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三つ子の魂百まで。この言喭は迷信であるとされてきたけど、そうでもないらしい。
3歳までに我慢を教え込まないと、後々キレる子供から大人へ、一生更生する事は無いと言う。眼窩前頭皮質という大脳新皮質にある部分は衝動を抑える働きを持ち、知識の部分で人は衝動を抑えるものと考えられてきたが、眼窩前頭皮質はその知識部分とシナプスで結ばれておらず、よって知識でもって衝動を抑える事は不可能だと、ここ最近の研究で分かった。この眼窩前頭皮質を鍛える為には出生から3歳までの間しかチャンスは無い。およそ3歳(個人差で早い場合も)で臨界期を過ぎ、その後いくら我慢を詰め込んだとて、無理なんだそうです…
アメリカでは問題行動児の更生メソッドが開発されて、小学校低学年だと50%の何かしらの改善は見込めるよう。しかし後の50%はそのまま障害その性格で生きていかねばならない…おそろしい…その50%の子供と言うのは、眼窩前頭皮質が脆弱な故の改善見込みの無い子なのだろうね…
で、本人は別に何とも思っていないのが困り者なんです。キレる子供、キレる大人になり無差別殺人、児童虐待&DV、引き蘢りなど。それらになる可能性が高く、どちらに転んでも犯罪者か社会生活できない大人に。そうなると、一生を面倒見なければいけないのが回りの家族です。ある意味、障害者の親になるよりも過酷でしょうね…それは避けられる障害なのです…
そのキレる子供&大人が増えたのはここ数十年の間です。よく学級崩壊とか児童虐待に無差別殺人なんて言う不気味な犯罪を聞くようになった。アメリカや西欧諸国も同じ悩みを少し先にか抱えだした。海外の子供は怖いな…とニュースを見ていたら数年先に同じようなニュースを日本でも聞くようになり、先進国故の犯罪欧米化だと勘違いしていた。
ちょうど子供中心の育児が推奨されだした子供の犯罪マークだと気が付いた欧米諸国。
すでに10年以上前に改善しだして、暴力児童の減少&学級平和の効果が出ている。
悲しいかな、日本は未だに子供中心の育児を推奨し、先の見えない犯罪大国を邁進している…
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ストイックな育児がいいという主張
1945~1965年頃のがいいというが、この世代のが暴力事件は多いはず、自分の主張通すために不都合なデータは排除してるのかと勘ぐってしまう。
ただ、ただの昔は良かった本とも言えず参考になる部分も多い
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ずっと前に図書館で借りた本。
もう一度調べる必要があったので最寄の図書館のHPで調べたらあったので、その日の朝、また借りて読んだ。
表紙が変わってた。
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斜め読み。年配の医師による右からの子育て。三歳児神話とかは一応克服してるけど,行きすぎた「子供本位の子育て」本を憂え,批判して(愚痴って)る。
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子育て中心主義が認知科学的には誤りであり、そのもとで行われてきた教育が生み出した害が解説されている。一方、アメリカでは、その誤りが早くに見直されていることなど。3歳までの間にしっかり躾は行い、我慢することは学ばせるべき、という内容。
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娘が2歳半の今読むと、どの育児書を読んだ時にも感じたことのなかった衝撃を受けた。もう"手順前後”かもしれない…と思うと娘に対して申し訳ないことをしたと責める気持ちにもなったので、すでに子どもがいる人にはお勧めできない本です。でも一方で、2歳になっても酷いイヤイヤはない娘を見ていると、感情に任せて怒ってしまったり眠いからと邪見にしたりしたあの日の罪悪感は感じなくてもいいのかな、と気持ちが少し軽くもなりました。
タイトルの「その子育て」とは、日本でも支持されている「子ども中心の育児法」。何でも欲しがるときに欲しいまま、泣いたらすぐに抱っこするようなストレスをできるだけ排除する子育ては、親に負担が大きいだけでなく子どもの自制心や思いやりの芽を摘んでしまう。その理由は、「眼窩前頭皮質」の発達が阻害されてしまうから。眼窩前頭皮質は、3歳頃までに基礎ができ、その後の矯正は困難でほとんど生涯「すぐキレる」性格が続いてしまう…という何とも恐ろしい内容。
社会で起こっている問題(いじめ、不登校、引きこもり、虐待等々)の原因なんて複雑に絡み合っているし、3歳までの育て方だけに原因があるわけではないだろうと半信半疑で読んでいた。でも、不登校児への対応が整備されていない現状、引きこもりが年々増えている現状を踏まえれば、国全体で子育ての在り方を変えてみる価値はあるのかなと思う。