラテツローの『空想科学エジソン』も同様の題材で、『グレンラガン』とかも含めたらそれこそ枚挙に暇がない。でもこれ系のネタの話は、確実にワクワクアドベンチャー展開が待っているため、ハズレがなく、どれも傑作揃いだと個人的に思っていて、実際この作品もそうであった。主人公に密かに想いを寄せる幼なじみの少女、空を飛ぼうとしてボーダーの下に落ちた主人公の父、崖で見つけた謎のトカゲ犬・プラモと、そこに墜落してくる謎の飛行機。こんな既視感バリバリの王道展開の連続なのに、ものすごく心おどるのは、おそらく絵が上手く世界観に破綻がないのと、キャラクターが魅力的だからであろう。厳密には、1巻ではまだ冒頭のエルドゥラを出るところまでなので、作品を決定づける正念場はこれからと言えるが、少なくともイントロは完璧に近い。『ガゴゼ』の頃から絵が抜群に上手くて、話もそこそこ面白いから期待していたが、ここまで自分の好みど真ん中の作品を作ってくれるとは思っていなかった。自分にとっては『ゲッサン』はこのマンガのためだけにあると言っても過言ではない。次がとにかく楽しみ。
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空の冒険ファンタジー。絵は最近よくあるような読みやすく迫力ある絵。少年誌的ドキドキを素直に味わえる。
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久々にヒットした漫画!絵もストーリーもどんぴしゃ!
つい全巻を一気に購入してしまった。
閉鎖的な国に住む主人公が外の世界から来た人間に出会い、国の外へ旅に出る、というベッタベタな王道展開なんだけど、絵の上手さ、テンポの良さのおかげで問題なく読める、むしろ面白い。
続きが楽しみ!
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3巻まで読了。
宙に浮かぶ幻の国エルドゥラ。
空飛ぶ動物(見た目は爬虫類)、その名はリンドバーグ。
大きな世界を目指し大空へと旅立ったニット少年の冒険譚の始まり。
壮大なファンタジーになりそうな予感がひしひしと。
アニメにもってこいの作品だと思う。(とか言っているが既にアニメになってたら超恥ずかしい)
シャーク船長は、豪気で男気に溢れててかっこいいなぁ。
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エルドゥラは理想郷という意味のエルドラドのもじりかなーと思いつつ
やっぱりこういう王道ファンタジーは好きです
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アントンシクで
『リンドバーグ』全8巻
読んだ。
ファンタジー冒険活劇。
閉鎖された世界からの旅立ち、様々な出会い、壁。
まるで長編の海外児童文学を読み切ったような充実感が得られる。
時代関係なく読める良作として挙げたい。
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物語の流れはどこか複雑さがある。
ただ、壮大に膨らんでいく物語をしっかり収束させたこと、鍵を握る“リンドバーグ”の謎をずっと最後まで引っ張っれたのも凄いな。
主人公が正統派の正義の味方じゃないとこもツボ。
私ですか?
天才少年のキリオが好きです。