紙の本
置き捨ててきたものが動き出す
2015/09/29 08:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
十一年前の魔法少女禁止法の施行により、魔法少女の時代は終わった。いや、その直前、人間の《キレイなココロ》を狙う鬼魔の女王を、魔法少女連合軍が撃破した時点で、魔法少女は煮られる走狗となったのだ。また、当時八歳の魔法少女ウサミーが、変身前に異常なファンたちにより拉致監禁され、全裸のまま遺棄されるという事件が起こるに至り、ほとんど全ての魔法少女は魔法ステッキを隠し、その才能を生かして社会に溶け込んでいった。
だが、未だに魔法少女禁止法に違反しつつ、街の犯罪者たちに私刑を下す魔法少女が居る。その最後の魔法少女こそ、24歳となった赤石苺子こと「夢見るおしゃれ天使スウィ~ト☆ベリー」だ。彼女は街の闇の中を駆け抜け、目につく犯罪者どもを潰していく。
そんな彼女に偶然助けられた17歳の少年である佐倉慎壱は、幼馴染の宇佐美奈々が持っていた魔法ステッキを借り受け、魔法少女の弟子サクラとして、スウィ~ト☆ベリーと共に行動することにした。わずか10日前の話だ。しかしそれが、ある意味で均衡を保っていた世界に不調和をもたらすことになるのを、彼は知らなかった。
突如、かつての魔法少女の一人が高層マンションから転落死する事故が発生し、その捜査にあたったベリーは、元魔法少女たちが狙われる可能性を検討する。そしてそれを警告するため、既に一般人となっている成長した彼女たちに会いに行くのだが、それは、既に失われていることを知るための旅に過ぎなかったのだ。
何となくノスタルジーを描きたかったことは分かるが、ラストに至るまでの構成が美しく組み上がっていない。そのあたりの行き当たりばったり感と、妙に仄めかして終わるラストは、いかにもアメコミっぽい。個人的にはそういうのの魅力はよく分からないので、フツー。
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なんか思いっきり続いちゃってるんですけど、この内容で続きとか出せるの?
いや、オレ個人的には大変面白かったんですけどね。
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内容はハードボイルドなのに魔法少女なおかげですごいギャップが。容赦ねぇ代わりにおもしろい。硬派。
惜しむらくはウォッチメンを観ていなかったこと。
あと、あとがきわろたw
続き出るみたいだから楽しみ。
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挿絵の絵師さん買い(笑)。
発想、容赦ない展開が面白かったけど、続編出ないと消化不良感が・・・。
元ネタに思い入れがあるとさらに楽しめるかも。
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アンチ・魔法少女というテーマは分かるが、何が言いたいのかよく読みとれなかった。魔法少女と可愛らしくいうけれど、人を殺すことが出来る能力をもった超人だという主張は、珍しいものではない気がする。プリンセスもベリーも消えた理由がよく分からないし……最後に黒幕が登場したけど、それで終わり?
90年代が子供時代だった私には、元ネタの魔法少女が色々と想像できました。確かに一部でレズって言われてネタにされてたけどさw
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いまいち消化不良なまま終わってしまった、という印象です。
パロディネタは読んでいて楽しいのですが、お話の真相がたくさん欠落している状態でもやもやします。
続きがでるなら秘めたるお話があるのは当然と思えるのですが、あまりにも読者に隠し事が多すぎやしないかと感じてしまいました。
この辺は個人差もあるでしょうが。
とはいえ、容赦のない描写は嫌いではないですし、続きも気になるので次巻を楽しみにしたいと思います。
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なんとも評価しにくい話だった。とりあえず、魔法少女にあまり興味がないので、共感・連想ポイントは少ない。
ただ、先の読めないお話は興味深かったかなー。
主人公とか空気だし、なんで男の娘?とか思ったけど、要するにリョナ描写するのに女の子だとやりづらかったからなんだろう。
けっこうえぐいシーンも多いけど、所詮商業誌だからか、生ぬるい。
プリティーサミーがモデルの8歳幼女誘拐監禁陵辱殺害とかかなり思い切った設定をぶち込んでるくせに、描写は全然ないし。てかかけるわけないけど。
「そこはご想像にお任せします」でもいいんだけど、ただひとつ、監禁期間をたったの三日とわざわざ明記している点だけは、生ぬるいなぁと感じた。
想像の幅が狭くなる。想像させるなら余計な設定だし、そうした狙いがないならそもそも陵辱設定がいらないだろ。まあ、どうでもいいか。
いまいち、好みの話ではなかったけど、単巻読みきりもののお話としてはそれなりに楽しめたかな。
欝系の話なのかもしれないけど、キャラに対する愛着がまったくわかなかったので欝としては弱かった。
・・・単巻かと思ったら続き物かよ!散々引っ張って、以下続巻かよ!がっかりだよ!結着させろよ!
ということで、続巻が出てもあんまり読む気はしないかなぁ。短編読みきりなら面白かったかもしれないけど、こんなグダグダの設定で長々やられてもぜってーだれる。
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【動機】伊藤ヒロでkashmirなので。
【内容】おしゃれでキラキラな魔法少女のお話。
【感想】猿轡によって呪文を封じる発想に感心した。やはりエログッズは強大な力を封じ込める古代兵器なのだ。
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「男の娘が魔法少女になる」と聞いて手に取りました。
事前にレビューはチェックしていたので覚悟はしてたんですが・・・いやぁ、予想以上に容赦無い!
女の子だろうがなんだろうが遠慮せずにボコッてます。可愛いイラストとのギャップが凄まじい。
続きがありそうな終わり方だったけど、出るんでしょうかね。
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…続くんかい!
元ネタが…特に某美少女戦士は色々まんま過ぎてつらい。いい意味で。
うう、しかしえぐい…
まあまあ面白かった…けど、みんなのために戦ってくれた魔法少女たちのためにも、馬鹿馬鹿しくてもいいから最終的には愛と勇気にリアリティを打ち負かしてほしいなー