紙の本
数学って、簡単に見えることほど、奥が深いようです。
2012/01/27 23:57
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
眠れなくなるほどではありませんでしたが、数学の発見や証明の話が面白かったです。現在でも証明されない(けれど実際そうなっている)命題に「すべての偶数は、2つの素数の和である」というのがあるそうで、いくつか考えたらなるほどそうみたいです。でも証明できない・・・。面白いですね。
紙の本
理解し難い。
2017/04/02 12:45
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投稿者:カニ叔父さん - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前後以前に本書籍シリーズを3冊ほどまとめて購入し、そのまま『積読』状態でした。元来、数学が得意ではなく・・・当時、何気に手に取った記憶(しかも3冊も)しかありません。本書籍は、3章構成となっており算数、数学は、実生活に密接なつながりがあり、けして学校教育のためだけではない事は理解できました。また、偉大な過去の数学者達に関する歴史的な話題も散りばめられているのですが、どうも抽象的な内容が多く明確さに欠けていた点が残念でした。加えて3章後部で紹介される『グラハム数』に関しては、何を書かれているのか?全くわからず、僕には理解し難い世界であると改めて認識しました。でも一番最後に明記されていた『感動的な数学者のはなし』の登場人物には興味を引かれました。
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面白くて眠れなくなるぅぅ?
俺は眠くて仕方ない本だった。
数学者の自慢話を聞かされてるみたいだった。
下らない一冊。
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学生時代を思い返すと、必要性に駆られて難しい数式を解いていませんでしたか? その理由のほとんどが「テスト」ではなかったでしょうか。数学や算数を「苦手だな~」という思い出と同時に、解けたときの感動は、他教科よりも鮮明に残っているのではないでしょうか。
「算数(数学)なんて勉強したって、生活の役に立つの?」と、役に立つか立たないか、という見方ではなく、生活の中に算数や数学を感じられる感性を身につけてほしいなぁと思います。
歴史や文学のように人の手で書き変えられる心配のない数学の世界。知的欲求を満たしてくれる数式の魅力を感じて下さい。
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数学大嫌い文系人間の私。でもなぜか経済学部。でも、数式は文章だというゼミ教授の言葉通り、この本の作者も「数式は文章だ」と言っている。あーあーもっと早くに出会いたかったなーと。
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面白くて眠れなくなる程では無かったけど(笑)
それなりに面白かった!
数学は学生の頃から好きな教科だったし。
もう一回、ちゃんと数学を勉強しようかな。
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小話が面白くて簡単に読める。でも、数学の世界から広げて日常生活に一般化したときの表現が違和感を覚えて、どうも実用性に欠ける。5-6回読みなおせば、間に5-6行文章が浮かんできて、ようやく話の筋が見えてくることもあるけど、それじゃダメだよね。。
・数式を音読できないことについて、「数学は言葉」(P31)
・ピダゴラスが言った「万物の根源は数なり」は、自然の数、理性の象徴であった(P143)
→それでも無理を追求する人間。
・岡潔は、「数学は生命の燃焼によって作る」といい、その論理の根柢にあるのは情緒であると語っている。(P192)
・ウェーバー=フェヒナーの法則のように、「人間の感覚は定量化できる」(P41)
・黄金比について、「√2はコピー用紙の機能性をつくりだす数として、√5は美をつくりだす数として活躍している」(P66)
・「地球の北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の1」がメートル(P82)
・
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久しぶりに「数学」に触れて、学生時代得意だった計算がこんなにわからなくなていたことに愕然としながらも、数学のロマンを改めて感じた。
知れば知るほど数は不思議で不可解で美しい。
数は計算は、論理的で裏切らないと思っていたが、その一方でこんなにもまだ解明されていない学問なのだということを知った。
数学に魅せられ、その人生をかけた人のことがほんの少しわかった気がする。
