紙の本
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2021/05/24 18:24
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投稿者:ミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅行好き、冒険好き、ジャズ好きにの人や興味がある人にオススメです。ディーンがとてもおもしろい人物なのでぜひ読んでみてください。
紙の本
1950年から60年代にアメリカ文化に大きな影響を与えたジャック・ケルアックの代表作です!
2020/05/21 10:35
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、20世紀の初期から中期のアメリカの作家・詩人であったジャック・ケルアックが1951年に発表した小説です。同書は、作者が自らの放浪体験を元に書き上げた自伝的内容の小説でもあります。1940年代から50年代のアメリカを舞台に、ケルアックをモデルにした主人公サル・パラダイスがディーン・モリアーティ等とともにアメリカ大陸を自由に放浪する姿が刺激的に描かれ、その新しい価値観は世界中に影響を与えたとも言われています。特に、ヒッピーからは熱狂的に支持されたと言われ、カウンターカルチャーにも大きな影響を与えた作品です。ぜひ、この刺激的なアメリカの文学を一度味わってみてください。
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読んでいそうで、実は読んでいない名作を読んでみようシリーズの一環
ロックがすきなんだけど、よくアルバムレビューなんかでケアルックの名前はでていたんだけど、代表作のon the roadを読んでみた。
だらだらと淡々と旅が続いていく分けなんだけど、楽しいし、自分も旅に出たいと思う。
日本の日常生活って、stressfulでたまらんし、もう少し外の世界を見てみたい。
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ずっと読みたかった名著。新訳でようやく読了!
if only~な表現は嫌いだけど、でも、本当にもし高校や大学生の時に、この本を読んでいたら、ケルアックと同じ時代に青春期を過ごしたなら、間違いなく今とは違う生き方をしたかもしれない1冊。
ビートニックな根なし草となって、ただ旅をしたくなる。。。
ここではないどこかへ
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旅をするって本当に憧れます。
オン・ザ・ロードはかなり男前な旅路で、決してまねできない感じでしたが、こんな気ままな旅ができるって若さというか勢いというか。うらやましい限り。
とにかくディーンの破天荒ぶりには驚きましたが、憎めないキャラでした。面白かった。
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熱に浮かされたまま勢いで読む本だと思う。
ディーンには全くついていけないけど、これだけ人生楽しんでたらなー、と羨ましく思ったりもした。
まさしく彼は彼自身の人生の主人公なのだから。
サルはそんなディーンに憧れながらも、どんなに浮かれていてもいつも頭のどこかでは醒めてる。
そういう意味では読み手側に近い存在。
旅の途中、彼が熱狂からふと我に返って、一抹の寂しさを覚えている瞬間が印象的だった。
個人的にぐっときたのが、第三部のデトロイト行きのバスの中でサルと話していた田舎の女の子の話。
「人生に何を望んでる?」…その質問に今の私は答えられない。
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1960年代は「愛の時代」と呼ばれました。愛さえあれば、すべてがうまくいく。純粋すぎるかもしれませんが、そう信じている人たちが「多数派」を占める勢いだった時代。そんな時代にアメリカを旅する若者の姿を描いたのがこの本。初訳は「路上」のタイトルで発売されましたが、半世紀ぶりの新訳はオリジナルの「オン・ザ・ロード」で出版されました。
オン・ザ・ロード、路上にて。物語はアメリカを放浪するサルとディーンの物語です。既成概念に背を向け、安住を捨て、その場限りの幸せに身をゆだねるふたり。物語はけっして創作ではなく、実際に起きた出来事のスケッチをコラージュした作品。だからウィリアム・バロウズ(『裸のランチ』などで知られる小説家)やアレン・ギンズバーグ(詩集『吠える!』等で知られる)、ケルアック本人も登場します。
フランシス・フォード・コッポラは30年以上もこの小説を映画化しようと格闘していましたが、2010年8月に撮影が開始されました。脚本は『モーターサイクル・ダイアリーズ』のホセ・リベーラが手がけています。
