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タイトルは完全な「釣り」。筆者が強硬な葬式無用論というわけではなく、そうなるだろう、という話。最後は、どう生きてきたかが肝心で、葬式の形は大した問題ではない、みたいな締めくくりで、かなり肩すかしを食う。そもそも、筆者自身に「こんな葬式で送ってほしい」という具体的イメージがないそうだ。
全体に「葬式仏教」の事情には理解を示しているが、戒名だけは以前に著書を書いたこともあり、思い入れというかこだわりがあるようだ。
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(2010/2/7読了)仏教式の葬式の起源が禅宗にあったとは知らなんだ~。葬式仏教の起源は興味があったので、なかなか示唆に富む書であった。
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著者が宗教学者と名乗っているせいか葬式や埋葬や戒名の歴史部分が長かったけれど、参考にはなりました。
散骨も違法やないらしいです。
焼き場からお墓への直葬、家族葬、友人葬、樹木葬、宇宙葬、手元供養…いろいろな形があるんですね。
葬儀費用は平均で231万円と日本は世界で一番お高いらしいです。
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・葬式費用平均231万世界一。
・「民俗学」とは慣習や習俗を研究する学問。日本では創設者は柳田国男。
読んでて、ほとんど頭に入らなかった。タイトルに内容が沿ってない。
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「日本の社会のあり方が変化した今、葬式のあり方も変わろうよ」ということがテーマだろう。学者であるなら即物的な意見だけで終わらずに、こうした問題の背景にあることに焦点を当てながら、これからの日本人の死生観や生き方にまで踏み込んでもらいたかった。
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読んで「戒名てなんぞや」ということがすっきりした。
以前、外国の方に「戒名て何?」と聞かれて、お手上げになった経験があって、「死後にもらう名前」みたいなよくわからん説明をしてしまったのだが、そもそもしっかりした位置づけがあるわけでもないようですねえ。
結婚式も葬式も、「家」制度が弱まるにつれて個人個人が納得したらええやないの、という方向にいく。ひごろからちょっとは考えといたらいいんかもね、死ぬときのこと。結婚が先か…。
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日本の葬式は高すぎる!!業者に搾取されすぎじゃないか?と思いながら読んだ本。葬式が高くなった理由(浄土教信仰・世間体)とか、戒名の理由が実ははっきりしてなかったりとか知らないこと色々。檀家に入ってなければ、戒名って自分でつけられるもんなんだな・・・。亡くなった人のことをよく知っている人に付けてもらった方がその人らしい名前になるし、良いよなぁと思ったり。
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葬式にも色んなタイプがあるんだなあと参考になりました。母親の時と自分の時とでよく検討しておかなければならない課題だ。
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東京に出てきて、墓も仏壇もありません。
自分が死んだらどうしようか、と考え読んで見ました。
戒名代とかいろんな費用がかかるようです。
戒名は自分で付け、骨は故郷と、東京近郊のどこかに
納めようかな。
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考える時間も相談する時間もとれない行事だけに不透明(ボッタクリ)感を強く感じていたが、本書を読むことで実態を知り、ある程度の本質がわかった。タイトルは「・・・いらない」だが檀家であるならそう簡単にはいかないようで、しかし葬式をやらずに済ます方法も書いてある。葬式を行うようになった経緯、戒名の意味(とおかしさ)は特に興味深く、本書が広まれば日本の文化も大きく変わっていくのは間違いない(というより変わない方がおかしいとまで思う)。広まらずとも本書にあるように葬式のあり方は変わらざるを得なくなる(なっている)が実態は知っておくべきだろう。
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・8/8 エチカの鏡にて再度紹介あり
日本人の葬儀費用は平均231万円。これはイギリスの12万円、韓国の37万円と比較して格段に高い。浪費の国アメリカでさえ44万円だ。実際、欧米の映画等で見る葬式はシンプルで、金をかけているように見えない。対して我が国といえば巨大な祭壇、生花そして高額の戒名だが、いつからかくも豪華になったのか。どんな意味があるのか。古代から現代に至る葬儀様式を鑑みて日本人の死生観の変遷をたどりつつ、いま激しく変わる最新事情から、葬式無用の効用までを考察。葬式に金をかけられない時代の画期的な1冊。
・6/13 エチカの鏡
性格&相性診断スペシャルにて出演あり
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日本のお葬式の話。2010年。日本での葬式にかける費用は平均で231万円。これは他の諸外国の数値からみても桁外れに大きなものであり、その中には理由も不明確な項目と料金が含まれている。仏教的な背景と、死んだときにどうすればスムーズに進むのかを説明している。
最近は火葬後にダイヤモンドにしてお墓に入らないなど、いろいろな形で最期を向えるようになっている。これまではどちらかといえばお寺にお任せで問題はなかったのだが、人口の減少等の社会的背景が従来の方法を良しとせず、ビジネス的に変わってきている。遺言書を準備して、生前から備えておく必要がありそうだ。葬式無用、戒名不要、としてみたい。
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葬式を巡る歴史が興味深かった。私は浄土真宗(北陸だからなんですね!)なので、祖母の戒名も2文字でした。
自分自信、無信教と思いつつも、なかなか切れない宗教との関係(冠婚葬祭)を見直すきっかけが持てました。
お金はやっぱり大事なものだから、遺族や自分の為にもしっかりと葬式、お墓の事は考えておくべき事だと思いました。
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タイトルの通り、お葬式に関して否定的な本なのかな……と思ったら「葬式とは何なのか」、「なぜ日本ではお葬式にお金を掛けているのか」、「戒名とは何なのか」というところからわかりやすく説明している本。
この本を読むと、なんも考えずにお葬式すると、世界でも類を見ないほどお金を掛け、しかもそれほど満足度が高くないという恐ろしい結果になるんだな……ということがわかる。
葬式について知り、納得した上で、きちんと葬式をしましょうね、という趣旨の内容。
でも実際は、本人が生前にきちんと意思を示さないと難しいだろうなぁ。
しかし、戦後、日本の人と人のつながりが薄くなっていったのか、葬式を見るだけで恐ろしいことになっているのかがよくわかる。昔のすべてがいいとは言わないけど、今がいいともいいきれないなぁ。けど、知らなければ、いいとも悪いとも思えないよね。
そういう意味で、基礎教養としてわかりやすくオススメ。
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うーん、正直、これが流行る理由がわからん(泣)
新書だからなのか、なんなのか、ちょっと物足りない感じがしてしまいました。本当に葬式は要らないと言い切れるか、どうか……。
もうちょっとガッツリしたもの読みたいです。