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そして誰もいなくなる 改版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー149件

みんなの評価3.7

評価内訳

144 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

どんでん返しがちとくどい

2011/05/30 13:22

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る

積読本が溜まってるのに、ついつい先に読んでしまう今邑さん。読みやすいからね。随分以前にドラマ化されてるみたい。

言わずと知れたクリスティの名作「そして誰もいなくなった」のオマージュ。所謂見立て殺人の見立て殺人か!? ネタバレになるので詳しく書けないが、「なぜ犯人は被害者の自宅付近の公園に死体を遺棄しなければならなかったのか?」ここから氷解する連続殺人のホワイダニットには感服。「金雀枝荘の殺人」然り、この人は見立ての扱いが本当に上手い。

キャストの配置にも無駄がない。名門女子高を舞台に美人女教師・美少女・怪しげな男性教師・人知れぬ過去を秘めた敏腕刑事らが織り成す展開もスリリング。なるほどドラマの原作として取り上げられるのも肯ける。

難を言えば、どんでん返しがちとくどい。特に最後のは無理矢理こじつけたっぽい印象。「ルームメイト」や「少女Aの殺人」でも感じたが、長編はどうも欲張りすぎる癖がある。もっと氷解するタイミングを後ろにスライドして真相をソリッドにしたほうが、カタルシスが高まり全体に締まると思うのだが。その点、前述のクリスティは構成がタイトで凄い。未読の方は是非一読を。

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紙の本

見事な本歌取り! でもラストはちょっと詰め込みすぎかも。

2010/10/17 15:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、今邑彩が熱い! …のかもしれない。長らく絶版となっていた今邑作品がこのところ復刊を遂げているようである。そして本書もそんな一冊。


名門女子高の百周年記念式典。午後の部の舞台で上演されたのは演劇部による劇『そして誰もいなくなった』。しかしその上映中、舞台上で服毒死する役柄の生徒が実際に、服毒死してしまった。上演は即刻中止。しかしその後も、台本通りに演劇部員たちが殺されていく。犯人は誰? そして目的は? 「次」の被害者となる予定の江島小雪は事件の真相を推理する。そしてまた、顧問の向坂典子も独自に犯人の見当をつける。


クリスティの有名なミステリ『そして誰もいなくなった』になぞらえて次々に殺されていく演劇部員たち。本歌の『そして誰もいなくなった』では、次に殺される順番はわからないけれど、本書内で殺される部員たちは「次は自分だ…」と絶望的なまでの不安に苛まれる。このあたりが物語におけるハラハラドキドキ感を加速させる。うーん、巧いなぁ。

『ルームメイト』でも思ったのだけれど、今邑さんは心理描写が丁寧である。見えない敵によってもたらされた疑心暗鬼。これから自分に起こるであろう不幸に対する不安感。絶望感。同時に諦めにも似た気持ち。いやいや「私だけは殺されてなるものか」という強気な意気込み。そういった色んな心理がまざまざと伝わってきて、読む者のページを繰る手を加速させる。ほぼ一気読みしてしまった。

また――これも『ルームメイト』でも感じたのだけれど――、著者はラストでの「どんでん返し」を好むようである。実はこのどんでん返しがわたしは好きではない。『ルームメイト』のそれに比べれば幾分かましではあるのだけれど、それでもやはり盛り込みすぎの感が否めない。

確かに、ここまで盛り込め先が読める読者はほとんどいないだろう。しかしわたしは犯人やトリックを重視する本読みではないので、もっと余韻を残して仕上げてほしかった。まぁ、これはあくまでも好みの問題だけれど。

ちなみに本書は、『そして誰もいなくなった』を未読でも十分に筋を追っていくことができる作品である。ストーリー内で登場人物のひとりがあらすじの説明をしてくれるし、殺される順番も教えてくれるのでその点は心配無用。そしてわたしも、未読だったりして。

翻訳ものは苦手なのだ。でも本書を読んで、本歌も読んでみたい気持ちになった。2003年と比較的最近に刊行されたものがあるようだから、それでも手にとってみるとするかな。

今邑作品、まだまだ復刊される気配なので少しずつ読み進めていこうと思う。

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紙の本

ちょっと古いけど

2021/07/29 10:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あだちたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

もとのクリスティ作品が好きなので購入しました。クリスティ作品をなぞるよう様々に工夫している感じ。そのためちょっと強引なこじつけもあり。書かれた時代が古いので、連絡手段が家の電話しかなかったりなど、現代とは違う感覚があります。

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紙の本

ストーリー展開に無理がある

2021/03/13 23:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み物としては面白いし、先が気になるのでどんどん読み進めてしまえるが、ストーリー展開には無理がある。多分、細部は気にせずドラマチックな展開を楽しめばいいのだと思う。

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2010/05/06 22:21

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2010/05/12 20:31

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2010/05/19 11:38

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2010/06/06 02:04

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2010/08/15 00:18

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2010/10/16 02:47

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2010/11/29 15:36

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2010/11/27 12:03

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2010/12/24 03:06

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2011/01/09 20:42

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