サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

そして誰もいなくなる 改版 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー149件

みんなの評価3.7

評価内訳

149 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

大人気の「警視庁捜査一課・貴島柊志」シリーズでお馴染みの今邑彩氏の本格推理ミステリーです!

2020/08/04 10:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、「警視庁捜査一課・貴島柊志」シリーズや「蛇神」シリーズでお馴染みの今邑彩(いまむらあや)氏の本格推理ミステリーです。同書の内容は、名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡するという事件から物語は始まります。上演は中断されたのですが、その後も部員たちが芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていきます。「次のターゲットは私なのでは?」と心配になり、部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに姿なき犯人に立ち向かっていきます。一体、この事件はどうなっているのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

見事な本歌取り

2010/10/14 13:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

一番好きな作家は?と聞かれて、即「アガサ・クリスティ」と答える私。当然、このタイトルに惹かれないわけはない。タイトル通り、本書はクリスティの「そして誰もいなくなった」をモチーフにしている見立ての見立て殺人劇だ。

ミステリ読みとしてこれまでたどってきた道を振り返ると、まずは「フーダニット(Who (had) done it)」、つまりは「犯人は誰だ?」ということに注目して読んでいく。そのうち、犯人らしき人の特徴というものがわかりだして、次の段階「ハウダニット(How (had) done it)」、犯行の手段に思いをはせることになる。トリックに注目するとでも言えばいいのかな。そうして最後に行き着くのが、「ホワイダニット(Why (had) done it)」。なぜその罪を犯すに到ったかという「動機」に惹かれる。

元になったミステリ「そして誰もいなくなった」は何度も読んでいたので、何となくある人物に注目しながら読んでいった。クリスティの作品を読まれた方には誰に注目したのかはおわかりかと思う。しかし、途中でそれが間違いだったかと思うような出来事が起きる。そこで悩む・・・。

ミステリを読みながら真実にたどり着こうと思うと、どうしても気になるのは作者が仕掛けるミスディレクション。作中で固有名詞を使わずに「彼」「彼女」「男は・・・」「女は・・・」などと書かれている場合は注意しなくてはならない。前後の文章の流れから思いこみでその人物が誰かというのを、自然に頭で描いて読み進めることがままある。それがミスディレクションであるとは気づかずに。
今回もそれに注意して読んだつもりである。作者のミスリードなどに引っかかるものか!と思いつつ。

しかしまぁ・・・。
これだけ二転三転するとね(苦笑)。フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットのてんこ盛り。

読み応えは充分。学園ミステリとは思えぬほど凄惨な事件であるけれど、読み始めると一気に最後まで引っ張っていく力があると思う。一度読んだだけで満足できるようなミステリではない。何度も何度も読んでみたい。そう思わせるミステリ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

原作(?)も是非手にとって頂きたい。

2021/10/31 20:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る

かの名作をモチーフとしたミステリー。作者自身が「自信作」と豪語するだけあり、見立て殺人ものとしても、また学園ミステリーとしても納得の出来だと思う。終盤に向け、二転三転する展開は圧巻の一言。久々に本家「そして誰もいなくなった」も読み返してみたくなりました。
ナイス

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ボリュームは満足

2021/02/11 02:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る

400ページ以上あって読み応えは十分、しかし、あまりにも短絡的な人間が多くでてくるためそんなにスッキリとはしない。
犯人は、この人怪しいなと思ったらまんまその人って感じで、動機も非常に軽いです。
「そして誰もいなくなった」を読んだことのある人なら、ある程度は掴める流れの部分もありますし、数日間でさらっと読むのにおすすめ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

元ネタありき

2021/02/06 08:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

元ネタを知っていないと、少々分かり辛い面もあったのも、事実。でも、もう少し、捻りが欲しかったかな。うん。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

どんでん返しがちとくどい

2011/05/30 13:22

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る

積読本が溜まってるのに、ついつい先に読んでしまう今邑さん。読みやすいからね。随分以前にドラマ化されてるみたい。

言わずと知れたクリスティの名作「そして誰もいなくなった」のオマージュ。所謂見立て殺人の見立て殺人か!? ネタバレになるので詳しく書けないが、「なぜ犯人は被害者の自宅付近の公園に死体を遺棄しなければならなかったのか?」ここから氷解する連続殺人のホワイダニットには感服。「金雀枝荘の殺人」然り、この人は見立ての扱いが本当に上手い。

