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日垣隆二連続。
単行本版も読んでいるのだけど、当時は大学一・二年生。仕事術の話があまり身に落ちて理解できなかった。好きな作家の本が面白いと感じられず、悲しい気持ちになった記憶がある。
文庫版はiPhone/Twitter論が補訂され、社会人二年目での再挑戦だった。今回は非常に参考になったので良かった。
■付箋の使い方
1.著者の主張に沿って「おもしろい」と思った箇所…本の角を小さく折る
2.こちらの関心に沿って「使える」と思った箇所…上部に付箋
3.そこに紹介されている文献を手に入れようと思った箇所…横に付箋
■仕事はフィニッシュの回数で上達する。
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「ラクをしないと成果は出ない」に続き、著者の作品を読むのは2つめ。「ラクをしないと成果は出ない」と比べ、著者の文体が非常に親しみやすく感じたのは気のせいだろうか? 所々にジョークがあったり、著名人に対する批判的なコメントがあったりと、文章から人間味が感じられ親近感を覚えた。言いたい事は前作と同じのような気がしたが、より具体的な方法が書かれており、すぐ実践できるのがいい。(メモの取り方や、本棚の選び方、また著者の鞄の中身まで、真似したくなる内容がいっぱいだ!)
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文庫本化に際し、第7章、第8章が大幅加筆されている。
【1章~4章】
読書、書斎、思考、仕事について具体的な方法が書かれている。
参考になる記述も多し。
【5章、6章】
ブログ・文筆業界の内情?について、筆者の持論ばかり。
話題が多方面に飛んでいる。ハウツー的な内容はあまりない。
【7章~9章】
iPhone,twitter,kindleに関する記述を加筆。
特に真新しい部分は見られず、時代遅れの感あり。
それ以外は50代の筆者だから出来るような仕事術の羅列。
筆者のように効率良く仕事をできるようになりたいものだ。
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若干のライフハック術と、筆者の処世術、およびそれに関する偏見、我儘、決めつけ、という印象。
最初のうちは考えや知識の取り出し・連結・まとめの効率化など興味深い主張も多いが、
「自分勝手を如何に上手く相手に受け入れさせるか」を語っているに過ぎないのに「お互い損をしない」とお考えな部分もあるようで、「郵便書留のサインの応対をせずに郵便受けに入れるようにさせた」のくだりなど、あまりに主張が一方的かつ身勝手すぎて参考にしろと言われても頭を抱えてしまう。
これは知的な交渉術と考えれば有益な部分もあるかも知れないが、「知的ストレッチ」とは別の主張であり1冊の本としての完成度にケチがつきかねないと感じた。
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さらっと読めるんだけど、内容は盛りだくさんでした。
内容も具体的なので実践(真似)もし易そう。
今後勝ち残っていく為の考え方とか、色々と勉強になりました。
以下、印象に残った文。
・本を読み終えてから、5分程度かけて付箋を貼ったり角を折ったり書き込みをした箇所だけ、まとめて再読する。黄金の5分間。
・自宅に書斎または個人用の机を、サラリーマンや自営業者も死守してください。子供に勉強机や個室を与えながら、肝心の大人にそれがないのは、明らかにクレイジーです。
・すでにマニュアル化された仕事」はもちろんですが、「マニュアル化しうる仕事」にだって、いつまでもあたな自身が関わっているのは、もうやめにしたいと思いませんか?
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【目次】
はじめに
序章 知的ストレッチとは
2回点半から4回転ジャンプへ
お金の使い方も
現状に満足しない
知的ストレッチの基本3原則
共通技術はラクして手に入れる
自分を知らなければ成長できない
第1章 読む――ストレッチ読書術
まず素直に読む
全集の効用
速く読む技術
スピードは体験知に比例する
事前準備としての読書
相手の思考をなぞる
本の選び方
本をとっておく基準は
「本が溢れる家」についての一考察
付箋の使い方
貼る位置で使い分ける
黄金の5分間
どんな本がお薦めか
第2章 構える――ストレッチ書斎術
知的生活は書斎から
オーダーメイド鞄で「おのれを知る」
机廻りにもある優先順位
優先順位とは偏差値の自覚
稼働率はわずか7%
アウトプット優先型に
引き出しのインデックス
本の収納という悩ましい問題
プロの蔵書法は参考にならない
理想の書棚の条件
一冊あたりの保有コスト
なぜ,この書棚に行き着いたのか
本の99%は奥行き15センチ以内
書棚における機能美とは
コピー機を自宅に置こう
家庭内コピー機に必要な機能
第3章 考える――ストレッチ検証術
調べることは考えること
レファ本で検証する
トリセツはいち読むか
ぼんやりした疑問に輪郭をもたせる
おのれを知る人のメモの技術
的確なメモのための3原則
メモのとり方 実践編
効率的な情報整理とは
デジタルへの一元化は無意味
「ヲタ」な資料こそ役に立つ
レファ本使いこなしの一例
「設問」にこそ意味がある
それは意味のある質問か
第4章 創る――ストレッチ仕事術
仕事と趣味とを分けるもの
インプットとアウトプット
アウトプットの本質は説得力
説得のためのプレゼンテーション術
締め切り効果
監視効果
自分にしかできない仕事
見積もり力
大量生産の競争から抜け出す
マニュアル化する能力
フィニッシュの回数
