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大学の勉強は難しい。
でも社会に出たら至る所で頭を使わなければならない。この本を読むと、知識だけではなく知恵の大事さが分かります。
知識と知恵の両方のバランスが取れた「出来る」人間への第一歩をこの本は教えてくれます。
(九州大学 学部生)
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『算数トレーニング―思考を鍛える50問』(中山理、2010年、中公新書)
小学校で習う算数の知識を応用した計算問題集。単なる計算ではなくて、文章題から計算を立てて解いていく。算数の知識なので、方程式は出てきません。が、取り組んでてけっこう難しいものもありました。主にビジネスの場で問われることもある計算パターンもあり、なかなか楽しい感じでした。
(2010年11月14日 大学院生)
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『算数トレーニング』というタイトルを冠しているだけあって、小学校で習う内容を元に問題を構成しているのがポイント。
平方根や方程式などの「数学」の力でついつい解こうとしてしまいがちだが、それはルール違反。
紙と鉛筆さえあればいつでもどこでも気軽に、でもしっかり考えさせてくれる問題を揃えてくれている。
ただ、通勤途中に読んでいたため、問題を読んで頭の中だけで答えを求められるような問題をより多く掲載していれば(ある程度はあったのだが)、歩きながらでも考えることができ、もっと楽しめたと思う。
また、個人的には、トレーニングになったという意味ではないが、「おわりに」の部分が一番考えさせられた。こどもの考える力を引き出すのは、結局は大人がいかに教えてこどもの好奇心や考える力を刺激するか、それ次第なのだなぁ。
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[江戸川区図書館]
同著書の「算数再入門―わかる、たのしい、おもしろい (中公新書) 」と一緒に借りた本。ただ、前述の読み物として楽しめたその本と違って、こちらは副題通り、クイズ問題集のようになっている。
ストーリー性ももたせた作りとなっているので楽しめそうだが、主人公が新社会人の会社でのハナシとなっているし、初問から最小公倍数に関する問題だったりと、せめて掛け算割り算くらいは習得した小学校高学年、もしくはやはり中学数学をかじったくらいでないと純粋に既知の知識から解法を試行して楽しむことはできないかもしれないので、子供と楽しむにはもう少し先かな。