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「来年のこの日、またこの場所で逢おう」と言われ、様々な葛藤を繰り返しながら1日1日を過ごしていく、いろんな女性の姿を描いた作品。
いいところで終わってしまってたから、「なんじゃこの短編集〜!!」とか思ってたら、ちゃんと最後には話が繋がってたからひと安心。
半信半疑なまま、1年の間に無理矢理連絡をとろうとする人、息子と夫をおいて毎年順調に逢いに行く人、いろんな人がいるけど、私はやっぱり不倫は許せないので「シャドウ」の奥様にはイライラしっぱなしでしたが…
「コンスタレーション」はすごく共感。
1年という期間を信じられずに途中で出会いもあって付き合うのだけど、心のどこかでは信じたい気持ちもあるという。
まさに葛藤。
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年に一度しか出会えない相手が居るとして。
まだ独身の頃だったら、好きな人と年に一度しか会えないなんて堪えられないと思っただろう。
でも、そんな想い方があっても良いのかもしれないと思えるようになった。別れた後の人生を思えば、一年はきっと短い。
どうしよう、どうしたら、という気持ちには苦しいほど共感できた。
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ひたすら、わかるなぁ・・・と思った。
結末がないところまでどこまでも現実的。
この方の作品が爆発的人気にならないのは、
リアルすぎるからじゃないかと思った。
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【あらすじ】
女はどれだけ縛れるか。男を。自分の心を。同じ日に同じ場所で一年後に会う約束をして別れる、二組の男女。七回目の秘密の逢瀬を重ねる主婦、一年後の約束に思いを募らせるOLの姿を、香港を舞台に描く。
「僕は待っています。必ず」来年の同じ日に、同じ場所で。男と女は再会の約束をした。一年後の再会を約束した男女の愛のかたち。
【感想】
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香港で偶然出会った男性と、連絡先も交換せず1年後に同じ場所での再会を約束するという共通のテーマをもつ短編集。
自分の感覚とこれほどギャップがあるのは、作者が女性だからか。
永井氏が書くミステリー作品に対してはこんな風に感じなかったのにな。
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短編かと思いきや、徐々に話がつながっていく、香港を舞台とした話。年に一度の二人とその周りの人間関係を描いたラブストーリー。
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ドラマティックなような、
ひどく冷めたような、
恋の短篇集
結局、すっきりと答えが出ないまま、
そらぞれの年に一度の日…
読後感ちょいモヤモヤ…
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たまたま重なった人生のひと時が、後押しをするのか、それとも狂わすのか。想像の翼を広げてみるとなかなか面白いのですが、ちょっと物足りないかな。