紙の本
攻め×攻め
2016/10/31 22:58
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻め×攻めの話?かな?
生真面目すぎる千里と、天然すぎる虎之介の組み合わせなので、笑える場面が多々ありました。
恋人同士になってからどちらが攻めるかじゃんけんするとこが特に…w
千里が虎之介の胸ぐらをつかみ「恋人になってやる」と宣言したシーンはグッときました。
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家柄も男としてもハイレベルな二人の物語。
一人の男を挟んでのライバルがいつのまにか・・・。といういい感じのシチュエーション。タイプは正反対だけど強い男の二人。
対等な立場で甘々な二人なんだろうなぁ。
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子どもの頃から好きで大切にしていた勇美が今度結婚するという。勇美を巡って小さな頃からライバルだった虎之介と共にショックを受けるが、虎之介が相手の女性のあら探しの為に協力しようという申し出に了承した千里。
一緒に生活するうちに虎之介の良さを認識し出し、あろうことか抱かれてしまう。
えっと。
面白かった、のかな?
まあ、純情な堅物が遊び人の持つ良さを認識して相手を認め始めて、だけど自分の気持ちについていかない、という心理は丁寧に書かれていたと思うけど。
千里のおばあ様が、千里が男しか愛せないと言っても驚かないところがすごいと思いました。嘘臭いんだけど良いことは言ってた。
エロ度は少なめ。
イラストは高階佑先生。
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由緒正しい家柄の御曹司・鷹藪千里は、幼い頃からたった一人、想い続けている人がいた。
彼の名は、兎本勇美。
勇美は、心優しく、まっすぐな青年だった。
そして、そんな勇美を挟んで、ライバルといえる男がいた。
彼の名は、宝生虎之介。
彼は千里と同じ学校に通っていたが、まったく正反対の性格で、家も世界的企業の跡取りで大の資産家であった。
そんな二人が同時に、勇美から呼び出された。
当初、虎之介が一緒だとは知らなかった千里は、「相談事がある」とはっきり要点が書かれていないメールに、てっきり自分の想いが通じたのかと思ったものの、虎之介と鉢合わせしたことで、そうではないことを悟る。
それどころか、現れた勇美に聞かされた内容は、「年上の女の人と結婚する」という内容であった。
まさかの事態に呆然とする千里と虎之介。
そして、犬猿の仲の二人が、勇美の結婚を阻止するために手を組むことになった。
まずは情報収集とばかりに、虎之介は相手の女性を監視するために家を借りていて、そこに千里に同居して交代に監視するように言われる。
他人のプライバシーを覗き見るような真似は嫌だ、と断りかけた千里だったが、「逃げるのか」という虎之介の一言に引くに引けなくなってしまう。
仕方なく、虎之介と生活を共にするうちに、虎之介の知らなかった一面を目の当たりにすることになって――
という話でした。
千里は、意地っ張りで負けず嫌いだけど、根は素直で。
あまり他人に急接近されることもすることも慣れてなくて。
思ってもない近距離で、虎之介と生活することになってだんだんと虎之介にほだされてしまう――という話。
どっちも不器用な大人が、不器用なりに距離を近づけていく話でした。
なんというか……千里の素直さでこの話は持ってるんだなーという気はしました。
これで千里がもうちょっとひねくれていたら、なかなか話が進まなくてイライラしそうです。
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御曹司×御曹司……ボンボン好きにはごちそうのようなカップリングです。ごちそうさまでした。
攻めはとんでもない大金持ち、受けは由緒正しい家の当主。そこに幼なじみの庶民くんが絡むのでほどよい居心地のよさを感じました。一本筋の通ったご先祖さまを敬いまくる受けさんかわいい。お屋敷住まいだけど普通の会社員というのもなんか風情があってよいです。
「自家用機で今からフランスにワインの試飲にいこう」とのたまう攻めが、とても好きです。大金持ちは言うことが違うよ……