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京の刑事と僻地出身の所轄婦の恋を繋ぎながらの連作。二人とも最初は面白そうなキャラだったが、だんだんと社会問題なんかを中途半端に絡ませてイメージダウン。設定は悪くないんだけど、無理、無駄が目立ち噛み合わない。結局、強調し過ぎて重いテーマも薄く感じてしまう。それでも、他の柴田作品と比較して読みやすかった。
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刑事さんの話、
黒田のキャラクターは個人的には好き。
短編のように話がコマ切れなのも
繋がってないようで話が何げに繋がっていて、たまにおいてけぼりになってる気もするがまぁよいかなぁ。
これはこれで。
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目の前で犯人に死なれて出世街道から外された若手刑事と、彼が出張で出会った寒村の女性刑事による警察ミステリー&ラブストーリー短編8編。ミステリーとしては秀逸ですが、ラブストーリーとしてはもう少し前向きな結末が欲しかったな。
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違う土地にすむ二人の男女の刑事が事件を通して出会い、互いの心の隙間を埋めていく。いつもながらだけど、脛に傷を持つ人間が等身大に描かれおり、だからこそ再生に共感が持てる。
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ほんわか、昼間の刑事ドラマの様な本であった。そんな田舎で事件や殺人は起きないだろうし、無理があるなー(~_~;)
しかし、人づきあいべたなハニカミ的な描写は好きである。
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帯にあるような恋愛小説ではなく警察小説の色が濃いように感じた。過疎の村の現状。作者の思いが登場人物の言葉に重ねられ物語として綴られている気がした。
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図書館にて。
久しぶりの柴田よしきの警察ものでなかなか良かった。
ずいぶん主人公たちの身近なところでばっかり
事件が起こるような気がするが、それも御愛嬌か。
久々にぴりっとした小説で良かったと思う。
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事件を通して、二人の警官が心を通わせていく。
その揺れ動く心理や職業意識の描写がうまいよな。
東京タワーがなぜかみたくなった。
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連続短編の、男女交互に視点が変わって行きます。
交互に、とはいえ、その話の、ではなくて、次の話の、です。
田舎で出会った2人(?)の職業は、刑事さん…w
またまぁこのタイミングの悪い男と出会いまくっているのは
運命なのか、単なる巡り合わせなのか、悩む所です。
むしろこの状態で、よくもまぁ恋愛状態に進むものかと。
何せ2つも、女の方の楽しい過去が、辛い現実になってます。
ある意味、凄いかと。
もうそろそろ、題名の東京タワーも役目を終えます。
桃色に輝く事は、ないのでしょうか?
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刑事には「正義」という絶対的に正しいものがある事が羨ましいように感じます。日菜子さんの前で「正義」を貫く為に感情を逆撫でする様なことをしても、最後には分かってもらえるのですから。一方、一般的な会社や、はたまた家庭では絶対的な「真」というのがないので、感情を逆撫でしたあとは、その修復が大変ですよね。二人がいつの日か、結ばれます様に。
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東京でミスをした刑事、黒田と、過疎の村で結婚わずかで夫が殉職してしまった刑事、日菜子。
二人の出会いからその後までを8つの事件を通して書いてあります。
日本のどこにでもありそうな人が出ていくばかりの田舎と人が集まる東京には、少し考えさせられるものがありました。
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警視庁捜査一課勤務の刑事・黒田岳彦は、ある事件の捜査でI県警上野山署捜査課係長・小倉日菜子と出会う。過疎の村で働く日菜子は、警官の夫を職務中に亡くしている未亡人で、東京に対して複雑な思いを抱いていた。捜査が進む中岳彦と日菜子は少しずつ心を通わせてゆくが、あらたに起きるさまざまな事件が、二人の距離を微妙に変えていって・・・・・。
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地方と東京、二人の刑事の短編集。過疎が進む地方と大都会東京。対照的な二つの世界が少しずつ交差して、淡い恋愛感情が深まっていく感じが短編集の中で楽しめた。傷を抱えながらも少しずつ前へ進む再生への過程がじんわりと心に響く。読めて良かったです☆
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恋愛もののような警察小説だし、社会派のようでもあるし
まあ読んでるうちにその世界にだんだん慣れたって感じでした
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東京勤務の刑事 岳彦。地方勤務 日菜子。複数の事件から交差していく二人。都会と地方の男女の警官が織り成す物語が新鮮。