キャストの配置にも無駄がない。名門女子高を舞台に美人女教師・美少女・怪しげな男性教師・人知れぬ過去を秘めた敏腕刑事らが織り成す展開もスリリング。なるほどドラマの原作として取り上げられるのも肯ける。

難を言えば、どんでん返しがちとくどい。特に最後のは無理矢理こじつけたっぽい印象。「ルームメイト」や「少女Aの殺人」でも感じたが、長編はどうも欲張りすぎる癖がある。もっと氷解するタイミングを後ろにスライドして真相をソリッドにしたほうが、カタルシスが高まり全体に締まると思うのだが。その点、前述のクリスティは構成がタイトで凄い。未読の方は是非一読を。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

見事な本歌取り! でもラストはちょっと詰め込みすぎかも。

2010/10/17 15:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、今邑彩が熱い! …のかもしれない。長らく絶版となっていた今邑作品がこのところ復刊を遂げているようである。そして本書もそんな一冊。


名門女子高の百周年記念式典。午後の部の舞台で上演されたのは演劇部による劇『そして誰もいなくなった』。しかしその上映中、舞台上で服毒死する役柄の生徒が実際に、服毒死してしまった。上演は即刻中止。しかしその後も、台本通りに演劇部員たちが殺されていく。犯人は誰? そして目的は? 「次」の被害者となる予定の江島小雪は事件の真相を推理する。そしてまた、顧問の向坂典子も独自に犯人の見当をつける。


クリスティの有名なミステリ『そして誰もいなくなった』になぞらえて次々に殺されていく演劇部員たち。本歌の『そして誰もいなくなった』では、次に殺される順番はわからないけれど、本書内で殺される部員たちは「次は自分だ…」と絶望的なまでの不安に苛まれる。このあたりが物語におけるハラハラドキドキ感を加速させる。うーん、巧いなぁ。

『ルームメイト』でも思ったのだけれど、今邑さんは心理描写が丁寧である。見えない敵によってもたらされた疑心暗鬼。これから自分に起こるであろう不幸に対する不安感。絶望感。同時に諦めにも似た気持ち。いやいや「私だけは殺されてなるものか」という強気な意気込み。そういった色んな心理がまざまざと伝わってきて、読む者のページを繰る手を加速させる。ほぼ一気読みしてしまった。

また――これも『ルームメイト』でも感じたのだけれど――、著者はラストでの「どんでん返し」を好むようである。実はこのどんでん返しがわたしは好きではない。『ルームメイト』のそれに比べれば幾分かましではあるのだけれど、それでもやはり盛り込みすぎの感が否めない。

確かに、ここまで盛り込め先が読める読者はほとんどいないだろう。しかしわたしは犯人やトリックを重視する本読みではないので、もっと余韻を残して仕上げてほしかった。まぁ、これはあくまでも好みの問題だけれど。

ちなみに本書は、『そして誰もいなくなった』を未読でも十分に筋を追っていくことができる作品である。ストーリー内で登場人物のひとりがあらすじの説明をしてくれるし、殺される順番も教えてくれるのでその点は心配無用。そしてわたしも、未読だったりして。

翻訳ものは苦手なのだ。でも本書を読んで、本歌も読んでみたい気持ちになった。2003年と比較的最近に刊行されたものがあるようだから、それでも手にとってみるとするかな。

今邑作品、まだまだ復刊される気配なので少しずつ読み進めていこうと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ちょっと古いけど

2021/07/29 10:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あだちたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

もとのクリスティ作品が好きなので購入しました。クリスティ作品をなぞるよう様々に工夫している感じ。そのためちょっと強引なこじつけもあり。書かれた時代が古いので、連絡手段が家の電話しかなかったりなど、現代とは違う感覚があります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ストーリー展開に無理がある

2021/03/13 23:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み物としては面白いし、先が気になるのでどんどん読み進めてしまえるが、ストーリー展開には無理がある。多分、細部は気にせずドラマチックな展開を楽しめばいいのだと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/05/06 22:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/05/12 20:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/05/19 11:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/06 02:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/15 00:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/12 22:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

149 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。