投稿元:
レビューを見る
元々06年に単行本で発刊の作品ですがこの
文庫に修正、加筆...してるのかな? iPadとか
ツイッターとかあるもんね。元々、ラストも
こういう展開だったのかな? 気になるなー。
これを「警察小説」というのなら多くの警察小説
ファンは半分を読まずして放り投げ捨てるであろう
異色中の異色な「警察小説」。...つーか違うじゃんw。
タイトルにもある誘拐でもないしw。
登場する全ての人物の大人が全員、ろくでなしで
あざとくて、汚れてて...etcetcと10歳の少年の目線から
したらかなり失望感満載。事実ストーリーのラストには
周囲の大人達より、少年を殺害した犯人の「須田」の
方がむしろその下等動物並みの単純な行動原理が
清々しく思えるようになってますw。
こんな警察はイヤだ...的な「警察小説」。
投稿元:
レビューを見る
表紙だけ見ると、THE警察小説の体だけど・・・。
THE警察小説を期待して読むと、がっかりすること請け合い。
犯人はもとより、警察、被害者家族などなど登場人物がみんな残念。
残念すぎて笑える。とはいえ、これが現実だったら笑えないか。
投稿元:
レビューを見る
2010.09.07
文庫裏のあらすじを読んで、警察小説が結構好きなので読み始めた。
20ページまではちょっとドキドキして読んだ。
しかし、それ以降は・・・・・・。
途中なんども表紙を見たり、あらすじを読んだり、オビを読んだ。
「・・・・・・」
あまりにつまらなくて途中でやめようかと何度も思ったが、もう少し読めば面白くなるかもしれない、という淡い期待を抱き読み進めた。
そして、読了。
確かにオビに書いてあるとおり「こんなのありかよ!」という、驚愕のラスト、だ。
しかし、それにも限度があるだろう。
ここまで、中身とあらすじとオビと表紙が合ってない本は初めてだ。
まぁ、礼乎くんの思考がちょっと救いだったかな。
しかし・・・こんなのありかよ!
投稿元:
レビューを見る
戸梶啓太の本は麻薬である。
形容するなら、
話の内容は
バカバカしい、くだらない、しょうもない
出てくる人間は、
DQN、激安、低能
「誘拐の誤差」というタイトルと、
警察小説っぽい表紙に戸梶啓太の新路線か?
と思わせといて、読んでみると内容は安心のばかばかしさ。
毎日朝から晩まで抑圧されるサラリーマンは、
変態的な刺激を求めてまた戸梶の本を手に取ってしまうのである。
投稿元:
レビューを見る
10才の小学生の誘拐殺人事件?
物語は、被害者少年が幽霊になって見たものを書き記すという、「こんなのありかよ!」という設定なんだが、幽霊少年が見たものの、あれもこれもが「こんなのありかよ!」という、ゾっとする怖さを秘めた異色の警察小説
救い用のない登場人物ばかりで、途中から読むのも嫌になってしまいましたが、最後の結末で少々持直しました。
(2010/10/20)
投稿元:
レビューを見る
10歳の男の子が、ひょんなことから殺されてしまう話。
冒頭から凄惨な内容を想像するも、殺された男の子は霊魂となって、人間の思考を読み取り・・・
想像以上に、先の展開が気になってしまう、とても面白い話。
人間の表と裏を知ってしまうと、真面目な話もおかしく思える。
ラストは、最初、今一つと思っていたけど、あれはあれでいいのかも。
投稿元:
レビューを見る
誘拐という言葉でミステリを連想してはいけない、そして犯罪に理由を求めたり、背後の事情に涙することを求めたりしてはいけない。犯罪の背後は結局こんなものだという、裏側を殺された本人が幽霊となって眺めてみましたという小説。救い?許し?一般のお涙ちょうだいのホントは完全にすっぱりと手を切った作品です。まぁ、こんな変化球というか、とことん直球もたまには蟻かなぁ。
投稿元:
レビューを見る
タイトルと紹介文から勝手に誘拐物だと思っていたら、実は違うと判明。
ひとまず読んでみましたが、まず最大の謎の様に紹介されていたことがあっさりとくだらない理由だと発覚してがっかりしました。
また登場人物の行動や思考があまりにも偏り過ぎていて、途中それが良いと思える場面もあったものの、全体がその様になってしまうとうんざりしてしまいました。
期待していただけに残念でした。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに面白いミステリーが読みたいなぁと
本屋をさまようこと数十分。
POPとか帯を見る限りこいつは面白そうだ!
と選んだこの本ですが・・・
全然ミステリーじゃないし・・・
まぁ軽快なノリで読む文には楽しいと思いますが
ミステリーが読みたかった私には
なんとも残念な感じでした・・・
投稿元:
レビューを見る
最後スッキリするかと思いきや、そうでもなく。微妙でした。
途中までは面白かったんですけど・・・・ね。
投稿元:
レビューを見る
タイトルと硬質な表紙から完全に本格的な警察モノだと思い込んでついつい購入。しかし、その思い込みは読み始めてすぐに打ち砕かれる結果となった。登場するキャラクターは全てが見事にバカばっかりで、当初抱いた警察内での軋轢や犯人との駆け引きといった展開イメージをことごとく粉砕してくれた。。。
…確かにとんでもない"異色な警察小説"かと。。しかし、タイトルの「誘拐」って何??
表現的に行き過ぎな部分を除けば、ある意味では人間の本質を描き出して真の現実を反映させた作品とも言えるのかもしれないが、あまりにもディープすぎてここまで人格破綻者だらけの社会を提示されると、「じゃ〜ね〜♪」と去ってく少年の心情に同感するしかないって感じで。。。犯人である須田のバカさ加減はともかく、親も警察もここまでって。。。
確かに本能のままに突っ走る須田だからこそまっとうな捜査線上に浮いてこないって展開はいいけど、事件を湾曲させてる原因が警察自身で直接事件とは無関係の人間ばかりを追いかける。そして追いかけられる方もまた歪んでるといった正にどうしようもない奴らのオンパレードだと、さすがに現実は「もう少しマシだろ」と言いたくなる…。
人間の愚かさや、大人のあざとさ・厭らしさを10歳の少年を通して浮き上がらせ、人間の本性に迫っていった作品なんだと解釈したい気持ちもあるが、『いや、それは考え過ぎ?』というも思いもあり複雑な後味だ。。。
まぁ、とにかくここまで破天荒な展開だと、バカバカしくも楽しんで読めた作品ではあった…
投稿元:
レビューを見る
戸梶圭太【誘拐の誤差】読了。自分が読書をするきっかけを、与えてくれた小説家が戸梶氏だった。キャラクターの立て方や、奇想天外の展開に魅力された。とはいっても色々な小説を読んだ今、改めて戸梶氏の作品を読むとイマイチ盛り上がれんかった。
投稿元:
レビューを見る
うーん。何と言うか「掟破り」な感じがする一冊。
「この手があったか!」と帯の賛辞にあったが「この手をやって良いのか!」と言うのが本音ではないだろうか?
投稿元:
レビューを見る
とにかく胸くそ悪い。登場人物にまともな人間な一人もいない。書店のPOPで「今野敏や佐々木譲の警察小説のような面白さはありません!」とあり、もともと正統派でないものも好きだから読んでみたのに違う意味でまた騙された。
投稿元:
レビューを見る
書評家・書店員W推薦の一冊
筒井康隆が書けばもっと面白かった気がします
昔の作品を読んだ気分
スラップスティック作品ですね
推理小説だと勘違いしました