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『路上』を探すんだけど、なぜか手元にないんです。誰かに貸したままかな、珍しいことですが。池澤全集版の青色の魅力も捨てがたいけれど、まずは文庫で。これ、やっぱり『路上』じゃなくて『オン・ザ・ロード』でしょうか、路上だと、なんだか立ち止まっているような感じが漂うし。ところで同じく河出の『スクロール版 オン・ザ・ロード』って欲しくない、ねぇ、欲しいでしょう(誰に訊いてるんだ)?さてと、久しぶりに「アメリカの青春」でも味わいましょうか、今の私に味わえるんかいな……。
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いまさら読んでみたシリーズその1。
ニッポンのサラリーマンがこれを読むのはかなり酷なことである。膝下から沸騰してくる向こう見ずな旅と茫漠たる前途へのあこがれと衝動を、1KのマンションやSUSHI詰めの通勤電車のどこにぶつければよいのか。せいぜい最寄り駅でヴィム・ヴェンダースの映画でも借りて帰るくらいしか思いつかないけれど、それにしたって奉仕残業帰りの平日に3時間以上の尺はただの導眠剤に成り果てる可能性が高いのだ。
もしかすると、学生時代の自分に、あるいはせめてやがて産まれてくる(かもしれない)息子に、この本を託したくなるだろうか。お前のディーン・モリーアティを探せと、告げたくなるだろうか。いや、そんな淡い空想さえ像を結ぶ前に、きっとあこがれだけが美しいことに気づいてしまうだろう。どんなに色に乏しくても、自分が既に路上に立ってしまっていることに気づくだろう。
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「On The Road」は僕のバイブル。二年半前に出会い衝撃を受けて再読。躍動の原点はここにあり他は延長でしかない。これからも人生の岐路に立つ度にこの本を手に取るだろう。旅の疾走感はもちろんのこと、ディーンの好奇心や破天荒に憧れるサルの気持ちが痛いほど分かる。読了してから心の中に潜んでいるディーンを追いかけてきた。再読したことで彼の姿が揺らぎないもにに昇華した。これからの人生、幾度となく困難な局面に立たされ将来を左右する選択を迫られるだろう。そんなとき僕はディーン・モリアーティのことを考える。
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残念ながら小説の流れに全く乗ることができなかった。
単発的な文章のセンス,あるいは風を感じる風景の描写には唸らされる部分が多く,あとがきで指摘されていた通り,長詩として読めば感じるところは多いのだが,読み手としてはどうしてもストーリー性を欲してしまう。
あるいは30歳を超えて妻子を抱えて読む小説ではなかったのかもしれない。若いころに読んでおけばよかった。
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『この人間の世界で無名でいるほうがあの世で有名になるよりいい』
だからロードに出る。
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疾走感と生産性のない感じが素晴らしい。ケルアックの体験に基づく内容だというが、作中ドラマのような展開などほとんどない。だけど、実際の人生ってそういうもの。底辺をかけずりまわる主人公たちに生産性など全くないが、しかし無駄も何一つない。旅に、ロードに、胸焦がす傑作だと感じた。
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小さな頃から、逃亡癖がある。
何が不満な訳でもなく、どこに行くあてがあるわけでもなく、ただふらっとどこかへ行ってしまう。何時間かで済むときもあれば、何日かかかる時もある。
今でも治っていなくって、気が済めばもとの場所へ戻って来るのだし、自分では特に不思議なことでもないけれど、もしかすると社会人のあるべき姿ではないのかもしれない。だから、こういう本を読むと、すごくほっとする。
はっきりした目的がない旅路もある。むしろその方がいい人間だっている。この道の上では、誰かに邪魔されることもないし、誰かの価値観を押し付けられもしない。何かを悟る必要も、何かを生み出す必要もない。そんな逃亡があったっていい。
気が楽になった。
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楽しいことがいいことだと思える年齢がある。そしてそれは何をしても楽しい年齢で無茶苦茶であればあるほど生き生きとし、それが格好のいいものだと思って過ごす。仲間と異性と酒とたばこ、音楽にドラッグ。何もかもに酔いつぶれることに快感を感じ、それが永遠のものだと思い笑いあう。いつの時代の若者はそうやってその一時期を過ごし大人になっていく。そしていつしかそれは過去のものとなり思い出話に変わっていく。
ただそれを過去のものとすることが出来ず、現実世界に適応出来ずにいたり、何が…という理由もなく何かを追い求めたい気持ちがあったり。そんな気持ちを抱え何かを求めてジャズに狂った若者たちが旅に出る。アメリカ大陸をヒッチハイクで車で西へ東へ。流れる月日と流れる感情。友情とは?生きていくとは?大切なものは…