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この巻の主役はブリジットだろう(フィリップもある意味主人公と言えるけど)。ブリジットの過去と復讐と通じて、横の繋がりが無くてともすると希薄になりがちだった「手品師」たちに、血の通った表情を与えているように思えます。
戦後が舞台の話ならよくある話といえばそうですが、じっくり読ませる内容になってます。
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あと一冊で終わるの?
侯爵夫人の、幸せな日々の描写が足りないのが気になった。
興味が公爵夫人にうつってしまった。
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ザ・ジャグル第四巻、初の殉職者を出しながらも激化の一途をたどる〈ワルキューレ〉との衝突、オフィールの行く末は如何に。
前巻からスポットライトが当たっていて不安だったが、残念なことにフィリップが舞台から退場することに、ラストシーンはとても綺麗だった。明かされたブリジットの過去やフィリップの後釜としての新顔グリゼルダが加わりジャグラー隊員たちの様相も変化してゆく。ベールを脱いだゲルトルーデのバトルシーン等も楽しめ佳境に入る物語、次巻で完結とのことでどのような幕が下りるのかが楽しみ。
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☆3.7
フィリップが死んだことにびっくり。なんとなく、誰も死なない作品かと思ってた・・・。けどこれで緊張感は出たかなぁ。ブリジットが夫と子供を殺した仇をみつけて復讐に走ったり。でも結局自分の手で殺せなかったから、ブリジットの戦争は終わらないんだろうなぁ。