紙の本
著名な在米被爆者の姿を娘世代がノンフィクションに
2022/03/27 13:42
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
広島で被爆して大やけどを負い、奇跡的に助かった笹森恵子さんの半生を追った、子ども向けのノンフィクション。
広島や平和活動をしている人たちの中ではとても有名な被爆者でメディアにも再々取り上げられてきたが、80年代に本人による自伝が出されたきり、笹森さん個人にスポットを当てた書籍は、なかったように思う。
ケロイド治療のために渡った、原爆投下国アメリカで、たくさんの心ある人たちとの出会い、持ち前の明るさで困難を乗り越えていく姿が描かれている。
被爆した人の数だけ、体験があり、生き方がある。
その一つの例として、大切にしたい。
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児童書です。
子供が戦争や原子爆弾について勉強するには、
良い一冊だと思います。
子どもだったころ、学校でいきなり資料映像と写真から
見せられて、そのあまりの悲惨さから、
映像がフラッシュバックとして、脳裏にこびりつき
不眠となり、心身症と病名をつけられた私です…。
夏中、一歩も外に出られず震えていました。
私が過敏すぎたのだとは思いますが、
この本は、子供がひどいトラウマになるような
写真などは、使われていません。
色んな子がいるので、すこしづつ勉強してゆく過程で、
年齢に応じて、知っていく方法もあるのかもしれません。
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広島の原爆で被災した少女シゲコさんのお話-と聞くだけで、悲しくて読むのがつらい・・・そんな風に感じた人にも、ぜひ手にとってほしい本です。シゲコさんの明るく優しい、人をひきつける魅力に触れてどんどん元気が湧いてきます。アメリカに渡りいろんな人たちと出会い、助け合って成長する姿が生き生きと伝わります。
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#シゲコ
#菅聖子
#偕成社
#児童書
#読了
広島で被爆した笹森恵子(しげこ)さん。ひどい火傷を乗り越えた後、なんとアメリカで看護師になり、平和を訴える活動を続けている。ノーマンカズンズさんは米国で最も早く原爆投下の問題提起をした人で被爆した方の支援をし、恵子さんを養子として受け入れた。
国と個人は違うなあと思った。アメリカでも民間レベルでは原爆により傷ついた方を救済しようとする活動が行われていたのだ。しかし原爆投下が正しかったという考えを持つ人がいるのも現実。文化や国がちがっても壁をつくらず、対話し、わかりあえずとも知り合おうとする努力が必要なのだなあ。
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原爆乙女と言う呼ばれ方は、原爆犠牲者と言うことが一番に来てしまう…
ヒロシマガールズと呼ばれた方が、柔らかい
原爆で犠牲になり
負傷し一人孤独に学校で寝かせれてたけど、家族が見つけてくれた
髪の毛はチリチリだし、顔も腫れて誰だかわからない状態の中
お母さんは、娘の着物を着た遺体を見つけてしまったが娘ではなかった
すごく嬉しかったことだろう
娘の顔が火傷で酷く、膿がたまっても何度も何度も献身的に看護してくれたおかげでよくなった
どんなに変わってあげたいと思ったことだろうか?
アメリカで手術を受けられることになった時、シゲコさんが
このまま日本にいては、両親が自分のことの心配が尽きないだろう離れて遠くから幸せを願ってくれた方がいいと思いでアメリカに行く決心をしたのが印象的
アメリカで平和活動をした時に
原爆を落とした搭乗員とは、思いが相容れないことがつらかった
原爆によって、戦争をはやく終わらせることができた、原爆投下は正義の行動で、今でも間違ってないと言う戦闘員
シゲコさんは、ずっと罪悪感に苦しんでいたと思っていた
私も戦闘員は罪悪感でいっぱいだと思ってた
アメリカでは、正義の行動と思ってる人が多い
平和がずっと続きますように
勇気、行動、愛
シゲコさんの素敵なスピーチを覚えておこう