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中脇初枝さんの文章は美しく、こわい。
佐竹美保さんの絵も美しく、こわい。
とっつぁまに息を吹きかけるシーンと、囲炉裏端で縫い物をしているシーンが、とくに美しい。
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沖縄以外の日本全国で語られる雪女の物語。
この絵本では、雪山で雪女にであった親子だが、父親は殺され、子はまだ7つだったため生かされた。何年もたって、人間の姿であらわれた雪女を、母子は招き入れ、7日間すごす。そうこうするうちに母にも気に入られて、むすこと結婚する。冬ばかりでなく、いつもよく働く気立ての良い嫁となるが、母は3年後亡くなり、嫁は沢山の子を産んだ。
さらに数年がたち、大雪の夜、ふと息子は幼い頃に出会った雪女の話を嫁に語ってしまう。
雪女は正体をあかし、本来なら息子の命を取るところだが、沢山の子がいるから殺せぬと言い、下の子だけをつれて雪山に帰ってゆく。
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「わたしのことは、誰にも絶対言ってはいけません」
…私には無理だ~~。すぐしゃべっちゃうからね…。いやぁ、お口にチャック!ですね。
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「わたしのことは、誰にも絶対言ってはいけません」
…私には無理だ〜〜。すぐしゃべっちゃうからね…。いやぁ、お口にチャック!ですね。
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「吹雪の夜、雪女に命を助けられた男は、数年後の吹雪の夜に美女と出会い、夫婦となります。そして幾年かが過ぎた吹雪の夜…。雪国に伝わる怖ろしくも哀しい物語を、中脇先生と佐竹先生のコンビでおおくりします。」
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2024年2月14日(水)朝学
4年B組
4Bさんの子たちから、「こわい話を読んでほしい」とおたよりでリクエストがあり、選んでみました。
有名な昔話ですが、とても絵がきれいな絵本です。
(構図なども独創的で、素敵)
昔話は何でもそうですが、本によって少しずつお話が違うので、知ってるのとちょっと違うなぁとなるのも、おもしろいですよね。
どうなっていくのかな?と、子どもたちもお話を真剣に聞いていました。
雪女の話をしてしまう場面では、「あぁっ、言っちゃう」といった感じで隣同士顔を見合わせている子もいました。
こわい話、楽しんでくれたでしょうか?
(読み手:K)