紙の本
歴史本としても、都市伝説本としても楽しめる
2017/05/18 11:35
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペーパーバックは怪しげなもの・眉唾ものが多いですが、これはしっかりとした内容です。
カラー写真はないですが、それでも写真はこの料金にしては豊富。簡略ですが、地図や島の大きさなどがわかる図も載っていて、孤島となった島の歴史も1つ1つわかりやすく、伝説や史実を交えながら解説しています。
歴史好き、都市伝説好きのどちらも楽しめる内容です。
やっぱり、軍艦島は行ってみたいですね。
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日本の離島ガイド。淡路島や奄美大島などメジャーな島も出てくるので「封印された」というタイトルには少々語弊があるが、コンビニ本のアイキャッチ狙いの上ではまあ仕方ないか。
道路がつながっている所はどこも均一に近代化してしまう日本だが、離島はそれぞれ独自の文化や自然が残っていて面白い。特に沖縄には「これが日本か!」と思えるような島が多い。
発行が2010年初頭なので、尖閣諸島が「絶滅危惧種の植物がヤギに捕食されてしまう島」と紹介されていて、「なんか呑気だなぁ^^;」と思ってしまった。
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なるほど。民俗学なんですね。
離島民俗学入門にはとても良い本かと思う。
多くの離島の謎や歴史や文化に触れられており、
興味を持った島を深く調べて見るためのガイドブックとなる。
読みやすい文章で暇つぶしにもよい本。
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「事実は小説よりも奇なり」という言葉が思い浮かんだ。日本が島国であること、離島は独自の文化や空気が流れていることを感じさせられた。
名前すら知らなかった島や、知られざる一面を持つ有名な島、神秘的な島などなど離島を通じて、この国の魅力を感じることが出来た。
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タイトルに魅せられて勢いで購入した1冊。有人島・無人島・人工島と、本で紹介されている島はごくごく一部でしかないけど、個人的な興味は尽きない。装丁自体がミステリーっぽい。
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意外と真面目に書かれた一冊
キャッチーなタイトルとチープな装丁から、興味本位なコンビニペーパーバックの何物でもないだろうと思わせる。
まあ、その感想は、ほぼ合ってはいる。
・入島が許可されていない島は、ほとんどない。
・無人島ですらない島の話題も結構ある。
一方、不謹慎で俗っぽい書きっぷりを期待していると、意外にも現地の自然文化歴史をリスペクトしての情感あふれるリポート、真剣な描写姿勢に驚かされた。
通常と異なる風土風習の存在に期待を持たせて止まない「舞台」離島への憧れをリーズナブルに楽しめる良書とも言えそう。
結構、取り上げている島の数も多く、この手の読み物としても実用的だ。
(ケルンのある島、二つの墓の島など初耳ネタ)
シリーズ化もされているようだが、当り、外れも多いらしい。
まあ、そうだろうなあ。