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2010/04/15
・見知らぬ大勢が集まって酒を飲むこと、そういう居酒屋が土地に根ざして全国に存在すること、それは文化であり社会の安定装置であること
・古い居酒屋には長年かけて店と客の作り上げてきた独特の空気、流儀、個性があり、町の人の居場所として必要な存在になる。レストランは腹を満たす所だが、居酒屋は心を満たす所だ。そのために行く。いつ行っても変わり映えしない肴で結構、いやむしろそれでいい。行けば常に変わらないものがあるから通う。
こんな筆者が書いた「居酒屋百名山」が面白くないわけがない。
いつかは百名山巡りを始めてみたいものだと強く思う。
付記:本書を読んでみて、居酒屋文化は明らかに東高西低であると感じる。不思議なもんだね。
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太田さんの「居酒屋」ものは何冊読んだことでしょう。
単なる店紹介に終わらず、そのお店固有の空気間まで伝わってくる名文だからなのでしょう。
旨い居酒屋の席に座ったときに感じる寛ぎ、開放感、もちろん酒肴の味・・・そんな佇まいが伝わってくる。
そして、この店いつか行ってみたい!!と思わせる。(全国版だから見果てぬ夢かも・・)
私のごひいきの店も入っているのも嬉しい。
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太田和彦さんの本は、店の紹介に留まらず、そこに働く人のエピソードが趣深い。
気仙沼の「福よし」が船の見える港の店と書いてあり、みなさまの無事を祈るばかり。
取り敢えず行ってみたい店をチェック!みますや(神田司町)両花(下北沢)
魚仙(長岡)ますだ(京都)
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京都では赤垣屋、ますだ、祇園きたざと、めなみ、神馬が選ばれている。
「私も「ますだ」に入るために京都に来る人になった。」(p205)
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風土が年月を経て居酒屋に宿り、居酒屋が土地の風土と人を育む。土地の歴史と店々の営みに心馳せながら、居酒屋で土地の季節の肴と一杯傾けることの幸福。
フィールドワークで年輪のように経験と知識を積み重ね、こういう大人になりたい。
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大田和彦『居酒屋百名山』新潮社、読了。全国の居酒屋を巡り歩き、100店を選び出し、その特質を描き出した一冊。居ながらにして居酒屋巡りの旅をしている気分になることができる。しかしグルメの紹介・情報案内とは異なる作品で、どのページも筆者の居酒屋に対する愛情に溢れている。
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CSでやっている百名居酒屋とか居酒屋紀行を文章化したものにしか思えなかった。よってCSで散々見たものの文章化したものからは映像で見た情景が浮かぶという卵が先か、鶏が先か的ワケがわからん状態になったw
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太田和彦 『居酒屋百名山』
わしのバイブル(笑)
太田和彦さんが全国各地の銘居酒屋を放浪記w
これを頼りに出張先にある居酒屋に呑みに行く♪
青森市「ふく郎」
八戸市「ばんや」
仙台市「源氏」
名古屋市「大甚」
今のとこ、この四件は行けた♪
秋田市「酒盃」
湯島「シンスケ」この店もその内行きたいなぁw
2014年読破