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数学が身近にあること、数学が言語だということ、数学が他の学問と密接に関わって育ってきたことを、改めて認識させてくれる本。
本書にでてくる人物、歴史、用語など、もうちょっと深く掘り下げてみようかなと好奇心書き立てられる内容です。
ただ、数式がでてくる内容は、横書きにしてくれたらいいのに。
゛iPod は数学が奏でる゛
゛大工道具に息づく白銀比゛
゛√は根のように゛他
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数学の豆知識が盛り込まれています。
関連性のないものばかりなので、目次で興味をそそられたものだけを読んでも楽しめましょう。
ただし、説明されてはいるけれど文系には馴染み無い式が綴られていると思います。
ですからそう厚い本ではないにしても、読了に時間を要するかもしれませんね。
挑戦してみてください。
読了後には数学嫌いなどは和らいでいること請け合いです。
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読みやすく、身近な話題と結びつけて、数学のトピックを紹介している。
グラハム数の説明がすごく刺激的だった。
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数学が苦手な私ですが、タイトルに惹かれて(興味が持てるようになるかもしれない)と読んでみました。
数学というとそれだけで堅苦しいイメージがありますが、冒頭分を読むと、かなり日々の生活に根差した数の不思議を教えてもらえるようで、期待感が高まります。加えて目次が手書き風なところに、親しみが持てました。
著者は、数学を美しいものとして、かなり心酔しているようです。たしかにギリシア文字を使っているところは、難解ですが、ドラマチックでもあります。
因数分解が、ネットセキュリティの暗号技術で使われていることを知りました。
二ケタの素数の積算の数字が使われ、素因数分解して解読するような手順を踏んでいるそうです。知らないところに、そういった仕組みが機能しているとは。
また、クレジットカードの会員番号は、4ケタの場合、1の位から数えて偶数番目のふたつの数字を二倍し(そこで10以上になった場合にはそれぞれの数字を足し)、4つの数字を足した合計が、10で割り切れたら、正当な番号と判定されるとのこと。
つまり、「3491」の場合、1の位から数えて9と3が偶数番目になるため、
9×2=18 1+8=9
3×2=6
1+9+4+6=20÷10=2、割り切れるから正当
ということになるそうです。
そんな複雑な数構成になっているとは、知りませんでした。
また、ピタゴラスは鍛冶屋の槌の音から協和音に気付き、そのルールを自然数を使って解き明かしたそうです。
それはピタゴラス音律と言われるとのこと。初耳でした。
また、7月22日は「円周率の日」とされているそうですが、そのわけは、7分の22は、3.14になるからだそうです。
3月14日は、「数学の日」だそうです。また、πにちなんで、「パイの日」ともされるとのこと。
なかなかしゃれています。
ほかに、AMラジオの周波数はすべて9の倍数だなど、驚きの知識を得ることができました。
これは、はじまりの周波数が531キロヘルツで、9の倍数だからだそうです。
ちなみに、9の倍数の数は、ケタのすべての合計も9の倍数になるとのこと。
9×9=81 8+1=9
9×106=954 9+5+4=18
すごいですね。
たしかに、数学の世界は奥深く、そして不思議な秩序で成り立っています。
その魅力に取りつかれた人々が、人生を捧げてフェルマーの法則などの解明に力を注ぐのでしょう。
一読した時におもしろくて、(頭が回っている時に読み返したら、かなり理解が深まりそう)と思い、頭の回転が良い時に再読してみましたが、悲しいかな自分の理解能力のキャパ上限に達してしまい、思うほど理解はできませんでした。
それでも、数学への苦手意識を取り去って、楽しく読めた一冊でした。
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数学の英語読みと日本語読みの差。
因数分解でパソコンの暗号化。
おならのにおいは半分でも臭いのか→対数→精神物理学→心理の定量化
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結構面白いので、図書館で何度も借りてちまちま読んでる。一気に読みたい本でもじっくり読む本でもないので、購入してトイレにでも置いておくことにする。子どもにみてもらいたい本。
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この手の本を読んだことのある人だったら、たいてい知っている内容だと思う。それでも、おつりを簡単に計算するテクニックは、頭の中でやっていることだが、文書にされるとなるほどと思う。