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アラベスク 4 完全版 2 (MFコミックス) みんなのレビュー
- 山岸 凉子 (著)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:メディアファクトリー
- 発売日:2010/05/22
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コミック
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紙の本
扉は開かれる
2010/07/06 22:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぴえだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ、ノンナのバレエが、至高の世界に届く。
4巻はライバルというライバルは現れず、自分との戦いに突入する。
今回は、揺れはするものの、逃げずに、ストイックなまでにすべてと立ち向かう。
芯にはバレエがあるのだが、それだけではなく、さまざまなエッセンスが盛り込まれていて、バレエ・オンリィではないおもしろさがある。
ノンナとユーリの関係。ノンナとカリンの関係。レミルのノンナへの想い。カリンの秘密(過去)。
特に、カリンはとてもミステリアスで、奇妙な魅力がある。どうしようもない人なのだが、憂いがあって引き寄せられるのだ。
それこそ最後の最後まで激しく引っかき回されるのだが、悲しい境遇の人で、憎みきれない。
彼女がいたからこそ、つかめたものがあったと思えるのだ。
子供だったノンナが、激しくカリンや自分自身とぶつかりあったことで、開き直り、今の自分を認め、何かを掴む。そして・・・・・・。
物語を追ってきた読者にとって、それはとても感動的。
紆余曲折を経ての、成長の到達点は感無量。
クライマックスは、それこそメロドラマのような展開だが、それくらいドラマチックじゃなくっちゃ!と。
直接的な幸せシーンが見られるわけではないが、それを匂わせるラストは好ましいものだった。
究極のバレエマンガであると同時に、一人の少女の成長物語でもある、この作品は本当に素晴らしい。
老若男女、一人でも多くの人に手に取って欲しいコミックスである。
紙の本
屈折してるなぁ。
2017/07/30 12:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
ノンナがウジウジ系主人公であまり好きになれなかったです。
あとカリンが屈折しすぎw
私的には師弟愛で終わってほしかったな。
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