「完」のつく仕事
本番の奇跡
過剰な付加がもたらすストレッチ
仕事も遊びも増やす
第5章 書く――ストレッチ文章術
インテリ層がはまるメディア
日記大好き民族の逆襲
ブログとジャーナリズム
「フリー」で書き始めたプロたち
実名と匿名のあいだ
「公然たるサロン立ち聞き」としてのブログ
ブログ・ゲームとは何だったのか
硬派人気ブロガーたちの憂鬱
このブームはパンタロン型でなくジーンズ型
習慣的盗作者の犯罪心理
プロとフリーの信頼関係
極まるリアルタイム性
第6章 疑う――ストレッチ回避術
ウソを読み解くリテラシー
構造的なウソを見破る
現実とのギャップに注目する
ウソを見抜くための教養
皮肉を笑う
危機を煽る人々
疑わしきは罰するマスコミの罠
動物保護の欺瞞
予防原則というリスク
宅配新聞は瀕死のマンモス
新聞は老後の趣味に
なぜ新聞のコメントを断るのか
新聞のコメントは笑える
哀愁の高橋部長(泣)
第7章 出逢う――ストレッチ互助術
新ツールの薦め
知らずに生きるのはもったいない
キンドルで本の読み方は激変
「制限芸術」としてのツィッター
フラットな関係性へ
読書会は楽しい
第8章 変わる――ストレッチ改造術
変わるまでの期日を設ける
35歳プロ棋士挑戦
サラリーマンは辛い?
好きなことが50%なら幸せ
手習いの年齢
プレーする愉しみ
やりたいことを依頼させる技術
良い条件で仕事するには
パワーアップの意味
現代の専門家とは
オリジナルティの正体
全体と個は別のもの
自分の都合でやるサービスを変える
業界体質も変える
早道は個人レベルの問題解決
主体的に変わる
第9章 決める――ストレッチ決断術
択一で悩む無駄
即決をするとなぜ得をするのか
手帳をめぐる試行錯誤
スケジュール機能に必要な機能
推薦の理由
手帳における土日の問題
後回しにしない発想法
なぜ後回しになってしまうのか
すぐ片付けることの効用
おわりに
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・黄金の5分間
読み終えて付箋をみたり角を折ったところを読み返す
・売り込まない
企画は売り込まない 条件が悪くなる
・走り始めてから肩こりや腰痛がなくなる
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この本を読んでiphoneを買いTwitterを始める人は、馬鹿であろう(冗談です)。
「3時間で20冊の本を読む」とかほとんどが自慢話。ハウツーならもっと親切な指南が必要だろう。最初から、知的生活エッセイ程度に思ってたから別にいいんだけど。
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ちょっと暴力的な発言もあるが、それを受け入れないと死んでしまえと言われそうなので、受け入れることにする(笑)
情報をインプットすること以上に、アウトプットすることが重要だというのは日垣さんの主張の中でも重要なことだと思う。
情報化社会となって情報を集めるのはうまくなったけど、それをうまくアウトプットできている人は何人いるか?
主張することを単語でごまかそうとしていないだろうか?というのは僕の反省点。
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単行本で読んだ気がして迷いつつ購入。半分くらい記憶にあったが半分は全く記憶になかったのでよしとしよう。「言い切り・決めつけ」のスタイルなのて好き嫌いが分かれるだろうが個人的は好き。iPhone買ってしまいそう。ツィッターも再開した。また《馬鹿》よばわりされるんだろうが少なくとも《動く》気になれたことには素直に感謝。
他人の誤植をボロクソにけなしながらの自爆(p78)はご愛敬?
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知的作業の「インプット⇒アウトプット」という流れを加速させる、
数々のアイデアを紹介してくれます。
本を早く読む方法、持ち歩くカバンの中身、理想の本棚とは、書斎の作り方、
そしてネット上でアウトプットをする際のデジタルガジェット紹介などなど。
何かしらの「知的生産」をしている人にとっては、
「これは使える!」と思うアイデアが少なくとも数個は出てくることでしょう。
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最初の数章は、比較的参考となる箇所があるものの、
途中から筆者の自慢話と他者批判がヒートアップ。
ところどころに書かれたギャグめいた文章がイタイ。
久々の苦痛本デシタ。
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読む、考える、創る、書くを分解している。
アウトプットありきのインプットである。
「完」のある仕事数を増やす。
掛け算の仕事に移行する。
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この手の本を買ってしまいのはそろそろやめたい。
ところどころ、へぇ、と思ったけど
あんまり目新しいものはない。
受信トレーはすぐに、、
ってできない人いるの?
終盤なぜかオススメの手帳紹介。
なぜだろう?
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ト、200.09.13-15
単行本に対して、8、9章を追加
9章のきめるでは、ホリエモンの100億円稼ぐ仕事術から
「多くの人は、今日できることを今日中に済ませることができない」
を実践して効果が出たようだ
私も同意する
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