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私はカトリックではありますが、バチカンの歴史に関しては非常に冷静に受け止めているつもりです。
実際ここにでてくるバチカン銀行の存在やそこにどの様な金が流れ込んできているか、、。
そんな天国か地獄かわからない中で、バチカンの対面を必死で保とうとする人々の想像以上のもがきが、まるで、経済サスペンスの映画を観ているかのようにどきどきしながら読めました。
でも、これは真実。この本の出版に対して、バチカンの沈黙。
あえて傷を広げてはいけないのか。
信者もきちんといわなければいけない時代が来ているのかもしれません。
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読み終えた最初の感想は、「ふー、ようやく読み終えた」ということ。長い間謎に包まれてきたバチカンの「宗教活動協会」、通称「バチカン銀行」の裏で行われてきた、目を覆わんばかりの闇金融取引や、イタリア政治界や企業界を巻き込むスキャンダルを、その中心にいた人物の未公開文書を元に克明に描いたルポ。ページ数も多いのは多いが、それ以上にバチカンやイタリア政治についての予備知識が全くなかったせいもあって読むのがしんどかった。しかしタイトルから想像はつくものの、ここまでカネと権力にまみれた聖職者たちの姿をみると気分が悪い。
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カトリックの総本山は秘密のベールで厚く覆われている。その内側では贈収賄、マネーロンダリング等、金にまつわる不正が跋扈している。イタリア版『大統領の陰謀』とも言える調査報道の良書だ。
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キリスト教の総本山(?)、イタリア政界・財界が舞台の本。
金まみれの高位聖職者の悪質な資金洗浄(マネーロンダリング)、巨額賄賂、・・・。スケールが大きすぎて、凄すぎです。