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『人間物語』は、しばらく前に本屋でみかけて、チョーさんの本や~と手にとった。中を見ると、チョーさん漫画。これが『やわらかい頭』風なのだった。買ってしまうかとしばし迷ったが、『やわらかい頭』とかなり似てるナーと思って、そっちをもう一度読んでからにしようと棚に戻して帰った。
私は『やわらかい頭』が好きで、好きで、好きで、そのむかし古本屋で手に入れたチョーさんの『怪人通信』(これも笑える本で、とくに「ええっ、何だって?」という、おかしな人生相談風のQ&Aが私は好きなのだった)とともに、にやにやとしながらよく読んでいた。貸出の旅にもよく出ていたせいか、あるとき見あたらなくなってしまい、無くしたかと探しまわって悲しんでいたが(版元のリブロポートはもうない会社なのである)、大事にしまい込んでいたものが先日発見された。
Weフォーラムから帰ってきて、図書館をぶらついてみると、『人間物語』があったので、いそいそ借りて帰る。『人間物語』と『やわらかい頭』は、似ているけれど(脱腸がうろうろしていたり、チェーンソーがなんでもかんでも切りまくっていたり)、別の漫画だった。
巻頭に、チョーさんの字が刷ってある。
前略 この漫画は、
思いあがった人間が、
生きものや、自然からチクチクと毎回
しっぺ返しをうける物語です。
そうか、チクチクとしっぺ返しか、と思いながらぴらぴらと読むチョーさん漫画の楽しさ。
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いつも大好きな長さんの世界。
ナンセンスでどこに行くの?ってわくわくしながら読んでいる。
今回はちょっぴり大人な苦い要素も加わっていて、それはそれで
物凄く楽しめた。
私は膀胱のくだりがとってもかわゆくて好き。
一緒にてをつないで歩きたい。
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長新太さんの、見開き二ページ16コママンガ。どの話も深遠な人間文明批判に、なってないようでなってるようで、やっぱりなってないくらいのデタラメさで、オチもそんなにつかない。ナンセンスを堪能できる最高の一冊です。
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とにかくぶっ飛んだ内容。著者は執筆当時は60~70歳代だったと思うが、その年でこの内容のマンガを描けるのが凄い。絵のシンプルさと内容の乖離が面白い。
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全33回の15コマの漫画ではある。毎回 つづくで終わるのだが最後はオワリとなっていた。あまりにも、意味があるのかあるのか、ないのかないのか、バカにしているのか、少し読むのにつかれてきた。