紙の本
口にすると危険
2020/04/04 18:43
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋人への思いと疑惑に揺れる、主人公の心理描写は迫力があります。トリックや動機など、推理小説としては若干物足りないです。
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何を楽しんだらいいのかよくわからない話だった。下ネタか。下ネタを楽しめばいいのか。相当早い段階で動機がわかるし驚きもない。加えて主人公が俗世間的な意味で普通の人。火サス臭が凄まじい。
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石持さんのミステリーは好きなので
作者買いしました。
扉は閉ざされたままを読んではまってます。
設定はやはりすばらしいです。
今回は自分の彼女が犯人じゃないのかと思う彼氏が主人公です。
最後が!!!
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彼女が殺人を犯したと気づいてしまった彼の話。犯人も動機もわかってしまうし、彼の方もなんだか嫌な奴だしどうしたものやら・・・でも、最後でまあ許せたかな。
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もし自分の恋人が殺人犯だと分かったら。普通はかばうか自首を勧めるか、ではないのでしょうか(苦笑)。それなのに自己保身第一の主人公。このタイトルはシビアというかなんというか……。
果たして彼女が犯人なのか否か、そして犯人の動機と目的は? いろんなサスペンス感がいっぱいで楽しめました。ラストは意外な方向性で、切なかったです。でも主人公にはあまり好感を覚えない……。
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犯人は早々に明らかになるし、動機については序盤の伏線でヒントが与えられているので物語の主眼は主人公の心理描写という事になるんですけど、利己的でクールなはずの主人公が下した決断はどうにも陳腐です。
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石持浅海ワールド全開!!
君とは別れる。別れなければならないんだ。だって、僕は自分自身が大切だ。
こんなヘンな小説は石持にしか書けません。(てか、書きません)
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なんとなく石持さんだなぁ...と思わせるような
作品。技術系の普通の...どこにでもいそうな会社を
舞台に繰り広げられる連続殺人事件。日常を描くのが
上手く、自分もその舞台に上がっているかの様な
空気を自然に感じます。
連続殺人ながら登場人物もかなり少なく犯人が
限定される意味では状況的にはクロースドサークルで
こういった変則的なクローズドものは今までも石持さんは
得意としてました...よね。更にその中で、犯人探しではなく
その動機面に重点を置いているのは例の如く。
流石に今作はその動機面も伏線の張り方があからさまだった
ので、真相解明の驚きは少ない。ちょっと安易?
ミステリにやや斜めな恋愛ものや、会社員達の日常などを
混ぜ込んだ、うーん、やっぱり石持さんっぽい...作品。
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なんだか悲しいタイトル。帯に書いてある言葉を一部そのまま使うと
「割り切った関係の恋人が殺人を犯したら、あなたはどうしますか。」という問いへの主人公の答えが「捕まらないでくれ。僕と別れるまでは。」
保身に走る主人公にイヤな奴という印象を持ったら著者の意図どおり。
過去の石持作品を読んでいたら、ラスト数ページで「もしかしてまたあの終わり方なのか?」とわくわくしてしまうはず
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どうなんだろう。
表紙の裏面の解説(?)を見て、惹かれましたが、実際読んでみると、迷探偵という感じで、まあ、真犯人が身近にいるという点が違うぐらいで。
はっきり言えば、誤解を恐れず「期待はずれ」でした。
まあ、自己保身、欺瞞、そして欲望といったエゴというのは、すご~くわかりましたが。
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+++
携帯関連会社ディーウィとベビー用品メーカーのベイビーハンド。業務提携によって結成された共同開発チームは、いきなりヒット商品を生み出した。しかし、祝勝会の翌日、チームリーダーだった粕谷が、社内で不審死を遂げる。死因はニコチン中毒。殺人なのか?犯人は?疑心暗鬼のなか、共同開発チームに所属する水野勝は、同僚で、恋人でもある北見早智恵が犯人である決定的証拠を掴んでしまう…。保身と欺瞞と欲望と。つきつけられるエゴイズムとサスペンスが目をそらすことを許さない、迫真の傑作。
+++
序章
第一章 君が殺した
第二章 君と別れることにした
第三章 君がまた殺した
第四章 君の罪について考えた
第五章 君はなぜ殺した
第六章 君がいなくても平気
終章
+++
会社の同じ開発チーム内で続けて二人、ニコチン中毒で殺された。犯人はチーム内にいると思わざるを得ない。水野は恋人の早智恵の部屋で、犯行を想像させるものを偶然見つけてしまい、以来疑いの目を持って早智恵を見続けている。早智恵との始まりは、多分に惰性的なものだったので、自分の身を守るために早く別れなければ、とばかり考えるようにもなっていた。
実は犯人は早智恵以外のだれかなのではないか、いつか急になにもかもが覆されるのではないか、と思わせるような展開で、どんどん読み進むが、意外さは別のところに現れたのだった。序章が、すべてのはじまりだったのだ。
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最後は石持さんらしい終わり方でした。「罪を憎んで人を恨まず」みたいな
実は犯人違うのかな~ってのを期待していたんだけど、どんでん返しはありませんでした。
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主人公は保身ばっか考えてたのに最後デレた。
新ジャンルだ、ホシデレ。又は自己デレ?
石持さんの文章は、妙なスタイリッシュ感とさっぱりした感じが漂ってるなぁ。
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なんでしょうか、それって決定的証拠なの?って思うところから違和感がありました。推理力も行動力も相棒も業もないわりには、思い込みだけは激しいなぁと。普通だったらそうは考えないんでは?小さなことから推理してるような気がするし、桜沢さんが相棒な感じもするし、最後には業もある感じだし…。
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「時すでに遅し」という言葉がよく似合う作品。主人公の思考には終始イライラさせられた。ラストが哀しすぎる。