じごくのラーメンや みんなのレビュー

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苅田 澄子 作
　　　西村 繁男 絵
　　　 教育画劇 (2010/04)


これはまた底抜けに明るい地獄
閻魔様の顔！
激辛好きにはたまりませんね～
天国へも出前ですって

西村 繁男さん　「やこうれっしゃ」とは違ったはじけた絵で楽しませてくれます


≪　お彼岸も　大繁盛の　えんま軒　≫

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地獄の閻魔さまは、からいからいラーメン屋をオープンさせました。からいラーメン食べきった人は天国に行けるとあって、大人気。でも誰もからいラーメンを食べきれません。ところで、天国でも地獄のラーメン屋のにおいが届き、仏様たちがやってきた。さて、からいラーメン食べきれるのか？

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なんだこれ（笑）

地獄で激辛ラーメン屋をつくって
食べられたら願いをきくよっていったら
お地蔵様が完食する話

ラーメンだいすき！

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だいめいからして おもしろいよね。
ひょうしの とおり えんまさまが ラーメンを つくるのですが
いったい どんな ラーメンでしょう。

おおいたけん という ところに べっぷおんせん というところが
あるんだけど そこには じごくめぐりと いって
いろんな じごくに みたてた おんせんが あるんだ。

えほんを よみながら
おじさん そのことを すこし おもいだしたよ。

これで ええのん？？
って かんじの けつまつも なかなか おもしろいよ。

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天国では、色々なおいしい食べ物がある。
でも地獄には何もない。そこで、閻魔様がラーメン屋を開店。
とっても辛いラーメンを食べれたら、天国へ行かせてやる！
そんな条件だから、とっても繁盛。
なんと天国の人達も食べに来る。
忙しすぎて、閻魔としての仕事も忘れて…。いつしか

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ことばのリズムが良くて読みやすい。話も面白い。はじめはラーメン食べられないのか！って言ってたのに最後のほうでは食べれるものなら食べてみろって感じになってるのが面白い

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ラーメン好きのむすこが気に入ってます でも、おとなにも面白い えんまさまが必死でギョーザを焼いてるのがかわいい(*^o^*)

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「じごく、だいきらい」がさ、「じごく、だいすき」になるのが面白い！みて、このチノイケが温泉みたくなってるし、はりのやまもこんな。いいところになってんの！（Ｓ８）
「ぜんぶ たべたら、てんごくへ いけますぜ」
「うちら、てんごくから きましたから けっこうどす」
が面白かった！帰れんの？それ！

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こんなおいしい地獄があったら、ちょっと。。行ってみたい。。。
ぜひ挑戦してみたいラーメン。人間界にもあるような！
人間も神様もオニたちも、おいしいものは大好きなようです。
それにしても地獄のみなさん、がんばってるなぁ（笑）

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そのタイトルと表紙のインパクトで怖いのかと思いますが、なんだか読んだあとは「カワイイな」と思う作品です。
個人的には辛い物が苦手なので閻魔様の作ったラーメンを食べたくありません。でも読後はラーメンが無性に食べたくなりました。（笑）

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意外と罪人たちとえんま様の距離が近い。ギョウザ焼く作業とかはもう罪人たちにやらせればいいのにwそれをしないで一番えらい人が汗流している姿に好感度アップ。
ハチャメチャな設定のようでいて、おじぞうさまが地獄に落ちた人たちを結果的に救ったんだな～とスッと腑に落ちる結末。ある意味地獄の終焉だったけどw

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閻魔様があたふたする様子は面白いけど、地獄は罪を償う場所だと言う大前提がなくって、子どもに読み聞かせるには困る設定かな〜