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紙の本
内容紹介
2010/02/09 11:01
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投稿者:ビーケーワン - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学は、人間の知識の中でも普遍的で確実な知識という特権的な地位を占めてきた。そのような特異な知的営みは、歴史の変転の中でいかに創造され、変容し、飛躍を遂げるのか。緻密な文献考証と該博な知識に基づき、超越的存在のように見える数学を「歴史―内―存在」として位置づける。5000年にわたる数学通史の決定版というべき大著。
【目次】
序論 どのような数学史なのか?
第1部 古代の数学
第一章 古代オリエント(中国を含む)
第二章 古代ギリシャ
第2部 中世の数学――ユーラシア数学の展開
第三章 古典期イスラーム世界
第四章 中世ヨーロッパ
第3部 近世ヨーロッパの数学
第五章 17世紀の科学革命と近代数学の始原
第六章 18世紀ヨーロッパ
第4部 近代数学の展開
第七章 第二の科学革命と解析革命
第八章 東アジアにおける近代西欧数学の受容
第九章 20世紀数学の思想と社会史的次元
結論 数学文化の本性と未来
後記
書誌(欧文・アラビア語文献/日本語・中国語文献)
索引(人名・事項)
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